「見た目の良さ」は自信にも成功にもつながる――ホストクラブのオーナーが美容と体型維持に気を使うワケ

みなさんこんばんは。歌舞伎町でホストクラブを展開するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)統括の福富 大地です。

今回のブログでは、ホストという仕事における美容や体型維持の大切さと、僕が心がけていることについて書いてみます。

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ホストの自信とは?自己肯定感と自己効力感の違い

僕がホストとして活動し、オーナーとして多くのホストを見てきて強く感じるのは、結果を出すためには自信が重要だということです。ただし、根拠のない自信では意味がありません。本当に大切なのは中身のある自信です。特に「崩れない自信(自己肯定感)」と「やれる自信(自己効力感)」を区別して育てる必要があると考えています。

自己肯定感は、どんな状況でも自分の存在そのものに価値があると感じられる感覚です。たとえ売上が低迷していても「僕にはまだ伸びしろがある」と受け止められることで、心が折れにくくなります。これはホストとして踏みとどまるための土台になります。

一方で自己効力感は、具体的な行動やスキルに基づく「僕ならやればできる」という感覚です。接客での会話やSNSでの発信が成果につながった経験を重ねることで、行動に対する自信が強まります。

重要なのは、この両者をバランスよく高めることです。自分の存在を認めつつ、小さな成功を積み重ねることで、本当の意味での自信を育てられるのです。

根拠のある自信を作る4ステップ

僕は根拠のある自信をつくるために、意識的なトレーニングを取り入れています。思い込みや見せかけではなく、裏付けのある自信を形成するためのステップを紹介します。

① 見た目の改善

人は第一印象で判断を下します。僕は清潔感のある髪型や肌のケア、体型に合ったスーツを意識してきました。外見を整えることで接客前から信用を得やすくなり、お客様の反応も良くなります。それが自分自身の安心感につながることは多くのホストが実感しているはずです。

② 会話のパターン化

場当たり的な会話では不安が募るものです。僕は接客の冒頭5分間の台本を用意し、よくある質問の答えをまとめています。準備をしておくと、緊張が和らぎ、相手の反応を冷静に観察できる余裕が生まれます。

③ 小さな実績の積み上げ

大きな成果は小さな積み重ねの先にあります。僕は同伴率やアポイント数、LINEの返信速度をKPIに設定し、毎日確認していました。その達成感が「できた」という実感となり、自己効力感を強く支えてくれます。

④ メンタルのセルフケア

精神面の安定は欠かせません。僕はネガティブな感情を「今、焦っている」と言葉にしたり、「失敗は成長の一部」と考え方を切り替える練習をしています。こうしたセルフケアの習慣が、不安や焦りに振り回されずに接客に集中できる土台をつくってくれます。メンタルが安定していると、自信を持ってお客様と向き合えるし、結果的に売上や信頼にもつながっていくんです。

毎日15分でできる自信をつけるための3つのルーティン

自信は一気に築けるものではなく、日々の習慣で少しずつ形成されていくものだと僕は感じています。だからこそ、毎日15分のルーティンを取り入れることで、自然と自己肯定感と自己効力感を高めることができます。

① 鏡チェックから始める1日のセルフルーティン

おすすめなのは、出勤前に鏡で身だしなみを整え、声を出して発声を確認することです。そのあとDMやLINEを5件送り、1日の営業につながる行動を欠かさないようにます。1日の終わりには、成功したこと・改善点・次に試すことを3行で振り返ってみましょう。外見・行動・思考をそろえておくことで、自信を養う力になるはずです。

② スランプを乗り越えるためのリブート法

売上が落ち込んだりやる気が出ない時期は僕にもあります。そんなときは一度悪い流れを断ち切り、気持ちとやる気をリセットすることが大切です。まず睡眠や食事、運動のリズムを整え、SNSや情報収集を一旦控えるようにしています。それだけでも頭が整理され、小さな成功体験をつくり直すきっかけになり、再スタートを切れます。

③ 成功の根拠を棚卸しして行動につなげるルーティン

僕がホストのころは、これまでの成果をノートに書き出し、自分の強みを客観的に整理するようにしていました。さらに先輩ホストの接客を観察し、会話の台本を少しずつ修正。繰り返し実践することで経験が積み重なって、次第に「やれる自信」が強くなっていきました。成功の根拠を棚卸しし、修正と実践を繰り返す習慣が、成長を加速させてくれるのです。

