こんばんは。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
先日の騒動についての謝罪と、その後の対応については、僕のYouTubeチャンネルの動画で示してきたとおりです(またブログにも書く予定ですが、YouTubeチャンネルの収益は、NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ様に全額寄付しています)。
今回のブログでは、僕が一連の騒動で思い出した「謙虚であることの大切さ」と「感謝の気持ち」について書いてみたいと思います。
大変な時期も、組織が「普段どおり」に動いてくれるありがたさ
僕が先日の騒動の対応で動き回っているときも、NGGの店舗はまったく普段どおりに動いていました。
僕に対する社員たちの接し方も「やっちゃいましたね(笑)」とネタにしてくれる感じで、その雰囲気にも助けられました。
逆に、僕のことを心配して、「オーナー大丈夫ですか? 元気出してくださいね」みたいな言葉をかけられることはなかったです。
というのも、僕は何があっても基本的に元気だからです(笑)。
1日の電話量が、多分去年1年間の電話量より多いワロ
— 夜の街代表 桑田龍征®︎Reborn (@ryu_pi_110) February 17, 2022
騒動の直後は、各方面への対応で疲れてはいましたが、元気がないわけではありませんでした。
そして僕は、社員たちに落ち込んでる姿や、暗い顔を見せてはいけないと思っています。
社員に「大丈夫ですか?」なんて言われるようでは、社長失格だと思っています。
僕がそういう人間なので、自分が大変なときも「助けてくれ」「守ってくれ」なんてことは思いません。
ただ、「こういう時期に自分が1人じゃなく、組織があるということは本当にありがたいな」と感じました。
みんな、僕に対して何かをしてくれたわけではありません。
ただ日常で行っている業務を、変わらずに続けてくれていただけです。
僕に何があっても、これまで当たり前にやってきてくれたことを、当たり前に続けてくれたこと。
そのことに本当に助けられたし、本当に感謝をしました。
そして自分自身も、グループの誰かがミスをしたり、ダメージを食らったりしたときは、自分の行動で周囲を助けられる存在でありたいと、あらためて思いました。
「謙虚であることの大切さ」について
人間、やはり失敗をすると「謙虚であることの大切さ」を思い出します。
人は謙虚であることを忘れると、そこで成長も止まります。
大事な話を聞いたとき、いい言葉を聞いたときは、メモを取ること。
人との約束はスケジュールにきちんと入れて、予定通りにこなすこと。
はじめての仕事では、下調べや予習をすること。
数をこなさないと上達しないことは、自分で練習を重ねること。
感謝をしたら、言葉に出して気持ちを伝えること。
謙虚さを忘れずに、そうした日常の一つ一つのことを大事にしていきたいと、あらためて思いました。
謙虚さを忘れた人間は「裸の王様」でしかない
謙虚さを忘れた人間は、いくらお金や権力を持っていたとしても、「裸の王様」の状態です。
自分が偉い人間だと勘違いしていると、何か小さなトラブルがあったときに、不満を溜め込んでいた人は大きな行動に出てしまいます。
そしてトラブルはどんどん大きくなります。
今回の騒動についても、「やっぱり自分も調子に乗っている部分があった」と感じましたし、その点を反省しました。
今回のことは、何か一つの行動がダメだったわけではなく、「普段からの行動で積もりに積もったものが大きくなった結果」だと思っています。
だからこそ、普段の行動から見直していくことが大切だと思っています。
普段は無言で見守ってくれている、自分を支持してくれる人のために
You Tubeで謝罪を行ったときは、コメント欄で温かい言葉をかけてくれる人が多くいたことに、本当にありがたさを感じました。
「俺のことを支持してくれる人って、こんなにいたの?」と、自分で驚いたくらいです。
そのときにあらためて感じたのは、「自分のことを支持してくれる人、応援してくれている人は、普段は何も言わずに見守ってくれていて、こういう自分が大変なときに声をかけてくれるんだな」ということでした。
SNSやYou Tubeをやっていると、アンチの声ばかりが目に入り、そればかりを気にしてしまうことがあるでしょう。
そんなときは、自分を影から応援してくれている人たちのこと、自分が大変な時期に温かい言葉をかけてくれた人のことを思い出してください。
僕もそうした人たちがいることに感謝しながら、自分にできることを頑張っていきたいと思います。