どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は「社会的に立場の弱い人」や「周りから差別される人」について書いてみます。
夜の世界で働く人間も、ある種の社会的弱者
僕らのような夜の世界の人間は、基本的に差別をされています。
その意味で、僕らはある種の「社会的弱者」の側面を持っていると言えます。
夜の世界の人は、昼間に働いている人たちから「あぶく銭を稼ぐ仕事なんでしょ?」みたいに軽く見られがちです。
僕は、そうした偏見を変えていきたいと思っています。
だからこそ、こうして積極的に情報発信をしたり、人前に露出したりする活動をしています。
夜の世界で稼いでいる人は、「能力は低いけど、夜の世界だから稼げている人」では決してありません。
ものすごく能力があって、夜の世界を自ら選んで仕事をしている人もたくさんいます。
「自分はこの世界じゃなければ輝けない」と自覚し、大きな生きがいをもって、この世界で働いている人もいます。
人それぞれに、さまざまなバックグラウンドがあるんです。
そして、自分の仕事に誇りを持っている人もたくさんいます。
まずは、そのことを知ってほしいです。
またそうやって、自分以外の立場の人の境遇や生き方について、想像力を働かせられる人が増えてほしいと思っています。
生まれの不幸を呪わないで! 新しい世界、おもしろい人に必ず出会える
夜の世界で働く人に限らず、世の中には「周りから下に見られている人たち」「社会的に立場の弱い人たち」が沢山います。
そうした人たちに僕が伝えたいのは、「それでも世の中は捨てたもんじゃないし、歯を食いしばって一生懸命生きていれば、必ず報われる日が来る」ということです。
そして「俺みたいなアホな仲間たちとも絶対に出会えるぞ!」ということです(笑)。
あなたの身の回りの世界だけが、世界の全てではありません。
努力を続け、成長を続ければ、面白い人たちにたくさん出会えるし、新しい世界があることにも気がつけるはずです。
そうやって未来を見据えて頑張るうえで大切なことは、「自分の生まれの不幸を呪わない」ということです。
僕も昔は、自分の生まれの不幸を呪っていた時期がありました。
自分の親は厳しい。
自分の家は貧乏だ。
周りの家は裕福だ。
そう考えて、自分を呪いつづけていました。
しかし、ある日、考えたんです。
肝心の「俺」は何をしたんだ?と。
そこで、「何もしていないじゃないか!」と気づきました。
そして「俺もやってやろう」と決意し、辿り着いた仕事がホストだったわけです。
「逆に恵まれてなくて良かった」と思える日が来る!
ホストの仕事をはじめてからは、「俺って逆に恵まれてなくて良かったかも」と感じるようになりました。
僕は、自分と同じように恵まれていない人の気持ちが分かります。
そこから成り上がった人の気持ちも分かります。
調子乗って天狗になって、賭けポーカーでやらかしちゃった人間ですからね……。
もう、ジェットコースターみたいな人生を送らせてもらっています。
良いことも悪いことも色々とありましたが、おかげで充実感のある毎日を過ごしています。
だから「自分は恵まれていない……」と感じている人には、「恵まれていないって、逆にチャンスだぞ!」と僕は言いたいです。
恵まれていなくても、努力を続けている人、「いいヤツ」でいつづける人は、いつか勝てます。
なかなか勝てなくても、僕はそういう人が勝てる世の中を作っていきたいと思っています。
僕も頑張るので、このブログを読んでいるみんなも頑張ってください!