『知らないと恥をかく「性」の新常識』から学ぶジェンダー論、阪神キャンプにホストが登場!?【2021年2月のホストニュース】

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聞き上手なホストは社会貢献してる?『知らないと恥をかく「性」の新常識』から学ぶ現代女性ジェンダー論

2020年、2021年に猛威を振るい、世界中で蔓延している新型コロナウイルスは、性別を問わず全ての世代に甚大なダメージを与えたのは確かでしょう。

とりわけその中でも社会問題として取り上げられたのが、自らの手でその生涯の幕を下ろす悲しい選択をした若い女性たちでした。


2021年2月の森喜朗元総理の発言に対して「女性差別」「女性蔑視」という声が集まり、男女平等に対する意識が高まっているものの、やはり抜本的な問題解決にいたっていないのは現状です。

別記事で取り上げましたが、ホストが生きづらい女性の悩み相談相手となり、癒しと生きる希望を与えているというのは間違いありません。

コロナ禍の歌舞伎町で生き抜くホスト2021年の主張、福田智弘著「歌舞伎町26時」のニュクス薬局&中沢宏昭【2021年2月のホストニュース】

今回は齋藤賢さんの『知らないと恥をかく「性」の新常識』を取り上げながら、ホストが行っている社会貢献について考えていきます。

ホワイトハンズの代表である著者の坂爪真吾とは?

一般社団法人ホワイトハンズは、2008年に新潟で立ち上がった法人。これまでは障がい者の性はタブーとされてきました。

しかしホワイトハンズは、障がい者の性に向き合い、身体的なハンディキャップによって自慰行為が難しい人の解除を行うなど、これまでにないアプローチによって話題を集めます。

ホワイトハンズの代表理事を務める坂爪真吾さんは、これまで様々な切り口で性的な問題に対峙してきました。

長年の功績が認められ、2014年には社会貢献者表彰を受けています。

これまでに出版した著作は、『セックスと障害者』『性風俗のいびつな現場』『はじめての不倫学』『誰も教えてくれない 大人の性の作法』『孤独とセックス』など多岐に渡ります。

現在、東京大学大学院学際情報学府修士課程在籍中で、ジェンダー・セクシュアリティに関連する社会課題の解決に取り組み続けています。

常に社会的な問題から逃げずに真摯に向き合う姿勢があり、「当たり前であると思い込んでいることが、はたして本当に当たり前なのか?」を鋭く問題提起してくるのが坂爪真吾さんといえるでしょう。

ホストの仕事も広義では支援に含まれる!?

女性の支援と聞けば、福祉的な印象を抱く人も少なくありません。実は、女性の支援を掘り下げていくと、かなり幅広くホストが姫のお悩み相談に対して、真剣に耳を傾けることも含まれるといえそうです。

「女性の集団の中で生活するのが苦手でしかたない」という女性は、少なからず存在します。彼女たちは、気楽に相談できる男友達との関係をしっかり築くことも珍しくなく「困ったことがあったら、男性に聞いてもらいたい」というスタンスを崩しません。

ホストクラブに通うこと自体が、生きる糧や希望になっている女性というのはかなりたくさんいるといわれています。

もちろんどういった接客をするかは、各々のホストによって変わるものの、売れっ子のホストほど聞き上手。親身に耳を傾けて、時には具体的なアドバイスを送ったり、「今はただ聞いてほしいだけだな」と判断すれば遮らずに優しい表情でずっと聞き続けることもあるでしょう。

男性にしか話せない悩みを持つ女性ほど、かなり深刻で解決の糸口が容易に見つかりづらい問題を抱えているケースが多いようです。

女性から否定されやすい仕事に従事する女性たち

女性の色を売りにする水商売、性的な業務である風俗嬢、男性から支援を受けるパパ活などを続けている女性には、ある共通の考えがあります。

それは「今、自分がやっていることは、きっと同姓から批判されやすい」という思い。

ホストクラブの顧客の大半が、水商売の女性。とりわけ風俗嬢が多いのはよく知られています。

彼女たちは、女性でありながら女性の中で孤立を深めている可能性も否定できません。そこに優しく寄り添えるホストは、やはり一定の社会貢献をしているという解釈が成り立ちます。