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理想のオーナー像に向けて美容にも取り組む

僕は2~3年ほど前から「自分だけのホストクラブのオーナー像」を作り、そこに近づくことを意識してきました。

30代半ばの年齢に似つかわしくない、肌の若さと運動能力もその一つ。

フットサルもバイオリンも、読書もジム通いもしていて、「1日が何時間あるの?」と思われるような多趣味ぶりも、理想のオーナー像の要素の一つです。

そしてホストクラブは「美」を大切にする場所なので、オーナーが美容に気を使うのは当然のこと。

オーナーは「ホストクラブのトップだから、やっぱり肌もキレイですね」と言われるような存在でいなきゃいけません。

「手にする大金にふさわしい見た目」を保つのも仕事の一つ

また大金をいただいている仕事でもあるので、その金額にふさわしい見た目を保つことも仕事の一つだと思っています。

自分の「見た目」が他人に及ぼす影響力は非常に大きなものがあります。

「この人はオーラあるな」と思わせることができれば、ビジネスでも接客でも、その人は良い結果を出すことができます。

また見た目に自信があれば、自分の仕事や自分の生き方にも自信が湧いてきます。

そして美容でも何でも、毎日小さなことをコツコツと積み重ねると、「これだけのことを続けてるんだから、自分は成功して当たり前」というマインドも手に入れられます。

第一印象って「初頭効果」と呼ばれるくらい、その後の評価に強く影響します。清潔感や姿勢、声量なんかも印象管理の大事な要素です。見た目を整えるだけじゃなくて、初回接客での自己採点やアポ獲得率、既読からの返信率、場内指名への転換率を振り返ると、自分の努力が数字で見えてきます。そうやって検証と改善を重ねていけば、見た目の投資が自信につながり、確かな成果にも結びついていきます。

