『CLUB OPUST』青山礼満がコロナ禍で号泣した夜
参考サイト:https://qetic.jp/column/aoyamareman-201205/380512/
Smappa!Group(スマッパグループ)といえば、歌舞伎町を様々なアプローチで盛り上げる手塚マキさんが代表を務めるグループ。
webマガジンQeticにて
OPUST青山礼満代表の連載コラム第2回目!ホスト界にはネオネオホストなのだが、若い東京のおしゃれボーイ。
こういうホストがホスト界と外の世界との架橋の存在になっていくと思う。https://t.co/P7GyN6o6pI
— 手塚マキ11月26日に新刊でる! (@smappatekka) November 15, 2019
今回はSmappa!Groupの『CLUB OPUST』で働く青山礼満さんが、コロナ時代に価値観が変わり、涙したエピソードについて、彼がWEB上に連載しているコラムに触れながら解説していきます。
青山礼満の不定期コラム
手塚マキさんや藤本シゲユキさんなど、著書を定期的に出している元ホストを除くと、ホスト業界では文章を進んで書く人は少数。
青山さんもコラムの中で「文章をスラスラ書ける人はすごい」と記しており、自分は元来の物書きではないといった旨のことを、率直に書いています。
しかし物書きではないからこその、ある種の朴訥さを含む彼の文章には味があり、技術を超えて伝わるものがあるのも確か。
根明を自認する青山さんが、コロナ禍で人目をはばからず涙を流した理由を、自ら綴ってくれました。
2020年12月5日のコラムが書けるようになるまで
2020年ほど、ホストクラブが叩かれた年はなかったでしょう。確かにホスト業界は無頼な人間も含めて集まりやすい世界。手塚マキさんが「歌舞伎町はアウトサイダーが集まる場所」と表現したのは正鵠を射ています。
一部の衝動的な人間は、後先を考えずに犯罪行為に手を染めることもあり、ホストが起こした事件をあなたも一度は耳にしたことがあるでしょう。
ただしホストの世界はピンキリ。己を成長させる覚悟がないダメホストもいれば、睡眠時間を削って遅くてもお昼には起床し、顧客に営業メールをたくさん送る、向上心いっぱいの勤勉なホストがいるのを忘れてはいけません。
withコロナの時代は、潜在していたものがどんどん顕在化していっています。日本社会が持つホストへの差別心は露骨な形で現れたのは、コロナが原因というよりも、元来みんなが感じていたことが、ガス抜きという形で表面化しただけ。同調圧力といってもいいような、日本の空気文化が凶暴な形で、歌舞伎町に牙をむいたという見方もできるでしょう。
青山さんの不定期コラムは、2020年2月14日のバレンタインデーに更新されてから10ヵ月近い期間そのままになっていました。
彼も何を書けばいいのか整理ができてなかったのかもしれません。12月5日にようやく執筆を再開できるようになるまでは、「コラムを書くことに向き合えなかった」と正直に青山さんは書いています。
コロナ自粛期間に青山礼満がじっくり考えたこと
人間は多忙が続くと、物事をじっくり考えられないようにできています。反対に時間が与えられると普段は向き合えない問題に対して、考察する余裕ができるもの。
ホストととして生きてきた青山さんは、「ホストという仕事そのものに対して色々考えた」といいます。
お店の営業を再開した際に「飲みに来なよ」と営業の連絡を入れていいものなのか悩んだそうです。ホストクラブは初回を除くと決して安くない金額を払います。
新型コロナウイルスによって、大打撃を受けた人も少なくないはず。お客さんの気持ちを重視して生きてきた青山さんが逡巡するのは、当然だったといえるでしょう。
常に物事をポジティブに捉える性格の青山さんでも、コロナ自粛期間は世間が作り出したネガティブムードに飲まれそうだったと綴りました。
自粛が明けると仲間は元気に働き出したのだが…
答えのない袋小路に迷い込んだ青山さんは、自粛が明けるとこれまでのように自身が代表を務めるお店で、働くようになります。
キャストや従業員は、彼が想像していたよりもたくましく前向きに仕事を始めました。
「大金を稼ぎたい」「有名になりたい」「名誉がほしい」などといった気持ちからホストを始める人はたくさん存在。ホストクラブは、ホストに働く場所を提供しているという面は大きいものの、ホスト側の捉え方は各々異なります。
従業員たちにとって『CLUB OPUST』は、ただ勤務する場所ではなく、気が置けない仲間が集まれるかけがえのない場所でもあったことを、青山さんは肌で感じました。
営業再会、翌月締め日の号泣
これまでに、他者へたくさんの感情やものを与え続けてきた青山さん。しかしコロナ自粛が明けてからは、店を訪れる顧客女性をはじめとする様々な人から、「もらいっぱなしだった……」と振り返ります。
営業を再開した翌日、青山さんは自分が代表という立場だったにもかかわらず、しっかりと踏ん張り切れなかったふがいなさを感じ号泣したことを告白。
これまでに彼は「正々堂々ホストをしよう!」と、同僚たちに伝え続けてきたそうです。その言葉を言い続けてきた当人が、「実は自分自身を信じ切れなかった」という事実に気づいてしまったのです。
今でも「正々堂々ホストをしよう!」というポリシーやスローガンは変わっていないものの、青山さんの中でその意味合いが変化しました。
これまでであれば「指名してくれたお客様に満足して帰ってほしい」だったものが、「絶対に満足して帰ってもらわなきゃいけない」というものに変わったのです。
「汚いは暴力」ローランドの脱毛サロンWEBCMがセクシーと話題!
