日刊スポーツ記者が見た11月下旬三連休前夜の歌舞伎町模様
参考サイト:https://www.nikkansports.com/entertainment/column/hdesk/news/202011210000540.html
「寒くなると、新型コロナウイルスの感染者が増えるのでは?」といわれていましたが、11月下旬になり予想されていた通りになりつつあります。
11月中旬は、最高気温が20度を超える日がたくさんありました。秋晴れで過ごしやすい日が続くと、外出したくなるもの。
それもあり、より一層感染者が増えたのかもしれません。
今回は、日刊スポーツの記者が新宿歌舞伎町を歩いた際に「どのようなことを感じたのか?」をお届けします。
3連休前夜の歌舞伎町で「色恋は自粛できない」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース https://t.co/tvxZQNkoz5
— 蒼緋紫苑(そうひしおん) (@souhi_shion) November 21, 2020
2020年11月20日(金)夜の歌舞伎町は?
11月20日の夜は、ポカポカしており季節外れの温かさ。新宿駅には気温を表示する板が設けられています。夜の時間帯にもかかわらず『22度』という表示が。
「あくまで筆者が見た時間帯とエリアにおける個人的な印象」といった前置きをした上で書かれていますが、連休前の金曜日にしては、人が激減した印象は特にないといいます。
もちろんコロナ禍以前の時期と比べれば、かなり人は減っているものの、出歩いている人はしっかりといるといった感じなのでしょう。
歌舞伎町2丁目エリアにいるホストが若い女性に…
新宿2丁目のエリアに足を踏み入れた記者は、路上に立つホストを目撃。そのホストは道行く女性に「初回どうですか?」と声をかけていました。ホスト遊びはお金のかかるイメージがあるかもしれません。しかし初回のみであれば、1万円以下で遊ぶことが可能です。
ただしこの客引きという行為は、違法とされているのを忘れてはいけません。
・風俗営業法
・迷惑防止条例
上記の2点から客引きは禁止されています。
警察も全てを、くまなくチェックすることは不可能なので、ある程度はスルーされているところも…。
しかし体に触れて、強引に店内へ入れようとしたり、進路をふさいで威圧したり、つきまとったりすれば、これは完全に迷惑防止条例に該当するため、しょっぴかれる可能性が高くなります。
コロナ禍で変わりゆく歌舞伎町の風景
新宿にあった『ダイコクドラッグ』の新宿11号店や新宿東口店が閉店したり、35年以上の歴史があった老舗のゲームセンターも年内で閉店することが変わるなど、2020年だけでかなり歌舞伎町の街並みが変わりつつあります。
新型コロナウイルスによって、外国人観光客を見込めなくなり苦境に立たされているホテル業界。
中でも攻めの姿勢を崩さないのがアパホテル。2020年6月に『東新宿 歌舞伎町タワー』がオープン。今後どのような営業方針で利益をあげていくのが注目されています。
歌舞伎町らしい文言「色恋は自粛できない」
歌舞伎町で営業しているホストクラブは、新たにばりばり稼げる人材を常に欲しています。そのため大型宣伝トラックを走らせて、派手な宣伝を行っています。
記者の印象に強く残ったのがあるホストクラブの宣伝トラックに書かれていた文言。「色恋は自粛できない」というもの。
誰が考案したキャッチコピーかはさておき、何かと自粛を要請されがちな、コロナ禍でも生き抜くスタンスをわかりやすく表した言葉といえるでしょう。
色恋は自粛できない pic.twitter.com/X0DgwfZwrZ
— 与儀大介🔰志木市議会議員 (@daioki0430) November 15, 2020
ローランドの美貌は鏡の数と関係が…?帝王宅に大量ミラーが…
ローランドといえば、男性でありながら類まれなる美貌を誇ることで有名。
「実は彼の美しさって、鏡で自身の姿をチェックする頻度の高さと関係あるのでは?」といった疑惑が持ち上がっています。
ローランドさんの新居、鏡多くてミニマリストで無駄な物一切無くて宮殿みたいな感じなのに最高級なシアタールームにラブライブとプリキュアの円盤置いてあるの面白過ぎるでしょ笑
どこまでファン層広げるつもりなんだ笑てかスタプリ見てくれてるの嬉し過ぎる😭 良いよね…https://t.co/c8eIBvQN7H pic.twitter.com/hTAd6jyUrv
— なつめンゴ先生feat.なつみ (@natumequartet) November 20, 2020
『THE ROLAND SHOW』で新居を公開した帝王
様々なローランドの情報をお届けする人気YouTubeチャンネル『THE ROLAND SHOW』。自身の経営する脱毛サロンで働く実の弟を出演させるなど、プライベートな情報もどんどん出すのが『THE ROLAND SHOW』の特色。
11月20日に配信された『THE ROLAND SHOW』で、新居を公開した帝王。
一戸建てではなくマンションなのに二階建てというのは、いかにもローランドのスケールが表れています。
暖炉のついたプライベートバーなど、やはり徹頭徹尾スタイリッシュ空間に仕上げるのは、彼一流のこだわりでしょう。
コロナ禍で家にいる時間が増えたゆえ快適に過ごしたい
ちなみに2階のシアタールームでは、『プリキュア』『ラブライブ!』などのアニメのDVDを観賞するのだとか。
コロナ禍で明らかになった「あのローランドがラブライブの大ファンだった!」というのは、なかなかにセンセーショナルなにニュースでした。
