桑田龍征が語る「苦手な人をいなくす生き方」──大人になるほど“関わる人の質”が変わっていく

どもども。

歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は「苦手な人との向き合い方」について書いてみます。

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20代は“舐められる”ことが多かった

正直、20代の頃は「苦手だな」と感じる人がたくさんいました。

タクシーの運転手さん一つ取っても、当時は明らかに舐められた態度を取られることが多かったです。

でも30代、そして今39歳になって、自分の実力や知名度がある程度認知されてくると、そういう接し方をされることはほとんどなくなりました。

つまり、「苦手な人に出会うような生き方をしていた」のは、まだ自分の立ち位置が定まっていなかったからなんです。

本来、苦手な人に出会うような環境で生きる必要はありません。

ただし、“苦手”が「自分の幅を広げるチャンス」なら、そこはあえて向き合う価値があると思います。

ひとつの苦手を放置して狭く生きるのは、もったいないですからね。

苦手な人ほど「いいところ」を探して、いじる

僕は、苦手な人でも“いいところ”があるならそこを見つけにいくタイプです。

その部分をいじって、最終的に「俺のほうがいじるのうまいじゃん」ってなったら、それでもう苦手じゃなくなる(笑)。

そういう関係になれたら、もう“嫌い”の感情は消えるんです。

ただし、第一印象でまったく記憶に残らない人は、そもそも関わる対象になりません。

僕は「記憶に残る人」としか関わりません。

人間関係って、努力しても噛み合わない相手はいるし、無理してまで広げる必要はないと思っています。

僕が本当に苦手なタイプと、距離の取り方

僕ももちろん、どうしても苦手な人はいます。

プライドが高い人、オープンじゃない人、裏で何かを考えてそうな人――こういうタイプは正直苦手です。

「後々面倒くさくなりそうだな」と感じたら、そっと距離を置きます。

あと、自分の悪いところを隠そうとする人も苦手です。

そういう人とは、結局どこかで信頼関係が崩れますから。

だから僕は、そういう相手と出会ったら、「その人はその人で生きればいい」と割り切って関わらないようにしています。

でも若い頃は、周りにもっと危険な人たちもいました。

そういうときは、“その人が認めてる人”を観察して、同じような行動や結果を出して認められるようにしていました。

人間観察、めっちゃしてましたね(笑)。

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「自分の強みを見つけてくれる人」と出会え

では、どんな人との関係を大事にすべきか。

僕が思うに、自分の“強み”を見つけてくれる人です。

自分の強みって、意外と自分が一番わかっていない。

だから、それを見つけてくれる人を大事にしたほうがいいんです。

逆に、自分のダメな部分を厳しく指摘してくれる人も貴重です。

僕はそういう人たちに恵まれてきました。

「この人、勘がいいな」「本音で言ってくれるな」と思う人がいるコミュニティーに所属したり、課金してでもそういう環境に身を置いてきました。

人が刺激を受けるのは、いつも“他者”からなんですよ。

自分の中で刺激を作っても、痛みも成長も限界があります。

だからこそ、「自分を見つけてくれる人」と出会い、「自分を高めてくれる環境」に身を置くこと。

僕はこれを、これからも大事にしていきたいと思っています。

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