どうもこんばんは。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
2022年最後となる今回のコラムは、前回に引き続きNGGの2022年の振り返り。
今年は現場のスタッフも本当に頑張ってくれたので、特に大きな成長を遂げたMAJESTYのスタッフへの感謝を綴ります。
MAJESTYスタッフが注いだ「愛情」に感謝
6月のNo.発表です👑
マジェスティ史上初の1億1000万突破🎉
最多No.輩出🎉
そして『友介 取締役』が上半期で売上1億突破🎉🎉そんな中No.1に輝いたのは…
✨売上&指名本数記録更新✨
✨3200万over✨
✨200組over✨
✨リュウノスケ 支配人✨でした〜✨🥇 pic.twitter.com/5lzdKrots7
— Majesty (@majesty_ngg) July 2, 2022
2022年末の現在、僕がホストクラブ経営の仕事で「今の自分は十分にできていないな」と感じることは、現場のホストたちに愛情を注ぐことです。
もちろん可能な限り注いでいるつもりですが、僕はずっと現場にはいられないので、注げる量にも限界があります。
それでも2022年、NGGの各店舗がこれだけ大きな成長をできたのは、現場のスタッフたちが、ホスト全員に分け隔てなく愛情を注いでくれたからです。
特にそれを続けていたのが、大きな飛躍を遂げたMAJESTYですね。
鋼牙社長、凛店長、ほしのゼネラルマネジャーの積み重ねた努力や愛情が大きかったからこそ、月間売上1億円という大台を突破できたんだと思います。
NGGのほかの店舗に関しても、2年や3年の積み重ねを続ければ、MAJESTYのような成長ができるはずです。
またMAJESTYは、愛情以外に「管理」もしっかり行っていたことも強調しておきたいです。
売上などの数値を管理し、分析するということは、ホストクラブ運営の基本中の基本ですが、本気で取り組むと相当な労力がかかります。
MAJESTYのスタッフたちは、愛情に加えて管理もしっかり行っていたからこそ、これだけの成長をできたと僕は感じています。
愛情とは、人の困りごとを「自分ごと」として考えられること
では、「愛情を注ぐ」というのは具体的にどういうことなのかも説明しておきます。
まず、現場のホストを常日頃から観察し、指導やアドバイスをすること。
これは基本中の基本ですよね。
そして大事なのは、ホストたちが困ったときや、トラブルを起こしたときに真摯に対応することです。
ホストという仕事では、特に経験が浅い時期、お客様への接し方が未熟であるがゆえに、小さなトラブルを起こすことがあります。
また、営業時間外でトラブルが起きることもあります。
現場を管理するスタッフからすると、その一つ一つに対応することは大変なことです。
営業時間外に対応を求められると、「めんどくせえな」と感じることもあるでしょう。
それをサボらず、真摯に対応できるマネージャーや店長、社長がいる店舗は、やはり新しい人材が育っていきます。
現場のホストの困りごとを「自分ごと」として考えられること。
小さなトラブルにも当事者意識を持って対応できること。
それが、僕が考える「現場のホストに愛情を注げるスタッフ」の特徴です。
MAJESTYのスタッフはそれが高いレベルでできていましたし、NGG全体でもそうした意識を持ったマネージャークラスの人材が多く育ってきています。
NGGは「大人」が多いグループになった
そして現場のホストたちもかなり大人になったし、みんなが成長したと感じています。
なお、NGGの改革が前進しはじめた3年前頃は、「このグループにはまだ”大人”がいないな」と僕は感じていました。
僕が言う”大人”というのは、しっかり経験を積んでいて、小さなことでは慌てない人間のことです。
今のNGGには、そうした大人のスタッフが多くなりました。
だから、現場のホストに何らかの問題が起きたり、上に相談が必要なことが出てきても、トップの僕まで話が上がってくることはほぼなくなりました。
以前は僕にしか対応できなかったことが、幹部でも対応できるようになり、一部の先輩ホストでも対応できるようになったのでしょう。
つまり、NGGで実力を持つメンバーの全体の層が厚くなっているということです。
2023年のNGGは、そんな層の厚みを武器にさらなる飛躍を遂げていけるはずです。