どもども、こんばんは。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
前回はホストも経営者も「売上」と「個性」の両方を伸ばし続けるべき……という話を書きましたが、今回は「個性を伸ばすこと」に着目して、その続きを書いてみます。
前回の記事は以下↓からぜひ!
個性がない人材や商品は「単価」が上がらない
まず、「なぜ個性が大事なのか」という説明をします。
それは、個性がない商品や人材は単価が上がらないからです。
たとえば何万円もする洗濯バサミはありませんし、仮にあったとしても、それを買う人はいませんよね。
それは、洗濯バサミはいくら高級素材を使っても機能としては一緒のものだし、個性の差も大きくならないので、高価な製品を作りようがないからです。
一方で、飲み物を飲むグラスには高価なものがあります。
それは素材やデザインで特徴を作れるし、特徴があれば高単価な製品を作ることも可能で、それで買う人もいるからです。
つまり、個性がある製品が高単価で取引されるわけです。
これはホストでも一緒の話です。
高単価なホストになるには個性がなければいけません。
趣味に熱中すれば個性は高まる
では、どうすれば個性を磨くことができるのでしょうか。
個性は様々な行動で知見を深めて、人生経験を積むことで高めることができます。
もちろん趣味に熱中することも個性に繋がります。
僕だったらバイオリン、サッカー、ゴルフ、ポーカー、麻雀とかですね。
アクティブな陽キャがやりそうなことが多いですが(笑)、それも個性になるわけです。
あと僕は服が好きです。
どんな服が好きで、洋服代に月間いくらのお金を使っているかも、その人の個性に繋がっていきます。
つまり、その人の個性を作るのは「好きなこと」です。
だから、好きなことがない人は売上がなかなか伸びづらいんですよね。
そして好きなことを作って、それで自分の個性を伸ばしていくには、「何にお金を使うか」が大切になります。
たとえば「何となくパチンコやってます」という人だと、今の時代は個性にならないですよね。
もちろんパチンコをやるにも、エヴァンゲリヲンの台が大好きで、そこからアニメにもメチャクチャ詳しくなって、そのキャラクターのコスプレで出勤したりもすれば、それはその人の個性になります。
「好奇心」や「こだわり」を持つことが大事!
この個性を伸ばす作業は、売上を伸ばしたあとに行うことも可能です。
ただし、「自分に個性なんてない」と思っている人、「何が好きだか分からない」という人に、個性を身につけてもらうことは難しいです。
そして、個性は人から命令されて伸ばせるものではなく、本人に強い好奇心があることが前提です。
好奇心自体が薄い人だと、個性を伸ばそうにも伸ばせないことがあります。
好奇心が薄い人は、好きなものがなかったり、「君はこれが好き?」と聞いても答えられなかったりします。
そうした好奇心のなさは「こだわりのなさ」とも言い換えられます。
何事に対してもこだわれない人は、たとえ売上があっても無個性な人であり、空気のような存在になりがちです。
一方で、世の中の色んなものに興味がある人、こだわりを持っている人、好奇心をもって様々なものを追いかけられる人は、やはり個性が伸びていきます。
そして、色んなものに興味を持って夢中になっている人って、やっぱり魅力的に見えるんですよね。
その逆に、僕は趣味がない人や個性がない人とは、どう付き合っていいかも分からないです。
僕が好きな人は、好きなことをやって、自分の人生を楽しんでいる人ですから。
「意外な個性」は大きな武器になる
戦略的に個性を伸ばせるのであれば、「自分のパブリックイメージとギャップを生み出せる個性」を伸ばすのが理想です。
「意外な個性」と言い換えてもいいですね。
僕のバイオリンの趣味は、そうした意外性を考えてやっている部分もあります。
普段は陽キャで明るく振る舞っているけど、実はバイオリンも弾ける、と。
それで「真面目に演奏してもカッコイイじゃん」と思ってもらえたら狙い通りですね。
こういう個性があると、その人の魅力の横幅は広がっていきます。
無意味なことに熱中できるのが「個性」であり「余裕」でもある
ホストクラブの経営者がバイオリンの練習をするのは、一見すると意味のない作業です。
そして僕のホストクラブのNGG自体が、「意味のなさそうな変なことをやっているグループ」と散々言われてきました。
それは悪口で言ってる人もいたかもしれませんが、僕にとっては褒め言葉でした。
「意味がなさそうなことを頑張れること」=「個性」だからです。
つまり「個性」は「余裕」とも言い換えられます。
意味がありそうなこと=売上に直結することばかりやっていても、その人の個性や会社の個性は伸びません。
個性=意味がないと笑われることをやり続ける力だと考えて、みなさんも仕事と関係のない趣味や好きなことにどんどん没頭してください!
今週のピックアップホスト
MAJESTY
鬼灯 諸刃 副主任
山形県出身 27歳
ホストをはじめたきっかけ
20歳の時に人生初めての挫折を味わい、多額のお金が必要になってしまった。
NGGで内勤をやっていた兄に相談したところ、「ホストで稼いだら?」と言われた事がきっかけでMAJESTYに入店。
2019年3月14日入店。
生い立ち
小学生の頃は暴れん坊だったが、水泳は8年間真面目に続けた。
中学2年生でギターに出会いバンド人生がスタート!
高校3年間はバンド一色の生活を送り、沢山のライブハウスでライブをした!
高校卒業後は施工管理会社に就職と同時に上京をした。
仕事は4年間勤めあげ、高速道路や橋の現場監督を経て、ホストの道へ。
ホスト実績
2019年7月
入店5ヶ月で初ナンバー入り✨
2021年12月
飛び級で幹部に昇格✨
2023年1月
副主任に昇格✨
2023年9月
1,200万over✨
タイトル
2022年5月
自身もイベント企画に参加した、
「闘魂注入イベント」で堂々の売上No,2を獲得🔥
2023年9月
月間売上1,200万プレイヤーを達成🔥
今後の目標
死ぬまで歌舞伎町で働く!