今回はホストの労働時間はついて、
- 店内での勤務時間
- 一部、二部、三部の労働時間の違い
- 店内以外で仕事に使う時間
などのポイントを詳しく解説いたします。
ホストの店舗での労働時間は5時間くらい
ホストクラブ内での労働時間は、店舗の営業時間やホストとしてのポジションによって異なります。
業界全体としては、大体18時~19時にオープンして24時~1時に閉店するホストクラブが多いようです。
営業時間を考えると大体5~6時間が労働時間という風になります。
ただし、これはあくまでも目安です。21時にオープンするお店もあれば、17時から営業しているところもあるので、実働時間は店舗によって差が大きいです。
また、トップクラスに売れてるホストは出勤が遅いことも。
21~22時ごろ出勤して営業終了後に退店する、という実働時間が短い人もいますが、短い時間でも売上が立てられるのが前提です。
新人ホストは開閉店準備で+2時間程度
ホストクラブでは5~6時間が労働時間とご紹介しましたが、まだ売上が立てられていない新人や掃除組と呼ばれる人達は開閉店準備の2時間がプラスされます。
開店前は店舗全体の念入りな清掃に加えて、テーブルセッティングやBGMやライトの調整など行って全体ミーティングをします。
キャストも開店への心構えをし、お客様が快適に過ごせるようにするための大事な時間ですので手を抜かずひとつひとつの作業に向き合いましょう。
閉店後はゴミをまとめて、食器などを洗う閉店作業を行います。
この時売上などを報告するミーティングが開かれることもありますが、お酒が入っているので軽く済ませることが多いようです。
ホストの勤務時間内の仕事内容については、こちらでも詳しく解説しています。
ホストの労働時間は一部・二部・三部で異なる
ホストの営業時間には、一部・二部・三部に分かれています。
ほぼ全てのお店でメインとなるのが一部営業で、夕方もしくは夜から24時までが営業時間となっています。
全ての営業時間の中で最も盛り上がるのが一部で、一部営業のみ行っているお店も多くあります。
二部営業
二部営業は早朝6時くらいからお昼まで営業する、いわゆる朝ホストと呼ばれる営業スタイルです。
朝からの営業となるので、ナイトワークや夜勤明けのお客様が多いです。
二部営業のホストは、大体3時くらいに出勤して日の出と共に開店できるよう準備します。
一部営業よりもマイナーではありますが、歌舞伎町や新宿内の有名店でも二部営業を行っているお店もあります。
三部営業
三部営業は、お昼から夕方くらいまでにお店を開く営業方法です。
客層は、出勤前のナイトワークの女性や、主婦、学生などの他観光客などが多いです。
普段は一部営業のみのホストクラブでも、イベント開催時には三部の時間帯から営業することもあります。
同伴やアフターはどのくらいの時間がかかる?
ホストの勤務時間は、店内だけではなく出勤前の同伴や閉店後のアフターなどがあります。
同伴は1~2時間くらい
同伴の内容は食事のみの場合は、1~2時間ほどかかります。コース料理だと時間が計算しやすいので同伴に使われることも多いですよ。
買い物やお出かけなどをする場合は、それにプラスして時間が必要ですので起床時間や準備の時間をしっかりとスケジューリングしましょう。
アフターは始発~朝までが多い
閉店後はアフターとして、お客様と過ごすこともあります。
アフターの行先としては、バーや食事、カラオケや個人的な用事などが多いです。
深夜にお客様と遊んで朝別れる、というケースが一般的なようです。
ただ、時間が必要なのと、営業後で疲れているためアフターは頻繁には行かないというホストもいます。
閉店後の行動なので直接自分のポイントにはなりませんが、リピーターを掴むために重要なので、バランスを見てアフターに行くとよいでしょう。
学生バイトなら終電までの時短勤務ができることも
お店によっては学生バイトなら、閉店前でも終電に間に合うように退勤できるところもあります。
求人サイトなどの要項に「終電上がりOK」と記載があるホストクラブを選び、面接時にも終電で退勤したい旨を伝えましょう。
休日は週に1~2日
ホストの休日は売れるまでは週に1回程度、店休日に休むということが多いです。
店休日は日曜日か月曜日に設定されることが多く、週に2回店休日があったり、隔週で店休日がプラスされるホストクラブもあります。
その他休めるのはお盆休みと年末年始くらいです。
ゴールデンウイークやシルバーウィークなどの大型連休は繁忙期でもあるので、中々その時期に休みを取るのは難しいでしょう。
売上が上がるようになると、自分が決めた曜日を休みにできることがあります。
また、売上貢献してナンバーを上がったりするほどのレベルになるとバイト勤務のようにマイペースに出勤できますが、それまでは熾烈にナンバー争いをしなければなりません。
大きなイベント後は休みにするホストクラブも多い
ホストクラブで開催する大きなイベントの後は、店休にするお店も多いです。
周年イベント、バースデー、季節イベント、売上やナンバーのバトルイベントなどがそれに当たります。
普段の営業日よりもお酒を飲む量が多いので休みにしてスタッフとキャストを休ませるのが目的ですが、イベント翌日も一部キャストのみ休みにして店舗は営業するところもあります。
売れっ子ホストほど仕事に割く時間が多い
売れっ子ホストは出勤ペースや店内での勤務時間も短縮できることがある、とご紹介しましたがこれは決して「売れたら楽できる」というわけではありません。
売れたらむしろ仕事や仕事に関係する事に割く時間が多くなります。
お客様との時間であったり、自分磨きであったり、副業のことであったり・・・と、内容は様々ですが売上をキープして自分の価値を高めるために時間を有効活用しなければなりません。
最近ではSNSや配信、YouTubeに力を入れるホストも増えてきているので、オンライン作業に充てる時間も必要です。
時間管理をうまくできるようにしよう
ホストの仕事は店内でお客様を接客するだけではないので、時間管理をしっかりできるようにしましょう。
まずお客様をお店に呼べるように外見や接客スキルを磨かなければなりませんし、指名ができる限り長く続くようにして自分の売上目標も達成しなければなりません。
安定して売れてきたら、役職ごとの売上ノルマを達成して昇進し、後進の育成といった仕事も必要となってきます。
その上で、ホスト引退後のセカンドキャリアについても準備を進めるなど、ホストという仕事に真剣に向き合うならやることはいつも盛り沢山。
優先順位をつけてスケジュールを立てて、限られた時間を有効に活用しましょう。
売れっ子ホストの過ごし方については、こちらでも詳しくご紹介しています!
内部リンク:『新人ホストが売れる方法は?売れているホストの特徴やスケジューリングを紹介!』のリンクをお願いします。
まとめ
ホストの労働時間は店内では5~6時間、同伴がある場合は+2時間ほどかかることが分かりました。
それに加えてアフターに行く場合は閉店後から朝方までお客様と過ごすことになりますし、同伴やアフターがなくてもお客様と連絡を取ったり、集客のための作業をするので1日の大半は仕事に関わっていることになります。
大変だな、と思う方もいるかもしれませんが、売れてるホストは皆その時期を経ています。
決して楽な道ではありませんが、懸命に努力したことは身についてその後の人生の助けとなるはず!
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