
華やかで高収入というイメージが強いホスト業界ですが、厳しい現実もあります。最大の要因は歩合制による収入の変動で、売上がなければ最低保証しか得られず、生活の安定は困難です。
さらに、遅刻や欠勤時の罰金や、衣装代やヘアメイクなどの必要経費、同伴・アフターにかかる費用などの自己負担も避けられません。加えて、昼夜逆転の生活や長時間の拘束は体力的な負担が大きく、接客に伴う感情労働は精神的にも消耗を強いられます。
そこに追い打ちをかけるのが法規制の強化で、2025年6月28日施行(一部11月28日)の改正風営法によって、環境はこれまで以上に厳格化されています。
本記事では、厳しいといわれるホストやホスト業界について詳しく掘り下げます。
※改正風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行規則)
実際その想像は間違ってはいませんが、それらはホストが夢を見るのではなく「お客様が夢を見て楽しんでいただく」ために必要な要素です。
罰金やノルマって厳しい?
かつてのホスト業界は「売上ノルマや高額な罰金が当たり前」というイメージが強くありましたが、近年は環境が改善されつつあります。とはいえ完全になくなったわけではなく、今も一部の仕組みやペナルティは残っています。まずは、罰金とノルマについて最新の傾向を整理します。
罰金/ペナルティ罰金
ホストクラブで最も一般的なのが遅刻や無断欠勤に対する罰金です。金額は店舗ごとに異なりますが、数千円から数万円が設定されています。
遅刻や欠勤は本人だけでなく、お店全体の営業に影響を与え、お客様からの信頼も損なうため、厳格に取り締まられやすい問題です。罰金制度は、ホストを締め付けるためというよりも、プロ意識を持って仕事に臨ませる仕組みとして採用されています。
ノルマ
ホスト業界では、一律で全員に課される売上ノルマは減少傾向にあります。労働環境の改善が進み、最低保証と歩合を基本とする店が増えているため、過度なプレッシャーがかけられる環境は少なくなってきました。
ただし、誕生日やお店の周年など一定のイベント時は、「強制指名日」として最低限の売上や指名が求められることがあります。お店にもよりますが、未達成の場合は減給や罰金につながるところも残っています。完全にノルマがないわけではなく、一定の営業意識は求められるのが現実です。
働く環境が悪い・厳しい店を体入で見抜くためのチェックリスト
ホストクラブは店舗ごとに環境の差が大きく、入店後に「想像と違った」と後悔する人も少なくありません。そのため、働きやすさや待遇面を事前に見極めることが重要です。特に、体験入店は、店の実態を知る絶好の機会となります。
ここからは、体入の段階で働く環境が悪い・厳しい店を見抜くための具体的なチェックポイントをお伝えします。
飲酒強要の有無
体入でまず注意したいのは、飲酒を強要されるかどうかです。お酒を飲まなくてもホストになれるお店が増えている一方で、全員がお酒を飲むことが当たり前になっているお店も存在します。無理に大量のお酒を飲ませる店は、体力面・健康面に大きなリスクがあります。夜型勤務でただでさえ体調を崩しやすい環境の中、過度な飲酒を強要されれば健康な状態で長く続けるのは難しいでしょう。
飲めない人や弱い人には「無理に飲ませない」とはっきり伝えてくれるお店かどうかを見極めるのが大切です。
罰金制度の内容
遅刻や無断欠勤に対して罰金制度があるのは一般的ですが、ただし、金額が高額すぎたり、曖昧な理由でペナルティが発生する店は注意が必要です。
オフが少なく出勤日数が多い環境で罰金まで重なると、精神的にも経済的にも大きな負担になります。体入時に「どんな条件で罰金が発生するのか」「上限はどれくらいか」を確認しておくと安心です。
SNS上での業務と休日日数
最近では営業の一環として、個人のSNS運用を求めるお店も増えています。投稿やストーリー更新が義務に近い形で課され、休日もSNS対応に追われると実質的な休みはかなり減ってしまいます。
