手塚マキの新著『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』
参考サイト:https://www.gentosha.jp/article/17031/
手塚マキさんといえば、トップクラスの売れっ子ホストでありながら、ホストクラブを経営する側に回り、最近ではホストに短歌を詠ませるというエッジの効いた企画を立てて、『ホスト万葉集』を出すなど、枠にとらわれない活動を続けてきました。
歌舞伎町を拠点にした生活を、20年以上送ってきたという手塚さん。
そんな手塚さんの『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』という本が、2020年11月26日に発売されました。
手塚マキさん『新宿・歌舞伎町 人はなぜ〈夜の街〉を求めるのか』見本出来。去年から進めていたのですが、コロナ禍がひどくなるにつれ、どう作ればいいのか途中で全然わからなくなりました。でも出来上がってよかった。一度わからなくなったことで内容に厚みが出た気がします。11月26日発売です。 pic.twitter.com/ficpSAAKQ1
— 竹村優子 (@take0927) November 17, 2020
手塚さんの新著の内容について解説します。
歌舞伎町には過去も未来もない理由
手塚さんは「歌舞伎町には今しかない」と述べます。もちろんホストクラブの世界だけに絞っても、愛田武さんの『愛本店』から始まり、連綿と受け継がれてきた歴史が存在。
そういったクロニクルを作ることは可能であるものの、あくまで歌舞伎町の存在するのは今だけ。
一体それって、どういう意味なのでしょう?
手塚さんは歌舞伎町を「目指す街ではなく、漂流した末にたどり着く街」という表現をしました。「昨日までの自分と決別して、1人の人間としてリスタートできる街」それが歌舞伎町だというのです。
歌舞伎町は犯罪歴があったり、複雑な境遇で生まれ育った人間がたくさん生活しています。それは歌舞伎町の住人が、目の前にいる人の過去にこだわらないからに他なりません。
歌舞伎町に多くの人が漂流してくる理由。それは「誰にとっても敗者復活戦の街だから」と手塚さんは看破しました。
二部構成で書かれた内容は?
『新宿・歌舞伎町 人はなぜ<夜の街>を求めるのか』は、二部構成で作られています。
一部では歌舞伎町という唯一無二の街の概要と歴史について。二部では手塚さんがこれまで出会ってきた歌舞伎町で暮らす人々について。
プロローグでは、2020年5月から6月という新型コロナウイルスが猛威を振るっていた時期に関する記述も。新宿区の行政とホストクラブが、どのようにコロナ対策の連携をとっていったか、当事者の視点で解説。
ホストクラブに興味がない人が読んでも、十分に楽しめる内容になっています。
ショーパブのママがクラスター発生後、風評被害にあう
参考サイト:https://www.news-postseven.com/archives/20201128_1616026.html?DETAIL
連日報道される新型コロナウイルスに関するニュース。不安になった人達は、どこかでガス抜きをしたいと無意識に望むもの。
コロナ禍で叩きやすかったのは水商売。ホストクラブやキャバクラなどは「夜の街」と、ひとくくりにされ攻撃の対象とされました。
今回は、鹿児島の繁華街にあるニューハーフクラブ『NEWおだまLee男爵』に関する風評被害についてお届けします。
鹿児島「NEWおだまLee男爵」関連の感染者100人を突破ッッッ!!~ネットの反応「潰れるか?それとも知名度向上で人気店になるか」「店名公表する覚悟を評価してるぞ!店再開後は風評被害に負けんなよ!応援するぞ!」「これもう今年の流行語大賞だろ」 https://t.co/URxIddG02I
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) July 9, 2020
若松麗奈はホストクラブで遊び帰ってきたという噂を立てられて…
インパクト抜群の『NEWおだまLee男爵』という店名。こちらのお店で働いている若松麗奈さんは、2代目ママ。そのキャリアが20年を超えており、業界歴はかなり長いといえるでしょう。
戸籍を女性に移し、結婚もしているという若松麗奈さん。
コロナ禍で彼女は、根も葉もない噂に苦しめられました。若松さんが東京のホストクラブに出掛け、新型コロナウイルスに罹患して鹿児島に戻ってきたというのです。
噂を本気にしてしまった人から、脅迫文のような手紙も受け取った若松さん。
確かのに2020年6月27日に『NEWおだまLee男爵』で、クラスターが発生し、116人もの感染者が出たのは事実。だからといって無関係な噂を広げてもいいのかといえば否でしょう。
鹿児島で著名な彼女は、地元紙で人生相談をしていましたが、それも休載することに……。このまま、ずっと発信をしなくてもいいかというスタンスでしたが、「殻にこもってばかりではいけない」と取材を受けて、真相を明らかにしようと決意したのでした。
クラスターが起きないよう万全の対策をして再起をはかるママ
若松さんはクラスターがお店で発生した梅雨時、熱にうなされながらお店の名前を公表するか迷っていたそうです。
しかし「足を運んでくださったお客様の心配が第一にあった」という理由から、お店でクラスターが発生したことを公表に踏み切りました。
クラスター発生から2ヶ月半後には、客数が激減。これまでと比べ、何と9割もお客さんが減ってしまったといいます。
お店で働く人間全員がフェイスシールドを着用するなど、万全の対策を実施してお店を続けることを決めました。
客数に限らずレベルの高いパフォーマンスを見せるのがプロフェッショナル。お客さんが2人だけのときもあったそうですが、それでも『NEWおだまLee男爵』で働く人達は、全力を尽くし来客を満足させるよう努めました。
2020年11月から、また感染者が増えつつあります。お店を続ける上で逆風に感じることも多々あるでしょう。
しかしそれでも若松さんは「大変なこともあったけど、ずうっとへこんでいるわけにもいかない」と力強い言葉を吐きました。
「やっぱり生活していかなきゃいけないし、(従業員を)生活させなきゃいけない」と、「みんなを食わせていけないと!」という、深い愛情と強い責任感が、彼女のモチベーションになっているのは間違いありません。
ローランドとはじめしゃちょーは同学年!?