この世界は、複雑にできています。

フェミニストと称される人達も、全女性の味方をしたり援護をするかといえば、もちろんそうではありません。彼女達が敵視する仕事をしている女性が、何か被害に遭遇したとしても「そんなもの、ただの自己責任じゃないですか?」の一言で切り捨てることもあるのです。

構造的に、女性の敵が女性になることだって、いくらでも起こりえるのです。

SNS上のやりとりを見ていても、敵側に属していると目された女性は、フェミニストから強烈に叩かれることも頻繁にあるのはご存じのとおり。

世の中はポジショニングで成立しています。

近年、注目されている概念「性的合意」についての解説も

ジェンダー論を語る上で、性的同意について理解を深める必要があります。

その昔、日本では「男性の家に来てふたりきりになるということは、性的なことをされても文句は言えない」という極めて封建的で男尊女卑的な考えがまかり通っていました。

伊藤詩織さんに関する事件を鑑みてもわかるとおり、どのようなシチュエーションであれ、お互いの合意がない段階での性的な行為は認められません

そのことをわかりやすく表しているのが、性的同意というワードなのです。

性にまつわることを、面と向かって話したがらないのは日本人の特性といえるでしょう。しかし暗黙の了解を悪用する男性これまでにたくさんいたのも確か。

MeTooの流れの中で、「取引先の男性と肉体関係を持つ流れになり、空気を読んで体を委ねた」と涙ながらに告白した女性もいました。

ホストクラブを蛇蝎のごとく嫌い、叩き続ける人達がいます。しかしホストクラブが日本でずっと需要があるということは、ホストクラブなしでは生きられない女性がずっとい続けた証明でもあります。

古い価値観のまま生きることをよしせず、心理的盲点(スコトーマ)を外したい人は、ぜひ坂爪真吾さんの書いた『知らないと恥をかく「性」の新常識』を精読してみましょう。

 

2021年阪神キャンプにホストが登場!その正体は何と……!?」

参考サイト:https://news.livedoor.com/article/detail/19685730/

2020年は、巨人に大きく水をあけられて2位に終わった阪神タイガース。ドラフト1位で入団した内野手の佐藤輝明選手が好調なこともあり、今年こそは巻き返しが期待されています。

阪神タイガースが最後に優勝したのは2005年。もうかれこれ15年以上もリーグ優勝から遠ざかっています。日本一になったのは1985年(昭和60年)と、令和になった今から振り返るとかなり昔に感じられます。

2月はプロ野球選手が、開幕に向けて体を仕上げていくシーズン。新たなレギュラー獲得に燃える若手選手も「俺の存在を必死にアピールして印象づけてやる!」と奮起するため、実績のあるベテラン勢もうかうかできません。

阪神タイガースが沖縄の宜野座で行っているキャンプに、ホストのような黒スーツの男性が現れたと話題になっています。

はたしてその正体とは……!?

新庄剛志、キャンプに登場!

ホストのようにスラリとした出で立ちの男性、その正体は阪神タイガースOBの新庄剛志さんでした。

新庄さんといえば、四十代後半にもかかわらず「プロ野球選手復帰を目指す!」と宣言し、大きな話題を集めました。

これまで、いくつもの奇跡を起こしてきた新庄さんでしたが、さすがにプロ野球選手としての復帰の夢は叶わず断念……。

ハードなトレーニングをしすぎた結果、左肩の筋が2本も切れていたことが判明。生半可な覚悟ではなかったことが伝わってきます。

もともとスラリとした格好良い体型の新庄さんが、黒スーツでやって来たことで「ホストクラブのオーナーみたい」という声も

プロ野球選手を引退しても、何かと注目を集める新庄さん。今後の動向が楽しみですね!

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