みなさんこんばんわ。
歌舞伎町でホストクラブを展開するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回のブログでは、僕が考える「大人」とはどんな人かということと、「自分の人生に当事者意識を持っている人だけが成功できる」という話を書いてみます。
大人になるのは早ければ早いほどいい。早ければ早いほど自責が強まり、やれることが増えて自由も同時に増す。自由を手に入れるとやりたいことをやり続けられるから結局童心に戻ってる場面が増える。意外と大人になるのが早い人ほど童心を失っていない。大人は楽しい。
— 夜の街代表 桑田龍征®︎ (@ryu_pi_110) July 6, 2021
人生が上手くいかないのを「人のせい」にするのは子供
僕が考える「大人」とは、まず「自分が稼いだお金で暮している人」です。
そして、「自分の人生は自分でコントロールできる」「自分の一つ一つの行動が自分の人生を変えていく」というマインドで生きている人です。
つまり、自分の人生に当事者意識を持って行動している人が、僕は大人だと思っています。
こう書くと、「自分の人生に当事者意識を持っていない人なんているの?」と思う人がいるかもしれません。
でも、自分の人生を生きているはずなのに、「でも会社が……」「だけど上司が……」みたいに言い訳をして、人生がうまくいかないのを「人のせい」にしている人はすごく多いです。
そういう人は、親のお金で暮らしていて、親に甘えて生きている子供と同じです。
自分の人生は「周りの誰かのせい」で決まっているんじゃない。
自分で決めて、自分で行動するんだ。
そう考えられるようになるのが、大人の第一歩です。
そして僕は、大人になるのは早ければ早いほどいいと思っています。
お金のないアイデアは「単なる思いつき」
「何かのせいにして人生を諦めている人」というのは、僕は大人じゃないと思っています。
たとえば、僕が出演している『令和の虎』の志願者には、「自分が成功しないのはお金がないからだ」とお金のせいにしている人が多いです。
でも、その人に本当に足りないのは、知識だったり、行動力だったり、ほかの部分です。
「誰か支援してくれる人さえいれば、大成功するアイデアを持っている」という人は多いですが、支援者がいないと実現しないアイデアは「単なる思いつき」です。
そして支援者が欲しいなら、その人に必要なのは行動力です。
支援してくれる人を掴まえること自体が仕事のひとつなんです。
でも「誰か支援者が現れないかな」と思って、ただ待っているだけの人は多いです。
その人は「チャンスは降ってくるもの」だと思っているんでしょう。でも違います。
チャンスは自分で掴みにいくものです。自分から空を目指して飛び上がらなければいけません。
裏切られたときも、相手ではなく自分を責める
そして成功をするには、知識や行動力だけでなく、さまざまな経験が必要です。
たとえば僕は、自分がホストクラブのオーナーになったときは、開店資金は自分で用意できました。
そして店舗運営のノウハウも、自分が勤めていたホストクラブでしっかり学んできました。
だからこそオーナーになれたわけですが、僕はマネジメントの経験が未熟でした。だから開業後もさまざまな苦労をしました。
従業員にお金を持ち逃げされたこともありました。それも1回だけじゃなく、3回、4回と。
そうしたトラブルを招いたのは、自分の経験が不足していたからです。
そして、人に裏切られたときにすべきことは、「相手を責めること・恨むこと」ではありません。
自分を責めることです。
今のお金の持ち逃げのケースでいえば、そんな人を雇ってしまった自分を責めることです。
そして自分に人を見極める目がなかったことを認めて、その反省をすることです。
また、仮にそうした人材を雇ってしまった場合でも、簡単にお金を持ち出されない環境を整えることです。
そうやって失敗を「自分ごと」として考え、当事者意識を持って反省できれば、人は成長できます。
社員が辞めるのも「社長のせい」
僕は現在もホストクラブのオーナー業を続けていますが、社員が辞めていくことがあれば、やはりそれも「自分ごと」として考えます。
人が辞めていくということは、「その人が会社で働くことに魅力やメリットを見いだせなかった」ということです。
だからこそ僕は、「会社の成長のビジョンをしっかり示せていたか」「その情報発信をできていたか」「発信する情報に中身が伴っていたか」と考えます。
そして、「社員が成長できる環境を整備できていたか」とも考えます。
「ここで働くとこんな人間になれる」「仕事を通じて成長し、出世もしたら、こんな未来が待っている」というビジョンを示して、社員にやりがいを持って働いてもらうことも、経営者の仕事だからです。
特に今の若者はみんな賢いので、「ここで働くことは自分のプラスになるか」ということを冷静に見極めて、自分の仕事を選んでいる人が多いです。
ホストクラブも、お金が稼げること以外にも、さまざまなメリットを提示しないと従業員を集めることはできません。
ホストは「地上戦の能力=対面の営業力」を高められる仕事
僕が考えるホストクラブで働くことのメリットは、「地上戦の能力が身につくこと」です。
地上戦の能力というのは、目の前の人を一瞬で惹きつけて、一瞬でお金を使ってもらう力のことです。
言い換えれば対面の営業力ですね。
今はどんな分野の仕事でも、ネットを通じた集客が主流になりつつありますが、大きな仕事をするようになれば、対面で顧客と接する場面は必ずでてきます。
そして顧客と対面するときは、ビジネス上の非常に大事な場面なので、そこで営業力を発揮できる人は、仕事で大きな成果を残すことができます。
ホストクラブでは、その地上戦の能力をバッチリ身につけられます。
その能力は、どんな業種に移っても必ず生きてくるものです。
今はウェブでのマーケティング能力ばかりが高くて、とにかく地上戦が下手くそな人が多いので、ホストクラブで働けば他の人にはない力を身につけられるでしょう。