どもども、こんばんは。
歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は下記のツイートを書く際に考えた「どこまで部下に売上目標の話をすべきか」という話について書いてみます。
「おもろいけど売上のないうんこ君」と「つまらない売上マシーン」
定量観点におけるマネジメントをし続けるとつまらない売上マシーン人間が出来上がり、定性観点のマネジメントをし続けるとおもろいけど売上のないうんこ君たちが出来上がりますホカホカ。上長である人達は人としての幅と数字を追いかけてあげる必要がある。弊社ではそれを真面目にふざけるで表現。
— 桑田龍征®︎夜の街代表【底辺の虎】 (@ryu_pi_110) June 24, 2023
ホストクラブには、けっして売れていなくても、「一緒にいて居心地のいいヤツ」「話してみると面白いヤツ」はいます。
そして、そうした今はまだ売れてないホストも、僕らの大事な仲間です。
ただし、僕らはホストクラブという事業に取り組んでいて、売上の向上を目指しています。
そこで働くホストたちが幸せになるには、やはり各自が自分で売上を立てて、会社の事業に貢献することが大事です。
なので、売れてないけど一緒にいると居心地のいいホスト、売れてないけど面白いホストに対しても、「数字も追っかけていこうよ!」とサポートすることが必要です。
特に、そういう”いいヤツ”に対しては、上司の側も態度が甘くなってしまいがちです。
そうやって甘やかし続けて出来上がるのが、「おもろいけど売上のないうんこ君」というわけです(笑)。
相手が”いいヤツ”だからこそ、目標の数字は厳し目に設定するのも、僕は一つの手段だと思います。
一方で、数字を厳しく管理するばかりの上司も、それはそれで問題です。
せっかく面白い資質を持ったホストなのに、会うたびに「今月の売上目標は達成できそうか?」「お客様の人数がまだまだ足りないぞ」と数字のことばかり話してたら、相手はどう思うでしょうか。
居心地が悪くなるし、心身も疲弊しがちになり、彼の持つ資質が花開く可能性は少なくなるでしょう。
結果として売上が上がっても、彼は「つまらない売上マシーン人間」になっているでしょう。
それは会社のためにも彼のためにも避けねばなりません。
だから大事なのは、まず相手を人としてメチャクチャ認めてあげること。
良いところを褒めてあげることです。
そして、部下のキャリアがまだ浅いなら、「ホストという仕事の楽しさ」「この仕事の意義や意味」を言語化する手助けをするのも大切です。
そうやって自信とやりがいを身に着けてもらい、仕事に楽しさを感じてもらったうえで、頃合いを見ながら「今月の目標数値はどうなってるかな?」と聞いてあげる必要があります。
売上目標の話をどの程度すべきか?問題
部下と接する際、「会話全体のどのくらいの割合で売上目標の話をするか」は、相手の状況に応じて変えるべきです。
僕も相手に合わせてメチャクチャ変えています。
自分で数値目標の管理ができて、売上もキッチリ立てられる部下なら、9:1くらいの割合で、売上目標の話は全体の1/10くらいで十分です。
一方で、まだまだ売上を増やさなければいけない段階なら、5:5の割合で数字の話はすべきです。
成長とともに、その割合を7:3、8:2と徐々に減らしていったほうが、働く側のストレスも少なくなっていくでしょう。
それが、いろいろなマネジメントを実践してきた僕の結論です。
僕が現役ホストだった時期を振り返っても、上司から数値目標の話ばかりをされると、やはりいい気分はしませんでした。
当時の僕は、もう売上を上げて借金を返すしかない状況でしたし、お客様の数も売上も増やさなければいけないのは、誰よりも自分が理解していました。
それなのに、毎日のように売上目標の話をされると、「お前、俺の何をわかってねん!」とムカついてきます。
それが人間というものです。
日々の努力と売上向上ができている部下には「量」ではなく「質」の話を
そもそも、売上向上に強い熱意を持っている部下には、そこまで定量的な監視・問いかけをする必要はありません。
当人が「もう頑張るしか無い」という状況なら、「より戦略的な働き方」の話をしていくことが大事です。
このあたりはコンサルティングの基本ですよね。
相手がホストなら「ここ最近のお客さんはどう?」と量的ではない部分の話を聞いたりするのもいいでしょう。
そこでお客様へのアプローチの方法を確認するなどして、質的な部分にアドバイスを送るのもいいと思います。
そうしたアプローチをせず、「今日は売上いくらだ?」「お前、今週は何人呼ぶんだ?」みたいな問いかけばかりしていると、「こいつは数字の話しかしねえ上司だな」と思われて、信頼を失っていきます。
そうやって信頼を失うぐらいだったら、最初から数字の話は一切しないほうがまだマシです。
「部下と数字の話をするのは大事だが、数字の話をしすぎないのも大事」と肝に銘じておきましょう。
今週のピックアップホスト
KING SHO 副支配人
長野県出身 24歳
ホストをはじめたきっかけ
コロナ禍でくすぶっている時に自分の価値をはかりたいと思ってたところ、すぐそこに歌舞伎町があったから。
いろんなお店に体験入店に行ったが、KINGの菊池楓の話を聞いて育成に力を入れている店舗だと感じて、No.1を目指す為KINGに入店。
2021年10月入店。
生い立ち
中学時代は後輩のファンクラブ(仮)があり、挨拶をされるたび良い気になり天狗になっていた。
高校時代は文化祭でMr.コンがあり、入学当初から「お前は絶対にグランプリを取れる」と周りにそそのかされ、自分もその気になっていたので、3年生で満を辞して出場したがグランプリを獲得する事はできなかった…😇
アルバイトは六本木のケーキデリバリーを1年ほどやっていた。
友人2人と働き、仕事内容はとても楽だったが、「これじゃダメだ!」と思いホストの道へ!
ホスト実績
入店8ヶ月で初ナンバー入り🔥
2ヶ月連続でナンバー入りしたが、
その後2ヶ月間はナンバー落ちして掃除組に…
その後ナンバーに復帰し、
2022年1月
KING店舗売上初No.1を獲得🔥
その後V3、V5を達成🔥
2022年8月
月間売上1,100万Over達成🔥
そしてKING初の!
2ヶ月連続1,000万Overを達成🔥
タイトル
2022年KING 年間No.1を獲得✨
KING年間売上記録保持者✨
2022年NGG年間売上No,4を獲得✨
今後の目標
年間売上1億円!
KING歴代月間最高売上更新!
月間売上2,000万Over!