サブスク型の本の要約サービスも積極活用
どもども、NEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。今回のブログでは、僕の趣味である「読書」と「歴史」について書いてみます。
僕は忙しい時期でも本はよく読んでいます。人に勧められた本は買うようにしているし、最近は「flier(フライヤー)」というサブスク型の本の要約サービスを使っていて、そこで気になる本をチラッと読むことも多いです。要点がまとめられているので、読むのがスゴい楽ですね。
歴史を知ると旅の楽しみが増える
最近は明治維新の話を読むのが好きです。吉田松陰の生き方とか、安政の大獄とか、歴史上の人物や事件を知るなかで、「歴史から学ぶこと」が面白くなってきました。よく言われるように「歴史は繰り返す」し、歴史上の人物の考え方や行動から、ビジネス上のヒントが得られることもあります。
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あと歴史を知っていると、旅行先でも楽しみが一つ増えるんですよね。僕はうどんが好きなので香川によく行っていますが、四国には坂本龍馬にゆかりの場所がやっぱり多い。京都旅行も歴史の知識があるとより面白くなります。二条城見学しながら、大政奉還をしたときの徳川慶喜のことを考えたりするのも面白いです。
明治維新のころは、革命派にも保守派にもスターがいるし、何百年も続いた幕府に革命家たちが風穴を開ける姿にしびれます。そういった偉人たちの行動は、自分の行動の指針になり、内的動機づけになるんですよね。
たかだか250年の常識に縛られない
最近の読書で「いいな」と思った吉田松陰の言葉が以下のもの。彼が黒船の甲板に乗りこんだときの言葉です。
今ここで海を渡ることが禁じられているのは、たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわることだ。くだらない常識に縛られ、日本が沈むのを傍観することは我慢ならなかった
『覚悟の磨き方 超訳吉田松陰』より
吉田松陰は素晴らしい戦略家なのに、黒船に乗り込むときはロクに計画も立てていなかったそうです。その彼の行動と言葉から僕が教わったのは、「いざ動くときは、もう考えるな」ということ。そして「常識にとらわれるな。いま目の前にあるものを疑え」ということです。
たとえばコロナ禍の今は、何だかよく分からないルールをいろいろと押し付けられていますよね。そしてそのルールは、たった60年や70年生きただけの首長たちが作ったもの。「それを鵜呑みにしていいの?」と僕は考えます。
いま目の前にあるものを疑えば、「こういうコロナ対策をすると、誰がどんな得をするのかな」と考えることができる。「意味不明な感染対策を求めてくるのは、やっぱりオリンピックをやりたいからなんだろうな」とも気付ける。コロナ禍で作られていくルールが、日本の悪しき伝統や習慣に根付いたものだと気付かされることもあるでしょう。
リーダーには、押し付けられた常識に振り回されず、柔軟に動くことが求められます。目の前の常識を疑い、当たり前を疑わないと、さらに進化することなんてできませんから。
本を読めない人は「You Tubeを見る気軽さ」で読んでみよう
それにしても、「たかだか江戸の250年の常識に過ぎない。今回の事件は、日本の今後3000年の歴史にかかわることだ」という吉田松陰の言葉には、本当に勇気をもらえますよね。さっきの本は名言集っぽくて、「これ、ホントに吉田松陰が言ったの?」という言葉もあったので、途中で飽きちゃったんですけど、この言葉に出会うだけでも読んだ意味がありました。
僕はSNSで人気の赤髪社長という人と仲良くしていますが、その赤髪社長は、「本を読むのにみんな気合入れ過ぎ。本なんてYou Tubeと一緒で、見たい人が見ればいいものだし、1冊を完璧に読もうとするのは良くない習慣ですよ」みたいなこと言っている。それを聞いて「なるほど」と思いました。
1日1冊本を読むコツ
①読む本は決めておく
②週ごとに似たジャンルの本を読む
③拍子と目次と著者プロフは熟読
④最初は流し見で太字だけ
⑤良書だと思えば再度気になる箇所読む
⑥全文字読まない
⑦最初から順番に読む必要もない
⑧読書慣れしてない自分を責めない
⑨面白くない本を書いた作家が悪い— 赤髪社長|フィリピン滞在中|来月末からシリコンバレー (@akagami_sns) January 17, 2021
真面目に読書をしようとすると、まず読み始めるのに時間がかかりますからね。「読まなきゃ、読まなきゃ」と思っていると、めんどくさい気持ちが逆に強くなって、最初のページを開くこともできなくなっちゃう。
だからもっと気軽に、「気になったらチラッと読んでみる」「それで面白かったら読み進める」「飽きたら置いておく」くらいでいいんです。それで「また読んでみよう」という気持ちになったら、そのときに読めばいいじゃないですか。そんな気軽さで、僕はできるだけ色々な本を読むようにしています。