ホストにはまる女性だって、横澤夏子に言わせると素敵
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お笑い芸人の横澤夏子さんには、ホストクラブにかつて通い続けてかなりの金額を使った知人女性がいるそうです。
ホストへ貢ぎ続ける女性に対して、世間のイメージは良くありません。しかし人間の情けなさや醜いとされる部分にフォーカスして笑いにするのが、お笑い芸人の仕事。売れっ子芸人の横澤夏子さんは、ホスト通いを続けた知人に対してポジティブな捉え方をしています。
ホストは尽くす女性を見抜くのが上手
ホストほど女性心理を知り尽くしている人たちはいません。どのようにアプローチして駆け引きすれば、女性が自分にお金を使ってくれるのかを理解しています。女性には強い承認欲求が存在。
ほとんどの女性は、たくさんいる中から自分だけを選んでくれる男性に心を動かされます。ホストの常套句で「ナンバー入りしたいんだ」「君のサポートがなきゃ、やっていけない」というものがあります。
『ナンバー入り』とはホストの勲章で、お店やグループ内の売り上げの上位にランクインすること。のんべんだらりと働くホストがゼロとはいえないですが、ほとんどのホストはナルシストな野心家。いかにファンを増やし、自分が成り上がれるかを考え続けます。
その結果、尽くす女性や人に依存しやすい女性を見抜く眼力が備わるのです。ホストにはまりやすい女性は、タレントの坂口杏里さんのように自己肯定感が低く、メンタルが不安定なタイプも少なくありません。
そうした女性がもしホストから「君が通ってくれると、すごく助かるんだけど」とお願いされれば、首を横には振れないはず。横澤夏子さんの知人の女性も、当時そういったタイプだったのかもしれないですね。
ホストに尽くした経験も笑い話になる!
横澤夏子さんといえば、「いるいる!」「あるある!」といった女性を演じて共感を生むのがとても巧み。ホストにはまってしまう知人女性の話を聞いた横澤さんは、眉をひそめるのではなく、「夢中になれるものがあるとは素敵!」と前向きに捉えたのです。
ホストクラブは、ホストと疑似恋愛をする場所。肉体関係を結ぶまでになると、かなりドロドロしてしまい場合によっては刃傷沙汰にまで発展してしまうケースだってあるのです。
ドロドロとした人間の欲望が交錯する世界ではあるものの、本気で人と人とが向き合っているのは間違いないでしょう。
また横澤さんは「ネガティブなドロっとした感情を抱く自分を知るのも大切な経験の一種」と言います。辛い経験をしたからこそ、人に優しくなれたり「本当の愛って何!?」と考えるのかもしれません。
ちなみに横澤さんの知人女性は、ホストにはまった過去を笑い話に変えているそうなので、すでに昇華できています。
「私のドロ沼時代の話をしてもいい?」と自ら切り出せるのは、強さを手に入れられたから。順風満帆な人生よりも、苦労が多い人生の人がエピソードのネタとして、他者からは好まれるのは間違いありません。
また「辛い経験を明るく話してくれた」というのは、相手からすると自己開示に映り、話し手の評価を上げるポイントにもなりえるでしょう。通り一遍の解釈ではなく、独自の視点で語れる横澤夏子さんの慧眼は「さすが!」と言うしかないですね。
「ホストにハマる女性は、水族館の飼育員のようなもの」って何?
