「華やかな夜の世界、何をしてもOKでしょ!」
ホストになろうと考えている方の中には、そういう風に考えている方もいらっしゃると思います。
もちろんホスト業界にも決まりがあります。むしろ普通の社会に比べてシビアな部分もあります。
しかし、実はホストの世界では、普通の会社と比べてもシビアなくらいマナーが重視されます。ホストとして大切にしたいマナーは、主にテーブルマナー・接客時の言葉遣いや距離感・お客様への安全配慮・お店のルールや法令の遵守の4点です。
接客時のテーブルでは、グラスの扱い方やおしぼり・灰皿の交換などの気配りが必要です。言葉遣いや距離感も、お客様が安心して楽しめる雰囲気づくりに直結します。飲酒や喫煙は、無理をさせず安全に楽しんでもらう意識が欠かせません。
そして、見落とせないのが店のルールや法律の順守です。2025年の風営法改正で、恋愛感情につけ込んだ要求、つまり色恋営業・本命営業が禁止されました。法令の変更に合わせてお店のルールや接客の基準も更新されています。
中には、犯してしまうと『即クビ・罰金』なんて行為もあるので要注意。
そういったことは、ホストとして働く前に知っておきたいですよね!
ということで今回は、新人ホストがやってしまいがちな『NG行為』『避けたい話題』を紹介します!
【関連記事▼】
NEW GENERATION GROUPなら新人でも一か月目から稼げるプレーヤーを目指せます。ぜひお問い合わせください。
テーブルマナーの基本
ホストクラブでのテーブルマナーは、接客の雰囲気を作る大事な要素です。入卓してから乾杯、料理やドリンクの配膳、片付けまで一連の流れを丁寧にこなすことで、お客様に居心地の良さを感じてもらえます。細かな仕草や手際の良さが信頼感や上品さにつながるため、形だけでなくお客様を気遣う姿勢が何より大切です。
おしぼりの交換
おしぼりは単なる備品ではなく、扱い方で気配りが伝わります。折り目の向きを揃えて差し出し、乾絞・濡絞・冷絞を状況に応じて使い分けるのが理想です。使用済みだと分かるように三角形に畳むのが定番で、だらしなく置きっぱなしにするのは避けましょう。
さらに、使い終わったおしぼりをテーブルに溜めず、スタッフにタイミングよく回収してもらうと、見た目も清潔感も保てます。こうした細やかな動作が積み重なることで、安心して過ごせる空気を演出できます。
タバコへの配慮・灰皿の管理
喫煙の場面でもスマートさが求められます。灰皿は吸い殻が溜まる前に交換し、焦げ臭さや不快感を与えないようにする配慮が欠かせません。ライターをお客様に近づける際には、落ち着いた動きが好印象につながります。
また、吸わない人への配慮も重要です。「タバコのニオイを服に付けなくない」「タバコが苦手」という人もいます。ホストが喫煙者の場合は、吸わないお客様の接客中はタバコを吸わない、またはタバコを吸っても良いか確認して、煙がお客様にかからないよう配慮するなどの気遣いが必要です。
お酒の作り方・乾杯
お酒を注ぐ際は、ボトルのラベルを上に向けて、お客様に見せるのが基本です。グラスの口に触れないよう注意して注ぎ、手元の水滴もこまめに拭き取ります。乾杯の時はグラスを高く掲げず、お客様のグラスと同じか、やや低い位置にすることで失礼なく乾杯できます。ドリンクの位置管理やグラスの扱いに気を配れば、自然とスマートさを演出できるでしょう。
また、退席時にグラスを空けてから立つことは、ボトルを入れてくれたお客様への礼儀でもあります。細部にまで気を配ることで「この人に任せて安心」と思わせる接客を提供できます。
テーブルの片付け・清掃
お客様が席を外した瞬間は、片付けや清掃のチャンスです。テーブルに残ったグラスを片付け、おしぼりでテーブルをキレイに拭き上げます。また、使用済のおしぼりや灰皿を新しいものに交換しておくと、お客様が戻ってきた時に気持ちよく接客を続けられます。
さらに、ボトルや割り物をお客様の目の前に置かず、ホスト側に寄せて整理すると見栄えも良く、スマートにお酒を提供できる環境を整えられます。お客様がいる時に片付けや清掃が必要な際は、ガチャガチャ音を立てず、スマートに手早く終わらせます。些細な作業に見えますが、清潔で整った空間は安心感と居心地の良さを生み、リピートにつながる大切な要素です。

気をつけるべきこと-接客編
まずは接客に関する注意点を見ていきましょう!
