都合よく「組織のフリ」「個人のフリ」を使い分け、責任を回避するフリーランスへの怒り

どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は、都合よく「組織のフリ」「個人のフリ」を使い分けて、責任を回避するフリーランスへの怒りについて書きます。

これはフリーランスの人に動画制作を依頼したとき、実際に感じた話です。

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外注するけど、マネジメントの技量不足でクオリティが低下

個人で行動するフリーランスの魅力は、自分で決断して自分で手を動かせるので、会社組織よりも行動が早い部分です。

僕も「テキパキ行動してくれるから」という理由で、その人に仕事をお願いしていました。

でも、お願いする仕事の量が多くなってくると、話は別です。

個人で行動するフリーランスの人は、仕事量がキャパオーバーになると、仕事の一部(もしくは全て)を外注するようになります。

それ自体は別に構わないのですが、問題なのはマネジメントの技量の不足で仕事のクオリティが下がるケースが多いことです。

そして、クオリティが低下したことについて、自分で責任を取れない人が多いことです。

やたらと仕事の規模を拡大しているフリーランスは危険

もう少し具体的に話しましょう。

僕が仕事をお願いしたのは、そのフリーランスの人です。

なので、その人の外注先がミスしようと何しようと、仕事のクオリティ低下はその人自身の責任だと思っています。

これは当然のことですよね。

でもその人は、「最近アイツ仕事が雑なんスよ」「言っておきます!」みたいに他人事の態度を取っていました。

いつの間にか、自分が責任者じゃなくなってるんですよ。

ホント変な話ですよね。

動画業界ではこういう人が結構いるんです。

そうした態度を取れるのは、フリーランスというのは、都合のいいときは組織のフリ、都合のいいときは個人のフリをできるからです。

大きな仕事を受けるときは「ウチには何人もメンバーがいますんで!」と外注先を身内のように扱い、外注先がミスをすると「キチンとやってくれないと困りますよねぇ」みたいにどこ吹く風の態度になる。

「なめてんの?」って思いますよね。

責任を取れないなら仕事は頼まないし、間に入るだけならアナタの存在は不要です、という話なんです。

この経験から僕が学んだのは、「やたらと仕事の規模を拡大しているフリーランスは危険だ」ということです。

そうやってフリー同士で手を組んでいる人たちに仕事を頼むなら、最初から会社に発注したほうが安心だと思っています。

会社に仕事を依頼をすると、費用や手間が増えるケースもありますが、窓口になる担当者は、部下がミスをしても確実に責任者でいてくれますから。

ただ、動画制作の業界では、会社でも仕事が雑なところが結構あるんですよね(笑)。

これは新しい業界特有の問題だと思うので、まあ仕方ない部分もあるなと思っています。

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