オフ不足は体力やモチベーションに直結するため、店の「休日の取り方」「SNS業務の位置づけ」は必ず確認すべきポイントです。
強制指名日の有無
必ず指名を取ることが求められる強制指名日があるかどうかも重要です。未達成だと減給や罰金につながるケースもあり、営業負担が大きくなります。強制指名日があること自体が問題というよりも、どれだけのノルマが課されるかが重要です。
同伴やアフターを強く求められる環境だと、拘束時間がさらに長くなり、プライベートがほとんど持てないことも。体入中にスタッフへ「イベント時のノルマ」について聞いてみると実態が見えやすくなります。
教育制度・最低保証期間の有無
未経験者にとっては教育体制と最低保証があるかどうかが安心材料となります。教育が整っていない店では、営業の仕方や接客ルールを学べずに結果が出ず、早期に辞めてしまう人も多いものです。
また、最低保証が短期間で切れると、収入が得られず、生活が立ち行かなくなるリスクがあります。体力的な負荷が大きい夜型勤務だからこそ、バックアップ制度があるお店を選ぶことが続けやすさにつながります。
新人ホストの現実

新人ホストは指名のお客様がついていないことが多く、収入的にも厳しい状態です。
指名がないなら時間に余裕がありそうですが、仕事を覚えつつ指名も狙って雑務もこなして・・・と意外とやることも多いのが新人期間。
新人ホストの1日のスケジュール、給与保証、月収について見ていきましょう。
1日のスケジュール
新人ホストはどのようなスケジュールで動いているのでしょうか?
1日のスケジュールの例をご紹介します。
起床~出勤まで
起床時間は人によりますが、大体お昼ぐらい。
起きたらまずはお客様やお店のスタッフから連絡がきているか確認します。
返信が終わったら、出勤の夕方までは自由な時間です。
趣味の時間や友人と遊ぶ時間にしてもよいですが、1日でも早く売れたい人は自由時間も無駄にしません。
初回で連絡先を交換したお客様に営業のLINEを送ったり、SNSを更新したり少しでも集客に繋がる行動は毎日少しずつでも行いましょう。
前日にとった業務のメモを見返したり、シャンパンコールの練習をするのも◎
出勤時間が近づいてきたら、服を着替えてヘアメイクをします。メイクは自分ですることが多いですが、新人のうちはナチュラルメイクの方がフレッシュ感が出て良いでしょう。
出勤
新人ホストは開店前に準備があるので早めに出勤します。
開店前の作業としては、
- 店内の清掃(エントランス前・トイレを含む)
- テーブルセッティング
- グラスやカトラリー磨き
- 消耗品の買い出し
- 仕入れたボトル等の整理
- 店内の照明・BGM調整
などがあります。
新人であっても売上上位であれば開店準備が免除されるお店もありますが、同伴などの予定がない限り積極的に参加することをおすすめします。
清掃やセッティングが終わったらシャンパンコールや接客の練習を行います。最初は緊張しますが、慣れが大事なのでとにかく練習と実践で数をこなして体が自然に動くようにしましょう。
準備が終わったら全体ミーティングを行い、その日の目標、注意点、予約の確認などを内勤・ホスト全員で共有して営業スタートです!実際にお客様をお迎えして接客しましょう。
新人のうちはヘルプや初回につくことがほとんどです。
まずはお客様に失礼のないこと、ヘルプの場合は指名のホストを立てることを意識して、次第に自分の接客スタイルを確立していってください。
ヘルプについていない時間は、裏で食器洗いやトイレの清掃などの雑務をこなします。
営業終了後
営業終了後は店内の片付けを行います。
といっても、酔っている状態なので必要最低限の掃除で済ませるお店が多いです。
新人のうちは内勤や運営側と軽くミーティングをします。その日の反省点や分からない事など、とりあえず何でも相談してみましょう。
営業後は帰宅するホストも多いですが、先輩ホストが食事や飲みに連れて行ってくれることも。
