順風満帆の時こそ警戒を。上手くいかない時は遠慮せず言い合いをして、苦手なことに挑戦を

どもども、こんばんは。

歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG（NEW GENERATION GROUP＝ニュージェネレーショングループ）オーナーの桑田龍征です。

今回は、仕事が上手くいっているとき・上手くいっていないとき、それぞれの心得を書いてみます。

順風満帆を実感している時は、すでに停滞の入口

人生、上手くいかない時は必ずあります。

僕もいろんな失敗をしてきて、上手くいかないことには慣れっこになりました。

悪いことがひと波、ふた波とやってきたほうが、「俺って前に進めているな」と感じられるようになります。

なので、現状の停滞に悩んでいる人には、「それが普通だから心配しなくていいよ」と言いたいです。

逆に僕が怖いと思うのは、順風満帆な状態が続いているときです。

順風満帆というのは、帆に追い風をいっぱいに受けて快く進んでいる状態です。

成長できているのは「単にいい風が吹いているから」という理由だけで、事業に取り組む自分たちの成長は停滞していることも多いです。

そのため、風が止まれば事業の成長は止まってしまいます。

実際に僕のこれまでの経験では、「事業がメチャクチャ上手くいっているな」と感じるときは、停滞の入口に差し掛かっていることが多かったです。

なので順風満帆なときこそ警戒感を強めることが大事です。

組織が上手くいかない時は、とことん言い争いしよう

事業がなかなかうまく行かないとき、成長のフェーズに入れないときは、組織で言い争いが多く起こります。

愚痴をこぼす人も増えてきます。

でも僕は、そうやってお互いが思ったことを言い合える状態が健全だと思います。

お互いが遠慮し合っているあいだは、成長もできないし、新しいものも生み出せません。

その逆に、遠慮を捨てて、相手に対してどんどん意見をぶつけていけると、互いに成長を続けられます。

なお遠慮せずに意見を言うときも、大切なのは「相手のためを思うこと」「相手の成長の糧になる意見であること」です。

そのセッティングさえできていれば、遠慮を捨ててもお互いの関係は悪くなりません。

僕とヒカルの関係が上手く行っているのは、そのセッティングがあってこそだと思います。

お互いに相手に物怖じせずに意見を言い合えるのは、互いが互いの成長を願っているからです。

『令和の虎』でも同じですよね。

あの番組では、虎たちが志願者に厳しい言葉を投げかけることが多いですが、僕は「志願者が伸びるために必要な言葉」だけをかけるように意識しています。

個人として伸び悩んでいる時期は、「苦手なこと」をやってみよう

ここまでは組織の話を書いてきましたが、人間個人としても仕事の成果がでないときや、伸び悩むときは必ずあります。

「ぜんぜん成果が出ない」という人にオススメなのは、自分が「やりたくないな」と思うことをやってみることです。

人間、これをやると一番伸びます。

誰にでも得意・不得意はありますが、不得意なことは放置しがちになります。

たとえば営業の仕事をしていてテレアポが苦手な人は、テレアポ以外の集客法でお客さんを集めようと頑張っているでしょう。

そういう人が「1日100件テレアポをする」みたいなノルマを作って、地道にそれを継続していくと、これまでとは違う形で成果が出てきます。

避けていたことは「地道な努力をしてこなかったこと」とイコールなので、実は大きな伸びしろがあるからです。

ただ、避けていたことに取り組むのは気が重いですよね。

メチャクチャ嫌ですよね。

でも、そこで辛い思いをして成果を出しておくと、営業手法も広がりますし、その先が楽になります。

その逆に嫌なことを避けつづけていると、成績は伸び悩むし、ほかの営業努力だけだと限界が見えるのも早いので、その先ずっと辛い思いをします。

なので、「いま辛い思いをするか」「ずっと辛い思いをするか」のどちらかなわけです。

今やりましょうよ！というのが僕のアドバイスです。