参考サイト:https://npn.co.jp/article/detail/200009761
ローランドといえば、男性でありながら美しさも兼ね備えるパーフェクトな人間。数年前にホストプレイヤーを引退した帝王は、実業家としてバリバリと活躍中です。
今回は、WEB限定で公開された『ROLAND Beauty Lounge(ローランドビューティーラウンジ)』について解説。
ローランド本人が出演した刺激的な内容とは一体……!?
「汚いは暴力である」
だってさ❣️
byローランド
覚書
_φ( ̄ー ̄ )#シンソウ坂上— ブランカちゃん(歌舞伎町のサザエさん) (@brancachan2) May 16, 2019
ドキッとする帝王の裸体
プロのサッカー選手を目指して帝京高校へ進んだキャリアのあるローランドは、元来体を動かすのが大好き。ジムで鍛え上げたボディーは、スタイリッシュで引き締まっています。
自身のことを商品と考えている帝王は、お肌の手入れも怠りません。
WEBで公開されたCMの見どころは、やはりローランドの裸体でしょう。寝起きやシャワーシーン、着替えの場面は、ファンならずとも見たいのではないでしょうか?
ユーモラスなナレーション
格好いい画像だけではなく、ユーモアも忘れないのが帝王たるゆえん。「下手なテレビを見ているくらいだったら、鏡を見ている方が好き」といったナレーションが挟まれ、彼の名前を世に広めた名言に笑い出す人も。
完全無欠のナルシスト男性は、嫉妬されやすく多くの敵を作るもの。しかしローランドが老若男女に高い人気を誇るのは、他者を喜ばせるサービス精神をいつの時も忘れないからでしょう。
いい男を世の中に増やす社会貢献活動
ローランド以上に格好良い男性は、いないかもしれません。しかしまだまだ格好良くなれるポテンシャルがあるのにもかかわらず、自分を磨くことを怠っている男性は少なくないでしょう。
ローランドが掲げるモットー。それは「世の中にもっとたくさんのイイ男を増やしたい!」というもの。確かに身なりをしっかりと意識した魅力的な男性が増えると、世の女性もテンションが上がるはず。
脱毛サロンを企業するにいたったのも、そういった強固な考えがあったからなのです。
彼自身も脱毛をして美しくなった実体験があるからこそ「みんなで美しくなろうよ!」と訴えかけたくなるのかもしれません。
「男こそ美しくあるべき」というポリシーを持つ人への賛同者が、CMを見たあとさらに増えそうな予感がしますね!
早くも第2弾が発売される『ホスト万葉集 巻の二』その内容は?
参考サイト:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000042926.html
手塚マキさんが歌人の俵万智さんらを迎え、ホストに短歌を詠ませ話題となった『ホスト万葉集』。重版がかかり、短歌に興味がある人だけでなく、その外側にまで拡散される勢いが生まれました。
あれから約半年。2020年12月16日に『ホスト万葉集 巻の二』の発売が決定。一年に二冊も出版される快挙に驚きを禁じえません!
🃏ホスト万葉集 巻の二🃏
コロナかも だから会わない好きだから
コロナ時代の愛なんてクソ❄全国書店にて12月16日発売❄
俵万智さんの
「トランプの絵札のように集まって我ら画面に密を楽しむ」
をモチーフにトランプが散りばめられたデザインに。歌会参加ホストが華やかに表紙を飾ります。 pic.twitter.com/3w0uhufGyb
— 【公式】ホスト万葉集・巻の二は12月16日発売!! (@host_manyoshu) December 5, 2020
早速どういった内容が収録されているのか解説していきましょう。
俵万智、野口あや子、小佐野彈が約600句から優れた歌をピックアップ
第一弾と同じく俵万智、野口あや子、小佐野彈といったゴールデントリオが参加。ホスト達が詠んだ歌は、全部で591首。そこから特によかった375首が『ホスト万葉集 巻の二』に収録されました。
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ホストならではの言葉選びが起こすケミストリー
短歌や俳句の世界は、情緒的な言葉が選ばれやすい傾向にあります。しかしホスト達が選ぶ言葉は、現代的かつ刺激的。
「酒しか勝たん」「ぴえん」「マジ卍」などをさらりと短歌へ入れてくる感覚は、「さすがはホスト!」と言いたくなります。
多かったのがコロナを詠んだ歌。「夜の街 感染4割なるほどね なら6割は昼の街やん」といった風刺を込めて詠まれたものもあり、いわゆる一般的にイメージされる短歌とは、一味も二味も違う世界が展開されています。
人間レストランで展示会を開催
企画者の手塚マキさんは、元ホストでありながら実業家。ホストクラブだけでなく歌舞伎町で多くの店舗を経営。
手塚マキさんの運営する『人間レストラン』という飲食店で、定期歌会で使われた直筆短歌が展示されることも決まりました。
展示期間は、2020年12月17日から23日までとなります。
『ホスト万葉集 巻の二』から落選してしまった歌も展示されています。
2020年12月18日には、リアルタイムで歌会を中継するイベントが開催!
12月18日の17時から19時までの時間帯、開催される貴重なイベントに興味があるという方は
ningenrestaurant(@)gmail.com
に予約を入れましょう。参加料金は3,500円になっております。
件名は【ホスト万葉集 巻の二 出版記念歌会「夜の街はうたう」参加希望】になっております。
本文にあなたのお名前と連絡先の記載をお忘れなく!