日給保証について
お店によっては、お給料の日払いや週払いに対応しています。
金額はお店によって異なりますが、売上があっても一部のみ支払いとしているところがほとんどです。
入店から一定期間は日給保証が定められているお店もありますが、保証期間が終わると完全歩合制に切り替わるところも少なくありません。
収入を少しでもアップさせるためには保証期間はできるかぎり出勤し、少しでも早く指名が取れるように勤務時間外もSNSやライブ配信などを活用しましょう。
NEW GENERATION GROUPでは、指名数に応じて1日最大1万円まで日払いが可能です。
新人ホストの月収例
新人ホストが指名を安定して得るまで、大体数ヵ月はかかると言われています。
それまでの月収はどうしているのかというと、ほとんどの場合最低保証給が主な収入となります。
最低保証給がもらえる期間はお店によって異なります。
入店から一定期間(3~6ヶ月)を保証期間としているところもあれば、特に期間を設けていないお店も。
ただ、保証期間の制限がないお店でも、勤怠がよくなかったり、仕事がきちんとできていない場合は保証給は満額支払われないこともあります。
NEW GENERATION GROUPは、最低保証が21万円と業界でも特に高額で、売上が立たない期間でも生活の心配がありません。金額はお店ごとに異なるため、お店選びがホストになった後の生活を左右します。
ホストの現実は?

新人期間が終わり、ホストとして安定して稼げるようになると仕事の実態はどのように変わっていくのでしょうか?
ホスト業務の現実がこちらです。
ホストは休みが少ない
ホストは一般企業に比べて休みが少ない
職業だと言えるでしょう。
レギュラー勤務の場合、特別な理由がない限り営業日は出勤するのが基本。ホストクラブの店休は週1のところが多いので、ホスト一本で働く場合は週6出勤が前提です。
長期休暇の扱いはホストクラブによってかなり差はあるようですが、ひどいところだと長期休みを少ししかもらえないところもあるのだとか。
思ったように休めないのでツライという声もありますが、ホストの中には営業帰りの
時間を使って旅行やアウトドアを楽しむという強者もいます。時間を有意義に使うためにも体調と時間の管理には特に力を入れましょう。
ホストはお客様を選べない?求人や情報サイトではなくホストクラブが運営しているメディアなので、お客様に失礼な表現は極力避けた方がよいかと思います
ホストだけでなくナイトワーク全般でもそうですが、お客様を選ばずにあらゆるタイプの方とコミュニケーションをとらなければなりません。
もし仮に「自分とは合わないタイプだ」と最初に思っても話していく内に気があったり、良い対処方法を見つけられて他のお客様にも活かせたり、と得られるものもたくさんあります。
ホストとしての接客スキルを向上させるためにも、お客様を選り好みしないで色々なタイプの方と積極的に話してみましょう。
その経験はプレイヤー時代だけでなく、将来自分が運営側に回った時にも大いに役立つことでしょう。
ただし爆弾行為(ホストクラブでの禁止行為)は断固拒否してくださいね。
ホストはお酒を飲むのが仕事
一部を除き、ホストとして成功するためにはお酒を飲めた方が有利です。
売れている人は1日に何卓も指名が入り、それぞれの卓でボトルが入るので飲酒量もかなりの量になります。
時にはタワーやシャンパンコール、イベントなどで皆でお酒を分け合うことも。
仲間の売上のためにお酒をたくさん飲む日もあるかもしれませんね。
しかし、アルコールアレルギーなど、体質的にお酒があまり飲めない場合は無理してお酒を飲む必要はありません。
お酒が弱い、お酒が飲めないという方でもホストとして大成した例もたくさんあります。
最近では、配信をして投げ銭で何千万も集めてシャンパンタワーイベントを行い、その様子を生配信するホストもいます。
プラットフォームの発達により、ホストとして稼ぐ方法も増えてきています。
