桑田龍征が分析する「ヒカルの凄さ」。 繊細さと強さを併せ持ち、奇跡を起こす力を持っている男

どもども。

歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は「ヒカルというYouTuberは一体何が・どう凄いのか」について、僕の考えを書いてみます。

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撮影スタッフに個別LINEで感謝を伝える繊細さ

YouTubeやライブ配信の世界がどんどん大きくなる中では、そのプレイヤーたちも成長し、さまざまな技術を高めてきました。

たとえばヒカルみたいな超一流のYouTuberは、集まったコメントから「視聴者の人たちが何をどう感じているのか」を察知する能力がメチャクチャ高いです。

視聴者の気持ちが手に取るように分かるからこそ、バズる動画を作れるし、継続して支持を集めることができるわけですね。

またヒカルは、撮影スタッフにも細かな気配りができる男です。

頑張って撮影してくれたカメラマンさんには、個別のLINEで「今日は最高の撮影を本当にありがとうございました。動画になる前のリアルな奮闘を、その場で見れて幸せでした」みたいなメッセージを送ることもあるそうです。

ヒカルからそんなメッセージが届いて、「自分のことを認めてもらえてる」と分かったら、もう喜んじゃいますよね。

こうやって個別のLINEで感謝を伝えたりするのは、コーチングの用語でいう「承認」のテクニックです。

簡単にいえば「相手を認めること」、その人の実力とか頑張りを認めてあげることですね。

ヒカルはこの「承認」がメチャクチャ上手です。

なお、明石家さんまさんとか松本人志さんのレベルになると、もう会うだけで「承認」になります。

会ってもらえただけで「俺の存在を認めてもらえた」「これまでの頑張りが実った」と思えるような存在ですからね。

超大物のアーティストのコンサートに行って、本人と目が合ってリアクションをもらえた……とかも同じような例です。

最近のヒカルは、若くしてそうした大御所さんのような存在になりつつあると感じます。

経営者とか芸能人、インフルエンサーの目指すべき最高到達点に、もう近づいているんですよね。

自分の「弱さ」もみせられるのは絶大な自信があるから

またヒカルは、どれだけ有名になっても、YouTubeという表舞台の最前線で戦い続けています。

「常に前に出て、自分で刀を振って戦う存在であり続ける」というのは、経営者の人たちも見習うべき姿勢だと思います。

そしてヒカルは失敗する場面も、自分の弱いところもしっかり見せています。

その点も見習いたいところです。

ちょっとした成功を手にした人は、「弱みを見せたくない」「もう失敗したくない」「変な姿を見せたら自分の信頼が失われちゃうかも」と守りに入ってしまいます。

でも本当は、弱みを見せたほうが支持者は増えるし、支持者との信頼関係も強固になるんです。

ヒカルは「俺のマイナスの部分を見て嫌いになるヤツはセンスがない」「どれだけ手の内を明かしても、自分には価値があると分かっている」と以前に話していましたが、自分に自信があるからこそ、そうやって弱い部分も見せられるわけですね。

その一方で、今回のコラムの最初に書いたような繊細な気配りもできるのが、ヒカルのすごいところです。

人に気を使える繊細さを持っている人は、世の中に沢山います。

一方で、ヒカルに負けないくらいの自信を持って、強く勇敢に生きている人も一定数いるでしょう。

でも、繊細さと勇敢さをバランスよく併せ持っている人って、凄く少ないんです。

「奇跡は起こすもの」と信じているから奇跡を起こせる

またヒカルは「奇跡は起きるものではなく起こすもの」とも言っていました。

これは『Mr.FULLSWING』というマンガから学んだ名言だそうで、ヒカルは学生時代にそのマンガを読んでから、「奇跡は意図的に起こすもの」という認識になったそうです。

ヒカルは「宝くじを当てるためには、まず宝くじを買わなきゃいけない。宝くじが当たった人は『奇跡が起きた』というけど、それは宝くじを買ったから起きたこと。だから奇跡は起こるべくして起こっている」と言っていました。

面白い理論ですが、本当にその通りだと思います。

奇跡というのは、待っているだけでは起こりません。

みなさんも奇跡を起こしたいのなら、その奇跡につながる行動を、どんな小さなことでも良いので始めてみましょう。

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今週のピックアップホスト

KNIGHT

宮城県仙台市生まれ

ホストを始めたきっかけ

中学生からずっとホストTVを見てホストに憧れを持ち始める。大学になり成人もしたことで、「今からやれる」と思ってホストになることを決意。ネットで調べて一番最初に出てきたNGGが運命だと思い、面接に行き、KNIGHTに入店を決める。

生い立ち

仙台市にて二人兄弟の長男として生まれ、親は開業医ということもあり恵まれた家庭で何不自由なく育った。幼い頃からスポーツ万能で、小中学生の頃は野球部、高校はハンドボール部で活動していた。その頃から「将来は親を越えるくらい自分で稼ぎたい」と思っていて、YouTube刺激を受けたホストになろうと思っていた。

実績

2024年9月 シフトでホストデビュー
2024年11月 初ラスソン獲得
2024年12月 初シャンパンコール達成
2025年1月 初ナンバー入り

今後の目標

KNIGHTの4強をぶち壊して看板ホストになる
MAJESTYを倒してNGGで1番の店をKNIGHTにする

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