どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG（NEW GENERATION GROUP＝ニュージェネレーショングループ）オーナーの桑田龍征です。
今回は僕がフランチャイズオーナーとして大切にしている考え方について書いてみます。
現場のトップができないことはオーナーが引き取って解決
僕は武田塾という学習塾や飲食店のフランチャイズオーナーをしていますが、「店長や校長ができない部分はオーナーが引き取って解決する」ということを大事にしています。
フランチャイズのオーナーは、店舗経営によって収益を上げることが最終目的ですから、最終的な経営責任は自分にあります。
「すべてを現場任せにして利益だけ吸い上げよう」なんて考え方はオーナー失格です。
現場の人間も、全てを丸投げされているだけでは「オーナーのあんたは楽して儲けたいだけだろ」と思いはじめます。
なので、現場の店長などができないこと、苦手なこと、困っていることなどには積極的に助言をして、自分が代わりにその業務を行うことも大事なんです。
困っていることを伝えられても、「それは自分も苦手だから現場に任せちゃおう」なんて逃げていると、すぐ信頼を失ってしまうので気をつけましょう。
従業員の給料を上げていける店のオーナーになるべし
僕がフランチャイズオーナーになるかどうかを選ぶ際の大事な基準は、「従業員の給料を継続的に上げていけるか」という点です。
この話は「そんな視点でフランチャイズを選ぶ人は聞いたことがない」と林さんに言われたので、珍しい考え方のようです。
なぜ給料を上げられるのが大事かと言うと、継続的に給料が上がっていく職場では、従業員の離職が少なくなります。
そうなると、スキルやノウハウを高めた人材が長く現場に定着してくれるので、店舗の経営が安定します。
だから、長く働いてくれている人の多さ＝お店の強さ、会社の強さになるんです。
そしてオーナーが現場に介入しなければいけないケースも減るので、結果的にオーナーの負担も減っていきます。
人を育てれば利益も増えるし、オーナーの負担も減る
なのでフランチャイズのオーナーが一番やるべきことは、優れた人材を獲得して、その人を育てていくことです。
その「人を育てる」ということからオーナーが逃げると、結果的にオーナー自身が苦労することになります。
これはフランチャイズに限らないことですが、企業経営や店舗経営で一番コスパが悪いのは「採用」です。
優れた人材を新しく獲得するのは非常に難しいことで、お金もかかります。
だからこそ人材会社がメチャクチャ儲かっているんです。
採用活動をすると、そうやって人材会社に利益を吸い上げられてしまうので、経営を安定させるには、やはり人を育てることと、長く現場に定着してもらうことが大事になります。
採用については、ただ人材会社を利用するだけでなく、自分の周りから優れた人材をスカウトすることも大事です。
僕がフランチャイズのオーナーを務める『PERFECT BEER KITCHEN 四ツ谷』については、令和の虎ファンクラブ会員限定ラウンジ「REITORA LOUNGE」で店長をスカウトしました。
完全会員制のパフェバー『Remake easy』は本部がインスタで求人を動かしてくれていますし、今はSNS広告を通じて求人するのも有効な手段です。
武田塾についても本部経由での採用が強いですが、北陸で経営する校舎については「人の動く2月、3月でガッツリ採用活動を行って、それ以外の時期は動かない」というルールが定まってきました。
その時期に長く活躍してくれる人材をしっかり獲得しつつ、採用前の12月や1月には「勤務を継続するか辞めるか」を社員ときちんと話し合ってもらっています。
そうやって人材を獲得しやすい時期に採用活動を集中できれば、採用コストはグッと下げることができます。
SNSやYouTubeも使ってオーナーの考え方を広める
起業してすぐは綺麗事を並べてあたかも自分自身生まれ変わったように立ち振る舞い、世界を変える、変えれるんだという信念を持つ。でも時間が経つとこんなにも世界、常識、1人の他人ですら変えるのは難しいことなのかと気付いた時、本当に変えたい対象に【寄り添う】ことが出来るかどうかが実力。
— 桑田龍征®︎【通販の虎】 (@ryu_pi_110) January 22, 2025
またフランチャイズ経営する店舗で人が辞めやすい背景には、オーナーと現場との交流が不十分で、お互いのイメージにズレが生じやすいことがあると思います。
しかし今の時代は、オーナーが頻繁に現場に足を運べなくても、SNSやYouTubeを通じて自らの情報を発信することで、その様子を現場の人に見てもらうこともできます。
なのでオーナーが情報発信をすることは大事だと思いますし、僕も個人で様々な情報発信をするなかで、現場とのズレが小さくなってきたと感じています。
そうやってオーナーの考えを伝えつつ、現場で働く人たちが何をしたいのか、自分の将来像をどんなふうにイメージしているのかを把握するのもやはり大事です。
現場の人間の育て方については、まだまだ書きたいことが沢山あるので、また回を改めて書いてみようと思います！
今週のピックアップホスト
LAGUNA
ハウル
青森県出身 20歳
ホストを始めたきっかけ
まいにちマック食べれるくらい稼ぎたかった。
前職が一般の会社員だったので髪の毛を自分の好きな色に染めたかったから。
生い立ち
2004年に茨城県水海道市の橋の下で生後まもないころ、捨てられていたのを育ての親に拾われ育てられる。
4兄弟の3番目として迎えてもらいスクスク育つが19歳になった時、突然養子である事実を伝えられ親に縁を切られる。上京し会社員として働いていたが、人生大逆転を目指してホストの道に進んだ。
今はLAGUNAに入ってすくすく育ってます。
ホスト実績
2024年12月 ホストデビュー
2024年12月 初シャンパンコール
2024年12月 入店初月で初ナンバー入り
今後の目標
最短&最年少で幹部補佐になること
