ホストが大きく安定的に稼ぐには必ず指名客を増やさなければなりません。しかし、新人のときほど指名客の獲得は難しいものがあります。では、ホストが指名を稼ぐにはどうすれば良いのか、人気ホストに指名の増やし方を教えてもらいましょう!
指名を増やす基本はキャッチ
来店数が多い箱(ホストクラブ)でも、新人のときは大体先輩ホストに持ってかれますね。技術はもちろん、接客に慣れてるので安心感みたいなのがあるんだと思います。女の子はその辺がすごく分かるので。
ですので、新人が指名客を増やすにはとにかく、キャッチに走ることが無難です。もちろん、場内で新人を指名してくれるお客様もいらっしゃいますが、基本は争奪戦なので。はじめから接客できるキャッチのほうが断然指名にはつながりやすいですね。
どんな人に声をかければいい?
指名を増やすならあえて他のホストが声をかけない40代~50代のマダムに声をかけるのも良いでしょう。あくまで自分のタイプの子を探すナンパとは違うので、下心を出す必要はありません。
太客を探すのであれば、装飾品や衣服にそれなりにお金をかけている方中心に声をかけます。この時に容姿でえり好みはしないこと、いろいろなタイプの人に声をかけることで、それ自体がコミュニケーションスキルを上げる結果になります。
マダムたちは、人生経験を積んでいるので、若い子みたいに感情に振り回されすぎないのも顧客管理がしやすくておすすめです。また、お客さんとしての質が高い良客になりやすいですね。平均的にですけど。ある程度ノルマを決めて、自分に興味を持ってくれる人を探します。
もちろん、若くてかわいい子に声をかけるのも鉄板です。
補足:キャッチとは言っても店の名前を出すのはNG
風俗営業法や迷惑防止条例をご存知ですか?簡単にいえばこれにより、ホストは「客引き」をしてはいけないのです。具体的には店の名前を出すことや、強引に店内に入れる行為ですね。
キャッチの際は、お店の名前を出したりするのは絶対にNGです。あくまで声をかけ、仲良くなった延長線上で自分のホストクラブに遊びに来ないか、という感じで誘っていくのです。
もちろん、付き纏うことも、衣服をつかむことも、所持品を取り上げたりすることも、立ちはだかることも、暴力をふるうこともNGです。摘発されれば本人が50万~100万円の罰金になる上に店も最大6か月営業停止になります。ご注意ください。
100人キャッチして一人も捕めなければ改善する
100人声をかけて誰も反応してくれないのは、自分の声のかけ方や声をかける客層が間違っているからかもしれません。人間は好き嫌いがあるので、地域柄自分は好まれないという場合もあります。キャッチの基本は、試行錯誤です。
とにかく数をこなして成功率を上げていくしかないので、ただやみくもに声をかけ続けるのでではなく、失敗を活かして少しずつやり方を工夫してみましょう。