『ホストはお客様に夢を与えることが仕事』というのがキーワードですね!
ホスト遊びで1番大切なのは担当との距離感。私が現在指名している某ホストは業務連絡と店内接客しかしない。そのため「かっこいい」「売れててすごい」くらいの感情しか湧かず「好き」「死ね」なんて思ったことがない。依存が皆無のため、全く病まないし、毎回楽しく遊べている。
— おろち (@orochikabuki) August 29, 2020
接客編その①:お客様に年齢・住まい・職業について尋ねる行為
「幾つなんですか?」「どこに住んでるの?」「どんな仕事してるの?」
合コンや日常生活では使いがちな話題ですよね。
ホストクラブは非日常な空間。
こちらから、現実に立ち返らせるようなワードを出すのは避けましょう!
聞くとしても仲良くなってからがベター。基本初対面ではNGとされています。
接客編その②:野球・宗教・政治の話題をしてしまう
特に関西での野球ネタはNGだと言われていたりします(笑)
「~が優勝しましたね」なんて何気ない話題フリも、時に険悪なムードを引き起こします。
お客様と同じチームのファンだからと言っても、店内で誰がその話を聞いて不快に思っているか分かりませんからね。
宗教や政治の話題も同じですね。
接客編その③:女性を賤しめる話題・下ネタはNG
下ネタはもちろんのこと、容姿や服装などの女性全般を貶めるような発言も避けましょう。
「芸能人の○○に似てるね!」「スタイル良いね!」といった一見褒めているような内容に関しても、お客様が気にしている場合もあるので、いきなり話題に出すのは避けるが吉ですよ。
接客編その④:『気軽にお触り』はNG
「指名のお客様なのだから、自分に好意を寄せているのだろう!」「ボディタッチで好感度アップだ!」「先輩もやってるから大丈夫だろう!」
ちょっと待ってください!
お客様の身体を触るという行為自体苦手な人もいるので、見極めが重要です!
お客様からのボディタッチの有無などから冷静に見極めましょう。
【まずはNEW GENERATION GROUPに応募しよう▼】
接客編その⑤:ライターの火を見せてしまう
自分がお客様のタバコに火をつける時、自分のタバコに火をつける時、両方に共通するマナーとして『ライターを右手でもち、左手で炎を隠す』というのがあります。
『ライターの異常でお客様が火傷する事への予防』、『暗闇の中で火をつけた事でお客様がびっくりする事への予防』といったようにちゃんとした理由があるマナーなのです。
NEW GENERATION GROUPなら新人でも一か月目から稼げるプレーヤーを目指せます。ぜひお問い合わせください。
気をつけるべきこと-勤務編
次に勤務に関する注意点を見ていきましょう!
100万円以上の罰金が課される場合もあるので要注意ですね。
勤務編その①:担当ホストがいるお客様に連絡を取ってしまう-爆弾
絶対にやってはいけないタブー行為です。
爆弾とは、『担当がいるお客様と連絡を取る』『担当がいるお客様とプライベートで会う』といった他のホストからお客様を取る行為です。
100万円以上の重い罰金や、一発クビといった罰が待っています。ホストの世界では、ほとんどが永久指名制度で動いています。
ほとんどのホストクラブでは、一度指名したホストから他のホストに指名を変える事はできません!
二度とホストとして働けなくなるかもしれませんので、絶対に守りましょう!
