こんばんは。歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、NGGの2022年のテーマである「実力」について、前回の記事から引き続き書いてみます。
今回のキーワードは「約束」です。
なお、前回の記事は下記から読めるので、よければ一緒にご一読を。
「他人との約束」と「自分との約束」
子供の頃、親から「人との約束は守りなさい」と言われた人は多いと思います。
人との約束を守れることは、もちろん大人になっても大切です。
それと同時に、「自分との約束」も守れることが、ビジネスで成功するうえではカギになります。
自分との約束というのは、言い換えれば「習慣」であり、「毎日のルーティーン」です。
そして「自分との約束」「他人との約束」の数を多くこなしていて、その約束の質が高い人ほど、僕は実力がある人間だと思っています。
「お客様との約束を守れること」が売れるための絶対条件
他人との約束にも、いろいろな種類のものがあります。
たとえば美容院を予約して、ちゃんと時間通りにお店に行くこと。
初歩的な約束の一つですが、きちんとできない人が結構いたりします。
友達と約束してご飯に行くこと。先輩や上司と約束してご飯に行くこと。
これも多くの人が日常的にしている約束でしょうが、時間に遅れたり、ドタキャンしたりしていませんか?
そうやって約束を守れない人は、友達や上司からの信頼を失います。
そしてホストの場合は、お客様に「電話するね」と言ったら、約束どおりに電話をしましょう。
待ち合わせをしたら、時間通りにその場所に行きましょう。
売れているホストは、そうした「守れて当然の約束」を守っています。
自分との約束がいくつあり、どれだけ守れているか
ここまでの例は「人との約束」でしたが、「自分との約束」を守ることもやはり大切です。
たとえばホストなら、「お店に来てくれたお客様にはお礼のLINEを送る」「お客様に『おやすみ』のLINEを送る」「SNSでコメントをもらったら必ず返す」といった行動を、自分との約束にしてみましょう。
また自分を高めるため・磨くために、「ヘアメイクを必ずする」「毎朝散歩をする」「化粧水を塗る」「1日に10回は鏡を見る」「Tik Tokに毎日投稿する」といった約束事を作るのもいいでしょう。
僕も現役ホスト時代には、色々な「自分との約束」をしていました。
その一つが、「初回のお客様が来なかった日にはお店の外に出て、何があろうと3人のお客様に来店いただくまでは帰らない」ということ。
僕はこの約束を1年間、守り続けました。
そして、頑張って約束を守り続けているうちに、お客様が自然と増えていて、売れっ子ホストになっていました。
自分との約束、いくつある? 全部守れてる? 振り返ってみよう
今の例は、ホストになりたての人にはちょっとハードルが高いかもしれません。
大事なのは、無理なく継続できる約束事から始めること。
そして継続をして、約束を守る習慣をしっかり身につけることです。
レベルが高すぎる約束を自分に課すと、何の習慣も身につかないだけでなく、「やっぱり俺は何も続けられないしダメだな」と、かえって自信を失ってしまうので注意しましょう。
逆にどんな小さなことでも、自分との約束を守り続けることができれば、それは実力アップや自信の向上につながります。
だから最初は1日に1つの約束をこなすだけでも十分です。
今の自分にできることから一つずつはじめて、その約束の数を増やし、約束の質を上げていけば、ホストとしての実力は確実に上がっていきます。
また、すでに一定の成功を遂げている人も、ときどき「いま俺は自分に何個の約束事を課しているだろう?」「その約束事をきちんと守れているだろうか?」と振り返ってみてください。
成功したことで調子に乗って、基本的な約束事を守れなくなっては何の意味もありません。
僕が絶対に大事だと思っているのは、感謝の気持ちを覚えたら「ありがとう」と声に出して伝えること。
そして「悪いことをしたな」と感じたら、きちんと謝ること。
人とのコミュニケーションにおける基本的な約束事は、いつでも守れる人間でいましょう。