メディアでもよく取り上げられるホストのカリスマ、ローランド。彼が勤めていたホストクラブ『プラチナ』から独立し、ホストの求人募集をしています。超一流ホストであるローランドの近くで働ければ、得られるものが多いはず。ローランドのお店がどういった求人情報を出しているのかなどを、紹介していきます。
ローランドというキャラクター
テレビで見るローランドは威風堂々、自信満々。ずっと勝ち続けてきた挫折知らずの男に映るかもしれません。しかし彼は最初から栄光を手に入れたわけではありません。
最初はホストではなくサッカー選手を目指していたローランド。数々のプロを輩出した帝京高校に通うものの、怪我で挫折。猛者が集う帝京高校でレギュラーだったということは、かなりの実力があったと予測できます。しかし志半ばでサッカーの道をあきらめることに。その後、大学へ進むも中退を決意。大学進学について「ひかれたレール」という表現をローランドは選択。安定志向とは無縁の男なのでしょう。
どこかで「ホストになりたい」と思っていた彼は、勇気を出してホストクラブで勤務することを決めます。最初から今のように成功し、ホストの求人募集ができる地位にローランドがいたわけではありません。
ホストとして働き始めて一年目は、床掃除をひたすらこなすなどまさに下積み時代。ホストの世界は完全なる実力主義。指名が少なければ収入もほとんどありません。あのローランドが、割引シールの貼られたパンを食べていたとは、にわかに信じがたいですよね。しかし、このように悔しさにまみれ、歯を食いしばるような時期があったからこそ、今の成功を手に入れられたのは間違いありません。
優雅に泳ぐ白鳥が、見えないところでとてつもない努力をしているのによく似ています。また実はお酒を飲まないローランド。彼が一滴のアルコールも口にせず、ここまで成功できたことで新しいホストのスタイルを確立したといえるでしょう。
ローランドと整形事情
今はホストの求人で応募者を集めるほどの知名度を獲得しているローランドですが、そもそもなぜ彼はこれほど高い人気を誇るのでしょう?
理由のひとつに何事も隠さないオープンなスタンスというものが挙げられます。端正な顔立ちをしているローランド。実は彼、整形手術を受けて、今のルックスを手に入れています。日本では整形をネガティブに受け止める人がまだまだ多いでしょう。しかし整形した過去を、あけっぴろげにすることで、「潔い勇気あるホスト」というプラスの評価を獲得。このあたりは、亡くなった飯島愛さんの姿勢によく似ているかもしれませんね。
本来であれば見せたくない部分でも、あえて隠そうとしない強さに人は惹かれるのでしょう。ローランドを見て「勇気づけられた」と感じる人は、きっと多いはずです。
ローランドはホスト文化を変えられるか?
ローランドは決して自分本位なホストではありません。彼には哲学があります。それは「ホストに対する偏見をなくしたい」という言葉からも見てとれます。
前述したローランドがアルコールを口にしないことについて深掘りしましょう。彼は下戸なのではなく、ホストに対する先入観を減らしたいと考えています。だからあえて飲まないのです。「酒をすするホストは格好が悪い」というのがローランドのホスト哲学。ホストの常識を根底から覆す言葉に感銘を受ける人が続出したのは説明するまでもありません。
斬新な考えを持つローランドがホストの求人募集をしていると知れば、興味を持つ人がいるのは当然でしょう。彼に共鳴する人間が増えれば、ホストの文化自体がガラリと変化するかもしれないですね。
ローランドのお店の名前は?募集している?
ローランドがどのようにホストの求人をしているか、気になっている人が多いはず。彼は『the club』というホストクラブを立ち上げ、そこでホストを募集。「共に業界で革命を起こそう!」「未来のホスト界の帝王のチャレンジを待っている!」など、扇情的な言葉が募集欄にズラリと並んでいます。
大型連休や水曜日に休みを設けるなど、業界最高水準を謳っており、ホストから搾取する意図はまるでありません。むしろ勤務するホストに敬意を払っています。そこには「充実感を覚えながら、どんどん成長してほしい」という願いが込められているのでしょう。
大きな成果を出したホストには賞与がありますし、寮や社員旅行などもあり。体験入店や独立支援制度があるなど、まさに至れり尽くせりですね。
ホストはなぜ独立するのか
ローランドのようにかなりの売上を誇るホストの多くが、いずれお店から独立。今度は、自分がホストの求人広告を出し応募者を集めるようになります。ローランドだけでなく、たくさんのホストが独立を目指しています。
なぜホストたちが独立を希望するかといえば、中抜きされたくないから。いくら稼いだとしても、お店に半分ほど持っていかれるケースもよくあります。売れっ子ホストが「独立すれば全て自分の懐に入る」と、考えるのは極めて当然。その結果、新宿歌舞伎町にたくさんのお店が並ぶようになっているのです。
まとめ
ローランドがメディアに出たことで、ホストの文化が変化する可能性が生まれました。どうしても偏見や先入観にさらされやすいホストたち。しかしローランドや城咲仁といったカリスマの活躍によって、だんだんとイメージが変わりつつあります。もしあなたがカリスマホスト、ローランドの哲学を身近で感じたいと願うなら、彼の求人をチェックし応募してみましょう。