どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は前回に引き続き、僕がフランチャイズオーナーとして大事にしていることについて書いていきます。
前回の記事は↓からどうぞ。
武田塾・新宿校は学生校舎長だった野口くんが躍進のカギに
僕がフランチャイズオーナーを務めた武田塾をなぜ成長させられたかと言うと、まず1つは、以前のオーナーがそもそも校舎に愛着を持っていなかったからです。
本腰を入れていないフランチャイズオーナーから事業を引き継ぐと、真面目に取り組むだけで成長がで期待できます。
そして何より大きかったのは、現在は武田塾新宿校の校舎長のほか、僕の飲食フランチャイズ事業の事業部統括を務めている野口くんに出会えたことです。
【7年目の僕が思う桑田さんのすごいところ】
桑田さん@ryu_pi_110 誕生日おめでとうございます🎂桑田さんと出会って早7年が経ちました。
お約束通り今日はまだまだ飽きさせない男、桑田さんののぐちが思う個人的にすごいところ5選!!・行動力がすごい…
— のぐち統括_FC加盟の心が折れそぅ (@haitoku_yuto58) January 10, 2025
彼は元・武田塾生で、講師を務めていた大学生時代に、武田塾では異例の”大学生校舎長”として、新宿校の校舎長に就任しました。
その後、新卒で武田塾に就職しています。
野口くんは他の道も考えていたようですが、彼自身の将来の可能性や、今後の昇給のことなどを僕が話して、僕が口説き落としました。
自分が口説き落として入社してもらった人に対しては、「俺も頑張ってこいつを稼がせなきゃいけない」という責任感も生まれます。
また野口くんの方も、僕の魅力に惹かれて武田塾の道を選んでくれた部分もあると思いますし、互いに認めあった者同士が本気で仕事をすると、やはり事業は成長していきます。
その野口くんは多くの名門校合格者を輩出して「カリスマ校舎長」と呼ばれる存在になり、新宿校の成長のキーマンとなりました。
塾でも飲食店でも、大事なのはやっぱり「人」です。
能力のある、魅力的な人物が中心にいる組織には、やっぱりお客さんが集まります。
だからこそ、フランチャイズオーナーは、そういう人を見出すこと、そして入社してもらえたなら大切に扱うことを心がけましょう。
ホスト業界の知見も活かして校舎長の魅力をPR
なお野口くんは、偏差値40だった高校生の頃に武田塾と出会い、早稲田大学や東京学芸大学に合格しています。
その後に講師として働いた期間、校舎長を務めた期間も含めると、人生の1/3以上の期間を武田塾で過ごしている人間です。
野口くんには間違いなく講師・校舎長として高い能力があったと思いますが、僕は彼の魅力を多くの人に伝えるための仕掛けをしました。
具体的には、彼の強みを言語化し、写真も見栄えの良いものをきちんと撮影して、ホームページに掲載しました。
ホスト業界のホストのプロモーションの知見を活かして、野口くんという人間をプロモーションしたわけです。
その結果、新宿校には多くの生徒が集まって、事業は大きく成長していきました。
人の強みを見極めて、適切なポジションに配置することは、どんな事業でもやはり大切です。
そして、お客様を集める事業の場合は、その中心となる「人」の強みや魅力を、ビジュアルや物語を通して伝えていくことも大切になります。
1本の右腕を作ろうとせず、7本、8本の腕を作ろう
今は飲食フランチャイズ事業部の統括としてもバリバリ働いてくれている野口くんのように、僕の周りには頼れる仲間が沢山います。
よく「自分の右腕」なんていう言い方をしますが、僕には右腕が1人どころじゃなく、腕が8本くらいあるイメージです。
でも、考えてみてください。
社長は1つの企業を率いるだけでも、企画に財務、営業、広報、人事などなど多種多様な仕事をすることになります。
右腕が1本じゃ足りないし、腕が何本も必要なんですよね。
もちろん自分がゼロから立ち上げた会社なら、その全部を自分でやっている人もいるでしょう。
しかし、事業が拡大し、人員を増やしていく過程で、「営業の部分は彼女に任せられるな」という人が出てくるはずです。
そうしたら、その部分を任せて手放していき、部下に責任を与えながら育てていきましょう。
しかし世の中には、「1人だけの右腕」を作ろうとして、その人に5つや6つの仕事すべてを任せようとする人が結構います。
それで失敗する人は多いんですよね。
なので、1人に1つずつ受け渡していくことが大事だし、その受け渡すタイミングも自分の都合で決めるのではなく、その人が「自分でやってみたい」と思うまで待たなければいけません。
本人に意欲がある状態なら、それに伴って責任感も生まれるはずですから。
僕がフランチャイズオーナーを務める事業でも、意欲がある人間に重要なポストを任せることで、今は「オーナー以上に社員のほうがやる気がある状態」になっています。
「もっと給料を上げて遊ぶお金も欲しいので、店舗を増やしたい」という社員には、「じゃあFCチャンネル見学して勉強してこいよ」といった形で挑戦を後押ししています。
自分の仕事を任せる社員を増やすうえでも、やはり大事なのは「その社員が何が得意で、何をやりたくて、何を目指しているのか」をきちんと把握して、その意欲を生かせる仕事を与えることです。
そのためには日々のコミュニケーションが大事になってきます。
「これからは社員を大事にしていこう」「これからは部下を大事にしていこう」と思う人は、そうした日々のコミュニケーションからまずは見直していきましょう!
今週のピックアップホスト
KNIGHT
リト
愛知県蒲郡市生まれ 21歳
ホストを始めたきっかけ
現場仕事やバーのボーイを経験し、「地元の人に負けたくない、お金を稼ぎたい!」と思い、次にチャレンジしたい仕事としてホストが思い浮かんだ。
SNSで桑田龍征オーナーを知っていたこともあり、「ホストを始めるならニュージェネだ!」と思い、すぐに上京を決意。スーツケース一つで歌舞伎町にやってきた。
生い立ち
愛知県で生まれスポーツ万能でスクスクと育ってきた。地元の高校を卒業後は現場職に3年半勤めた。ギラギラした夜の世界に興味があり、バーのボーイに転職。しかしボーイだと自分は主役になれず、「もっと自分を変えたい」「輝たい」と思い、慣れ親しんだ地元を離れ上京してホストデビューを果たす。
全くの未経験として入店後2ヶ月目にナンバー入りを果たす。
ホスト実績
2024年11月末 ホストデビュー
2025年1月 初シャンパンコール
2025年1月 入店2ヶ月目で初ナンバー入り
今後の目標
No.に入り続けること!
No.上位に入り込むこと!
KNIGHTのNo.1になること!