トークを磨いたり、ブランディングに力を入れるなど色々な方法があるので自分に合うものを試してみましょう。
暴力や体育会系のノリは減ってきている
ホスト=男社会というイメージは未だに根強いようです。
ホストクラブを扱ったドキュメンタリーやドラマでは、競争の激しさや衝突の場面が強調されがちなので、圧が強い体育会系のノリの中で働けるか不安になる人もいるでしょう。
実際にそういった昔ながらの上下関係を重んじるお店もありますが、きちんとしたホストクラブであれば、研修やフォロー体制、相談しやすい窓口を用意し、新人や業界未経験でも働きやすい環境を整えています。
NEW GENERATION GROUPでは2018年に年功序列を撤廃。先輩からの理不尽な命令や暴力などはありません。
教育も当グループオリジナルのルールに基づいて、効率的に行います。
それでもホストは個人で最も稼げる可能性のある夢の職業

これまでホストという仕事の厳しい面もお伝えしましたが、それでもホストはたくさんのチャンスがある夢の職業だと言えます。
一般的な昼職でも勤務時間が長い、お客様とのコミュニケーションが難しい、なんてケースは山ほどあります。
しかも昼職の場合は厳しい仕事を乗り越えても、得られる報酬は年間で数百万円ほどですが、ホストなら同じ金額を1ヵ月で稼ぐことができます。
さらにトップクラスのプレイヤーになれば月に1,000万円、年間1億円以上稼ぐことも。
実力があってチャンスを掴める人であればこれほど稼げる機会に恵まれた職業もそうありません。
NGGで働くホストの1日

16:00
SNS更新をしつつ出勤前のヘアメイクをします。
SNSは自分やお店の宣伝になるだけでなく、DMで営業をかけたり、予約を受ける集客ツールとして欠かせない存在です。
Instagram、TikTok、などプラットフォームごとのトレンドや雰囲気を掴みましょう。
ヘアメイクは見た目が良くなるだけでなく、ホストとしてのスイッチが入る大切な時間です。
NEW GENERATION GROUPではヘアメイクは無料で利用できます。
18:30
同伴の予定がなければ出勤して開店準備を済ませます。
店内の掃除、テーブルセット、仕入れや在庫管理、お酒や消耗品の買い出しなどを行います。
店内の鏡もきれいに磨いてお客様を迎える準備を万全に整えましょう。
19:00
新人ホストは開店前にスキルアップ研修を受けます。
先輩ホストによる指導で、営業のテクニック、接客スキルなどを学び実践に活かしていきます。
NEW GENERATION GROUPでは教育システムにも力を入れているので、未経験でも安心して働けますよ。
20:00
いよいよ開店の時間です。接客をしつつ、店内の状況にも気を配り複数のお客様をスムーズにおもてなしするのが腕の見せどころです。
まだ指名がついていない場合は、ヘルプや初回のお客様の接客がメインとなります。
0:30
0:30で営業は終了。
終礼をしてその日の売上などを報告します。日払い希望者はこの時点でお金を受け取って、帰宅したり、アフターに行ったりします。
売れるホストほど泥臭い努力を水面下でする
人生は一度きり。夢の職業「ホスト」は苦労もある分、サラリーマンではとても得られない十分なリターンを見込める仕事です。
真面目にやれば稼げないはずがない、と先輩一流ホスト達は語ります。
今回の記事のポイントをまとめました。
- 新人ホストは雑務などで忙しく給与体制も店によって差がある
- 給与保証や教育システムがしっかりした店を選ぶことが大切
- ホストは営業時間中も時間外もやることが多いタフな仕事
- 飲酒量が増えるが、工夫次第で飲み営以外でも稼げる
- ホストの現実はシビアだが、それでも大金を稼げる可能性がある
苦労することも多いホストですが、華やかな世界で大金を稼ぐチャンスがある、そう考えれば正に夢の職業です。








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