勤務編その②:他のホストの情報を漏らす
『他のホストの情報』『店の内部事情』をお客様に漏らすことも絶対にやってはいけません。
「このホストは昨日○○と会っていた」「あのホストは昨日お茶だった(※指名客0の意)」
お客様に聞かれたらついうっかり答えてしまいそうな話題ですが、常に細心の注意払っておきましょう。
やってしまった場合、最悪お店にはいられなくなるでしょう…
勤務編その③:遅刻・無断欠勤
どんな仕事でもやってはいけない事ですね。
特にホストクラブでは店舗によって数万円の罰金が科せられることがあります。
時には遅刻・無断欠勤が多すぎて給料マイナスなんてことも。
二日酔いになることも多い仕事ですが、自己管理はしっかりしましょう。
逆に、皆勤賞として賞金を用意している様な店舗も有りますよ♪
勤務編その④:勤務中に寝る(酔いつぶれる)
夢を与えるホストたるもの、見苦しい姿をお客様に見せるのはもちろんNGです。
酔いつぶれてしまうことで、お店や先輩にも迷惑がかかっている事を自覚しましょう!
お酒の弱い人・飲めない人は、あらかじめ店長や先輩に相談して、対策しておきましょう!
といっても仕方がない状況もありますので意識をしておくくらいがベターです。
ホストとして働く上で知っておきたいのが業界のタブー。なかでも最大の禁忌と呼ばれる爆弾行為についても解説します。その他、お…
勤務編その⑤:顧客の求めるキャラを見誤る
ホストの中には、あえて高圧的なオラオラ系タイプも存在。もちろんオラオラ系が好きな女性もいるので、需要と供給の関係が成り立っています。
例えばオラオラが苦手な人に対して、オラオラするのがNG。不愉快な気持ちにさせるだけ。
ローランド(ROLAND)があれだけビッグマウスなのに、人を不愉快にさせていないのは、常に言葉を受け取る人間の気持ちを想像しているから。
ホストが話す言葉には全て意味がなければいけません。お客様を喜ばせハッピーにする言葉をできるだけ、口から出すようにしましょう。
勤務編その⑥:店内ルールを遵守する
店内ルールを守ることは、ホストとしての信用と店舗全体の秩序を保つための基盤です。
なかでも永久指名制は、顧客が複数のホストを掛け持ちして起こる担当間の争いや売掛の責任不明確化を防ぐために設けられています。担当を一人に固定することで、売掛管理が一本化され、トラブルや未回収リスクの軽減につながります。(現在、歌舞伎町では売掛禁止)
さらに、「直引き」「裏引き」と呼ばれる店外での金銭授受は、店舗利益を損なうだけでなく、背任行為とみなされ、懲戒処分や刑事責任に発展する危険も!
お客様への接客は必ず店舗を通して行うことが、お客様とお店両方との信頼関係を守り、自身のキャリアを長く続けるために必要不可欠です。
勤務辺その⑦:法令を遵守する
2025年6月に風営法が改正され、ホストの接客現場での禁止行為がより厳しく規定されました。やってはいけない行為を十分に理解しておかないと、自分だけでなく、店舗やグループ全体の経営にも影響してしまいます。違法行為は「知らなかった」では、通らないので注意してくださいね!
以下の接客・行動は全て違法なので、警察からも注意喚起がされています。
・料金について虚偽の説明、または誤認させるような説明をする
例:「サービス料込みでこの値段だよ」と嘘の料金で騙して来店させ、実際には高額な請求を行う
・恋愛感情を利用して営業する
例:「高額ボトルを入れてくれないと別れなきゃいけない」「結婚を考えているから応援してほしい」などの色恋営業(本営)を行う
・未注文の飲食を勝手に提供する
例:「今日もシャンパン入れといたよ」と勝手に注文を入れる
・支払いや勧誘で威迫・脅迫的な言動をする
例:「払わないなら店を出禁にする」「SNSで晒すぞ」など脅す
・売春や性風俗関連、AV出演などを要求しない
例:「稼げる風俗紹介してあげるよ」「結婚したいから、今は体を使ってでも稼いで欲しいな」など春を強要・斡旋する売
違反すると懲役や罰金刑が科されることもあり、法人は最大3億円の罰則対象となります。法令を遵守することが、ホストを続けるための必須条件といえますね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
|
「意外と多いな」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これらをしっかりと抑えて、一流のホストを目指しましょう!







" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
" class="attachment-icatch375 size-icatch375 wp-post-image" alt="" />