余分な脂質を取ってトレーニングの時間をムダにしたくない

そうやって自分の理想像を持つようになると、食生活も変わってきます。

食べ物は自分の身体を作るものだからです。

僕は食に関しては、全体でバランスを取ることを大事にしています。

僕はけっこう高いお店も行くし、そこでは脂っこいものを食べるときもある。

そしたら次の日は「今日はさっぱりしたものを食べよう」と考えます。むしろ、「そういうものを食べたいな」と思うように自分を仕向けています。

おやつについても、筋トレイヤーとしては脂質を控えたいので、和菓子と洋菓子を選べるときは和菓子を選びます。

あと炭水化物オンリーのタフグミをよく食べてます。

グミは適度に糖質も取れるし、噛むことで満腹感も得られるし、ストレス発散にもなるから、メチャクチャおすすめです。

筋肉を付けるためにはタンパク質を意識的にとってます。

だから焼き肉を食べるときも頼むのはカルビじゃなくてロース。ロースを頼んでも、外側に付いている脂身は絶対に取ります。

そこまでいくと少し強迫観念が入っちゃってますけど、「そのほうが健康的でいられるな」と思うと、やっぱり要らないものは摂取しません。

基本的には「自分にプラスになる食べ物」を中心に食べるようになりました。

そして僕は週2でジムでトレーニングもしているので、「余分な脂質を取ってあの辛い時間をムダにしたくない」とも思ってます。

トレーニングは凄く疲れますが、僕はずっと家にいるほうが疲れます。

僕の身体のどこかが痛くなるのは、だいたいは「ずっと家にいた日」です。身体が凝り固まっちゃうから疲れるんです。

だからトレーニングをして疲れたほうが、結果的に疲れは残らない。

外に出て身体を動かして、身体を疲れさせたほうが健康でいられます。僕はそういう身体になってるし、意図的にそうしたところもあります。

筋トレはどれくらいすればいい?「一生ですよ、桑田さん」

僕が体型や見た目に一段と期を使うようになったのは20代半ばの頃です。

社長になって2~3年で、ストレスもピークに達して、メチャクチャ太った時期があったんです。

当時は今より若かったから食欲も旺盛だったし、食べるのはハンバーグとかオムライスとか高校生みたいなメニュー。

そういう食事を摂ってると、やっぱりニキビもできてきます。

それで鏡に映った自分を見て、「キモッ!」って自分で言ったんですよね。実際、お腹もダルンダルンでしたから。

そこで「お前はどんな人生を歩みてえんだよ」「一体どうしたんだよ。今のままじゃ絶対ダメだろ」と自問自答をして、筋トレをはじめました。

それから筋トレ歴は10年くらいですかね。

最初は自重トレーニングと食事制限を組み合わせて、ガリガリに痩せました。

でもその体型も、「それじゃホストクラブのオーナーっぽくねえだろ」「力強さも欲しいよな」と思って、トレーニングを変えました。

昔は体がヒョロヒョロすぎたのがコンプレックスだったし、「せっかくお金も時間もあるんだったら、筋トレで身体を変えてみようよ」と自分を焚き付けたわけです。

そして、最初に出会ったトレーナーはとてもいい人でした。

「筋トレってどれぐらいやったらいいんですか?」と聞いたら、「一生ですよ、桑田さん」と教えてくれました。

その言葉は今でも心に残ってます。

どんなにハードなトレーニングをしても、やめてリバウンドしちゃったら意味がありません。

続けられないものは最初からやらなくていいんです。「一生続けられることをするべきだ」と、それから考えるようになりました。

それは筋トレ以外でも一緒ですよね。どんなことでも、途中で投げ出したり、やめちゃったりしてゼロに戻ってるものって結構多いですから。

その点、僕はバイオリンでも筋トレでも「始めたら何でも続けられる」というのは一つの特技かもしれません。

それは始める前に、「どんなことなら続けられるか」をひたすら吟味しているのもあると思いますけど。

筋トレも美容も「一生続けられること」をするのが大事

だから僕は運動も美容も「一生続けられるかどうか」ということを常に考えてますし、「少しだけでも続けること」を大事にしています。

身体が疲れ切ってるときも、「無理なら無理でやらなきゃいいや」と思って頑張ってジムには行きます。

それで「下手したら20分しかできないかもな。いや、10分でいいから頑張ろう」とハードルを下げると、ちょっとは身体を動かせる。

それでも行かないよりは全然マシだし、無理のない範囲でトレーニングを継続できます。

読書なんかも同じですよね。

1冊読み切ろうと思うと本を手に取るのもイヤになりますけど、「まず2~3ページをパラッと読んでみよう」と思うと手に取れる。それで楽しければ続ければいいんです。

最初の手を付けるまでが大変なので、「ハードルを下げてもいいから、とりあえず手を付ける」というのが大事なんです。

それで手を付けられれたら、「ヤバい。自分偉くない?」と自分を褒めてあげる。

自分を甘やかして、自分を乗せてあげれば、「やりたくないな」「辛いな」と思うことも一生無理なく続けられるはずです。

体型や髪型はホストの売れ行きを左右する「パッケージ」

体型維持は現役のホストにとっても当然大切です。

ホストは自信満々でいるべき仕事だし、「いきすぎたナルシスト」くらいが歌舞伎町ではちょうどいいんですよ。

そして体型や見た目が大事なのは、自分が「商品」だから。

中身がいくらいいものでも、パッケージがシワクチャだったら、だれも目に止めないし、買おうともしないじゃないですか。

ピシッときれいに包装されていてこそ、それは売れる商品になると思うし、ブランドになるわけです。

そして自分のパッケージは自分で作るものです。

体形、髪形、服装など、人によって重視する要素は変わってくるでしょうが、とにかく大事なのは「自分に自信を持てていること」。

好きなものを飲み食いしていいですが、「自分をどう売るか」は自分が決めることです。

少しでも「自分に自信のつく時間の使い方」をしたほうが、その人は成功に近づくことができるでしょう。

そのうえで、自分のパッケージをどう見せるかを考えるなら、Before/Afterを意識して作ることが大切です。写真を基準にして客観的に変化を見せたり、ヘアメで見せ方を分けたり、体脂肪のレンジを決めて維持するなど、工夫できることはたくさんあります。ただし、気をつけたいのは「偽物の自信」に頼らないこと。無理に飾ったり誇張したりしても、いずれは見抜かれてしまいます。本当に成果に結びつくのは、パッケージだけじゃなくて中身、つまり努力から生まれる本物の自信なんです。

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