どもども。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は「マルチタスクをこなすためのコツ」について書いてみます。
複数の作業を同時にこなせないなら、時間を分ければいい
よく言われることですが、一般的に女性にはマルチタスクが得意な人が多く、男性には苦手な人が多いです。
実際、男性は「一度に一つのことしかできない」という人が多いし、面倒くさがりな人が多いです。
マルチタスクが苦手な人がほとんどなんですよね。
僕も「一度に一つのことしかできない人間」ですが、それでもマルチタスクはできていると自負しています。
それは複数の作業を同時並行するのではなく、「この時間にはこれをする」「この時間にはこれをする」と時間を分割する形で、マルチタスクをこなしているからです。
なので、「複数の作業を同時にできない」という人は、時間を分けちゃえばいいんですよ。
でも、それができる男の人は少ないので、「男はマルチタスクが苦手」と言われているんだと思います。
色々なことをやっていても、「全部を一緒にはやらない」
僕はホストクラブなど複数の事業を手掛ける経営者であり、YouTuberであり、筋トレもサッカーもバイオリンもやっている人間です。
端から見ると「色んなことをやっている人」に見えるでしょう。
「何を目指しているのか分からない人」と言われたこともあります。
また、「色々なことを継続できてスゴい」と言われることも多いです。
でも一つ書いておくと、僕は上に挙げたことを「全部やっている」という感覚になったことは一度もないんです。
たとえばバイオリンであれば、1日2時間の練習のときだけバイオリンに真剣に向き合います。
そのほかの時間のときは、バイオリンのことは全くと言っていいほど考えていません。
ホストクラブの従業員のマネジメントも一緒です。
従業員と向き合って話しているときは、そのことに全集中します。
でも、それ以外のときはマネジメントのことは忘れています。
全部のことに、その時々で全力で取り組んでいるからこそ、逆にほかのことは忘れているんだと思います。
やっぱり「時間を分けてマルチタスクをやっている」感覚なんですね。
これを、全部のことを並行して進めようとしたり、YouTubeの収録をしながら経営者としての仕事を考えたりすると、人は疲れちゃいます。
なので、いろんな仕事や趣味に取り組みたい人は、「頭をしっかりスイッチすること」が大事だと思います。
「一つの部屋で作業をしているときは、他の部屋の電気は消しておこうよ」って話ですね。
ちなみに僕は目の前のことにその都度熱中して、他のことが見えなくなりがちです。
その状態を「何か子供みたいだね」と言われたこともありますが、まあ実際、子供みたいに生きているかもしれません(笑)。
めちゃくちゃストイックになって、複数の仕事や趣味に取り組んでいるわけじゃなくて、「友達とも遊ぶし習い事もするし部活もやる」みたいな感覚で楽しく生きています。
一匹狼を気取らず、人に頼って、みんなで仕事をしよう!
僕はそうやって取り組む物事を切り替えるのは得意ですが、やっぱり同時並行するのは苦手だし苦痛です。
たとえば、自宅で映画を見ながら洗濯をして、そのときにスマホにかかってきた電話に対応して……なんていうのはもう無理です!
「今はこれだけに集中して!」と言われる方が楽な人間なんです。
僕はそんな自分の性格を理解しているので、自分に無理がない、自分が疲れない生き方をしています。
マルチタスクで疲弊しないために大事なのは、「人に任せられることは任せること」です。
そして「誰に任せるべきかをきちんと考えること」「受け渡しのタイミング」については、僕は上手だと思っています。
これは経営者として取り組む事業でも、YouTubeチャンネルの運営でも大事なことです。
自分が絶対にやるべきターンは自分でやって、あとは「この先がやっといて!」とボールを投げちゃう。
それで一旦忘れて、投げ返されたときに、また対応する。
そうすることで、僕は色々な仕事を継続することができています。
仕事は「1人だけでやれること」には限界があるし、みんなで進める能力が大事だと思っています。
だから僕は、「あの人は一匹狼」みたいな言葉って、大概は嘘だと思うんですよね。
実際、狼って一匹で狩りはしないことが普通です。
オスとメスの繁殖ペアを中心に6~10頭くらいの群れを作って、そのメンバーで狩りをするのが一般的だそうです。
そんな中で例外的な存在が「一匹狼」で、自然界でも1人で生きていく動物って意外と少ないんですよね。
なので「1人だけで生きる」っていうのは、自然の摂理に反すること。
そういう不自然な状態が好きな大人が、勝手にカッコいいイメージで広めた言葉が「一匹狼」だと思っています。
みなさんも一匹狼を気取ったりせず、仲間と一緒に狩り(仕事)をして、より大きな成果を挙げられるよう頑張りましょう!
今週のピックアップホスト
KNIGHT
紫苑
山形県生まれ 20歳
ホストを始めたきっかけ
高校卒業後、一般の会社に就職した。
国分町によく飲むようになった頃からモデルやホストにスカウトされることが増え、ホストクラブに興味を持った。
その頃は仕事をしていたこともあり、スカウトに応えることはなかった。
そんなある日、もっとお金素稼いで親孝行したいと思うようになり、「せっかくなら誰にでもできる仕事じゃなく、自分自身の力で稼ぐ仕事がしたい」と思い始める。ホストにスカウトされていたことを思い出し、「せっかくなら本場の歌舞伎町で一花咲かせよう」と上京。KNIGHTの門をたたく。
生い立ち
山形県で2人兄弟の長男として生まれる。
幼い頃は周りの大人の言うことを全く聞かない世話の焼ける子で、走ってる車に向かってくるみを投げ、くるみが割れる音を聞いて喜ぶような奇行種だった。
小学生からバレーボールを始めて高校三年生までガッツリやっていて県ベスト16まで行くことができた。高校時代は工業高校で男子ばかりだったが、周りの高校の女子に目をつけられ最高のモテ期を過ごしてしまった。
ホスト実績
2024年4月 ホストデビュー
2024年5月 初シャンパンコール達成
2024年5月 入店2ヶ月で初ナンバー入り
2024年6月 初オールコール達成
今後の目標
来月は必ず幹部補佐に昇格するので、まずは売上1,000万を達成しKNIGHTの主軸になる活躍をする!
今月のNGBでNo.1を獲る!!