水族館の投書に、ホストに1000万円使ったが好きになってもらえないとの声が。クラゲ担当のスタッフは、2人の関係は飼育員と…
ホストにハマる女性と水族館の飼育員は、一見重なりがないように思えるはず。
しかし実は構造的によく似ているというのだから驚き。東京スカイツリータウンにある東京ソラマチは毎日賑わっています。すみだ水族館も、そこの一角に位置し、日夜たくさんのお客さんを楽しませています。
話題となったのは「水族館スタッフの恋愛相談コーナー」です。これまでにもたくさんのお悩み相談が寄せられていたのですが、一風変わった内容が届けられ、水族館スタッフが捻りのある答えを返したのです。
水族館へまさかの恋愛お悩み相談が…
「水族館スタッフの恋愛相談コーナー」に届けられた気になる内容を紹介しましょう。
「ホストに恋をして1,000万円使いました。でも彼は私を好きになってくれません。どうすればいいでしょうか?」というお悩みが寄せられました。投稿者は29歳の女性で、ニックネームはレーベル。
水族館に届ける悩みとしては、かなりヘビー。
「1,000万円も使っちゃったの!?」と、まずびっくりしてしまいますね。一般的な回答は「あなたはホストに騙されています。早く目を覚ました方がいいですよ」とか「ホストは疑似恋愛を提供するお仕事。本気になっていけません」などという感じでしょうか。
しかし水族館スタッフはこれまでたくさんの相談に乗って経験とノウハウを持ちます。相談を受けたスタッフは、水族館で働く人ならではの切り返しを見せ、多くの人が「そう答えるか!」と膝を打ちました。
期待しすぎる関係は上手くいかない
回答したのはクラゲ担当のスタッフ。「ホストと魚、ホストクラブに通う客と飼育員の類似性」について語りました。水族館で働く人達は、さかなクンなみのお魚好きが少なくありません。しかし当の魚たちは愛情深く世話してくれる人を単に「餌をくれる人」ぐらいにしか思っていないのです。
お金を貢ぎ続ける太客に対して、ホストも「お店に収益をもたらし、ナンバー入りに貢献してくれる女性の一人」としか捉えていません。ホストと、ホストクラブに通い続けた女性が憎しみ合う関係にまでいくと、刃傷沙汰にまでなることさえあるのも事実。
お客さんは多額のお金を支払った分、「自分だけを愛してほしい」という見返りを求めるようになるケースも。客あしらいの上手なホストは、事件に発展しないよう絶妙なさじ加減で接します。
しかしまだそこまで客をさばき慣れていないホストは、変に期待を持たせるような発言をすることもあるでしょう。ホストの目的は、たくさんお金を使ってもらうこと。そのためなら、甘い言葉も平気でささやきます。しかしそれを本気にしすぎて、逆恨みするというのはさすがに無粋。
回答した水族館スタッフは、「ホストクラブはあくまで遊びに来る場所ですよ」と暗に示したのでしょう。この回答によってお悩み相談を寄せたレーベルさんが、執着という名の呪縛から解放された可能性は十分ありそうです。
帝王ROLANDがついにTVCM初出演!
お酒を一滴も飲まず「庶民の汁(※ビールの意味)をすすってまで売り上げを上げるのはいかがなものか?」など、名言を連発し絶好調なROLAND(ローランド)。
2019年は自身が全てを手掛けた『THE CLUB』を新宿歌舞伎町のオープンさせるなど、実業家としても成功を収めて「帝王」の名に恥じない活躍を見せました。
テレビなどにもよく出るようになったROLANDがついにTVCMの世界にも殴り込みをかけたのです。満を持して行われた撮影やCMの内容はどういったものだったのでしょう?
CM出演後にROLAND節が全開!
ROLANDが出演するのは、『CHINTAI』のCM。『CHINTAI』には女性をターゲットとした『「Woman.CHINTAI』とカップルを対象にした『ぺやさがし』の2種類があります。
オラオラでイケイケのイメージが強い帝王ROLANDですが、実はレディーファーストの自負があるのだとか。今回「CMに出ませんか?」という依頼をもらったROLANDは、「レディーファーストの俺にぴったり!」という理由で快諾しました。
気になる内容ですが、2020年の1月4日から放送されますので、そちらをご確認ください。ちなみにCMに出演した後に、ROLANDは「オーラが出すぎて、しっかり映しきれるかが心配」とROLAND節全開。また視聴者に対しては「(オーラが輝きすぎて)まぶしすぎるのでサングラスをつけて見てほしい」というメッセージを送りました。
こんなことを言われるとハードルが上がりっぱなしですが、これまでことごとく予想の上をいってきたROLANDだけに、また我々とあっと驚かせてくれるはずです。