参考サイト:https://fumumu.net/196160/
世の中には「えっ……この人とこの人と同い年なの!?」と驚く組み合わせが存在します。
今回はローランドとはじめしゃちょーが、まさかの同学年だったという話題について解説しましょう。
ローランド兄弟 pic.twitter.com/22nlFIDxi3
— はじめしゃちょー(hajime) (@hajimesyacho) November 26, 2020
『THE ROLAND SHOW』にゲスト出演した、はじめしゃちょー
はじめしゃちょーといえば、超人気ユーチューバーのひとり。自身のチャンネル登録者数は、2020年11月下旬の時点で、900万人を超えるなど圧倒的。
YouTubeの世界では後輩にあたるローランドのチャンネル『THE ROLAND SHOW』の11月26日配信分にゲスト出演した、はじめしゃちょー。
実はこの2人、まったくの同い年であったことが発覚しました。
ちょっと人見知りなところがキュートなはじめしゃちょー
ローランドは10代の頃サッカーに打ち込んでいたこともあり、かなり体育会系。人生の先輩には、きっちりと礼儀を通しますし、言いたいことがあっても言い方に気を付けながら伝えるスタンス。
30歳上の帝京高校の先輩である、とんねるずの木梨憲武さんが『THE ROLAND SHOW』にゲスト出演した際も、礼儀を守る姿勢を崩しませんでした。
ローランドと木梨憲武が共演、時津剛が撮影したコロナ禍の歌舞伎町、大阪市のホストクラブが再び時短営業【2020年11月のホストニュース】
「同い年であれば、フランクに接するのは自然なこと」とばかりに、はじめしゃちょーへ「(俺たち)仲いいじゃん!」と話しかける帝王。
これに対し、はじめしゃちょーは「まだまだっすよ。俺たちは」と謎の否定敬語で返しました。
堂々としているローランドに対し、「ローランドさん」とさんづけで話している、はじめしゃちょーは帝王の風格に思わず人見知りモードになってしまったのかもしれません。
はじめしゃちょー、実はシャイなツンデレ野郎なのでしょうか?
チェンマイのホストクラブがコロナ感染者の影響で一時閉店
参考サイト:https://www.thaich.net/news/20201129ao.htm
今回お届けするのは海外のホストクラブのニュース。
感染女子が訪れたチェンマイのホストクラブが一時閉店 https://t.co/MUVysxZzfX
— タイランドハイパーリンクス:ThaiHyper (@ThaiHyper) November 29, 2020
ミャンマーからタイへ入国した女性が、チェンマイ市内を移動したというのです。
どういった内容だったのかを詳しく見ていきましょう。
チェンマイ市内を訪れたコロナ感染者の女性
今は2週間の隔離がスタンダードになっており、隔離期間が終わってからでないと自由に移動できないのは周知の事実。
これはどんなセレブな人間でも変わりません。
例えば2020年10月上旬に凱旋門賞へ参加するため渡仏した武豊騎手は、帰国後に2週間隔離されていました。
トップアスリートであろうが、一般人であろうが今は誰でも2週間は隔離されます。
しかしタイに入国したある女性が、隔離されることなくチェンマイの中で動き回り、しかも新型コロナウイルスに感染していたことが発覚。このニュースはタイだけでなく、タイ国外でも大きく報道されました。
タイのホストクラブで遊んだはいいが…
11月24日、ミャンマーからタイ入りした女性は、ソイ・サンティサムにあるホストクラブ『Kingsway』で過ごしました。
約50人ホストがいたお店の希望は、かなり広かったと考えていいでしょう。
来店した女性が新型コロナウイルスに罹患していたことがわかり、『Kingsway』では営業のめどが立たなくなっています。
感染者のタイ人女性は、食事や映画鑑賞の目的で訪れていたショッピングセンターのセントラルフェスティバルは、2020年11月28日の夕方から、消毒のため閉店するなど、かなり大きな影響がでている模様です。