広い空間で大好きなアニメ作品に浸れる時間は、多忙な帝王からすると貴重なリラックスタイムなのでしょう。
番組Dソンさんからの疑問「鏡多すぎない?」
『THE ROLAND SHOW』といえば、名物ディレクターのソンさんが欠かせない存在。天下の帝王に対して臆せぬ物言いをしたり、時には真剣な悩み相談をしたりと、人間味あふれる人気キャラのソンさん。
ローランドの新居に入ったソンさんの率直な疑問。それは「鏡が多すぎないか?」ということでした。風水的にも、大量の鏡を家に置くのはよくないとされています。
これに対しローランドは「最強の風水って知ってますか?」と逆に質問。答えられないソンさんに「家のなかにローランドを置く」と名言を放った帝王。
美を追求したいローランドにとって、鏡数個では満足いかない模様。
こちらの配信を見たユーザーからは「(ドラゴンボールの)精神と時の部屋みたい」といった感想が…。
自宅大量鏡配置は、強靭なメンタルでしかも自分がこの世で最も美しく価値ある存在という自信があるゆえできること。
いくらローランドに憧れているからといって、安易にマネしない方がいいでしょう。
手塚マキが鈴木涼美&ダースレイダーと鼎談することが決定
参考サイト:https://www.gentosha.jp/article/16989/
コロナ禍で最も積極的に動いたホストクラブのオーナーといえば手塚マキさんかもしれません。
新宿の行政や保健所と手を組み、先入観を抱かれがちなホスト関係者のイメージを「しっかりコミュニケーションがとれる人物」といったものに変えるべく、責任ある行動を続けてきました。
新宿区長と定例会を開き、がっぷりよつで新型コロナウイルスと取り組む姿勢に心を打たれた人もきっといたはず。
また「ホストに教養を!」といったテーマで取り組んだホスト俳句という企画も話題を呼び、『ホスト万葉集』は重版を重ねています。
2020年12月7日、手塚マキさんが作家の鈴木涼美さん、ラッパーのダースレイダーと鼎談することが決まりました。
こんなに濃い組み合わせはめったにないでしょう。会場観覧ご希望の方は、11月24日締め切りです。
【12月7日オンライン/会場開催】
手塚マキ×鈴木涼美×ダースレイダーが「歌舞伎町のホストクラブ」で語り合う|幻冬舎plus https://t.co/DC4iR6nQt5
— 幻冬舎plus (@gentoshap) November 21, 2020
どのような内容について語り合うのかチェックしていきましょう。
会場は『スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン』
手塚さんの経営するホストのグループはスマッパ。会場となった『スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン』は、マリー・アントワネットの恋人の名前から引用されています。
10名限定で『スマッパ・ハンス・アクセル・フォン・フェルセン』の観覧席を設けることも決定。
まだホストクラブに足を運んだことがない人は、未知の空間に足を踏み入れる絶好の機会かもしれません。
鼎談のテーマはズバリ『ホストクラブ』
2020年の春は、コロナ自粛に晒され多くの店が営業を一時的にとりやめました。歌舞伎町のお店も例外ではありません。
手塚さんの経営するお店も、コロナ自粛を行っていましたが、その期間、全てのホストクラブが休業していたわけではありません。
「俺たちは関係ない」とばかりに営業を続け、しかも相当の利益を獲得したお店もあるといいます。
世間からすると、「なぜそんなときにまでホストクラブを営業するのか?」「なぜ客はホストと会いたがるのか?」、雲をつかむような話でしょう。
一般社会ではホストやホストクラブと直接触れ合う機会が、まずありません。業界に対する理解が進まないのも無理ないといえます。
そこで手塚さんは『ホストクラブ』そのものに焦点を当てて、ホストクラブにお客さんの立場で通ったことのある鈴木涼美さんと、ラッパーのダーヅレイダーさんをゲストに迎えて、鼎談する運びとなったのです。
「夜の街」を理解したければ、手塚マキの新著を読むべし!
手塚さんといえば、自身がかつて経営した歌舞伎町初の書店である新宿ブックセンターを手掛けるなど、ホストのイメージをダーティーなものからポジティブなものに変えようとする試みを数多く行ってきました。
自身が売れっ子ホストだった経験があり、今も経営者として現役ホストと関わっている手塚さんは、ホストクラブやホストを知り尽くしている存在。
そんな手塚さんが2020年11月26日に『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』という本を出版。
『新宿・歌舞伎町 』
人はなぜ<夜の街>を求めるのか
(幻冬舎新書)1年以上掛かりました。
歌舞伎町の歴史を紐解きながら、歌舞伎町らしい逸話と共に、歌舞伎町で生きるということからみえる、生きるということについて書きました。
11月26日発売です。https://t.co/eHmjmZGTxl #Amazon
— 手塚マキ (@smappatekka) November 13, 2020
小池都知事が再三再四繰り返したことで拡散された「夜の街」というフレーズ。
そもそも人々にとってなぜ「夜の街」が必要なのかを手塚さんの視点で掘り下げた渾身の一冊となります。
まだホストやホストクラブに対して、ぼんやりとしたイメージしか描けていない人は、手塚さんが自身の経験から紡ぎ出した言葉にぜひ触れてくださいね。