「炎上に第三者目線で発言すること」は超無意味! それより自分が直接関われる社会問題を探そう

どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。

今回は僕が「絶対に意味がない行為」の代表例だと思っている「炎上に第三者目線で発言すること」についてと、僕自身の社会問題との関わり方について書いてみます。

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その問題、あなたも見てみぬフリをしてたでしょ?

誰か有名人が炎上すると、ツイッターのタイムラインはその話題でビッシリ埋まりますよね。

僕としては「もう、ええっちゅうねん!」という気持ちで、ウンザリしながら見ています。

たとえば昨年、メンタリスト・DaiGoがホームレスへの差別発言で炎上したことがありましたが、僕は「DaiGoが何を言おうと、それに対してお前が何言おうと、何も変わんねぇだろ」と思っていました。

彼の「ホームレスの命はどうでもいい」という発言にSNSで怒りを発するなら、まずお前がホームレスを大事にしろよ!と思います。

もちろん、当事者に近い立場の人や、常日頃からホームレス支援に関わる活動をしている人が、彼の発言に対して反論するのは凄く理解できます。

僕がSNSを見ていてイラッとするのは、「実はあなたも、この発言が炎上してからホームレスの問題について考えはじめたんじゃないの?」と感じることが多いからです。

あなたは当事者になったことあるの?

炊き出しに参加したことあるの?

普段からホームレスの人たちを大事にしていたの?

そう思っちゃうんですよね。

普段は自分が見て見ぬふりをしていた問題なのに、その問題が炎上したら正義の立場から発言をする。

そんな正義に、僕は意味はないと思います。

僕が「子ども」の社会問題に関わるワケ

ありとあらゆる社会問題に第三者目線で発言をするくらいなら、自分が本当に「何か力になりたい」と思える社会問題に、当事者として関わりましょう。

たとえば僕が関わっているのは、You Tubeの収益を寄付している子ども食堂です。

この収益の寄付は、僕が起こした問題のみそぎの意味もありますが、何となく子ども食堂を選んだわけではありません。

僕が「子ども」の問題に取り組みたいと思ったのは、自分自身があまり恵まれない子供時代を過ごしてきたからです。

僕の家にはお金がありませんでしたし、家庭内暴力も受けました。

小さな頃には、トラウマと呼べるような体験をいくつもしてきました。

だからこそ、自分が経営者として一定の成功を収めて、人に影響を与えられる立場になったからには、子供の問題に取り組みたい。

子供は自分ひとりでは身の回りの問題を解決できないので、それを助けられる大人になりたい。

そう思ってきました。

それを行動に移したわけです。

この収益の寄付を含めて、僕は未来の日本の子供たちにできることをしていきたいですし、ボランティアや社会貢献にも取り組んでいきたいと思っています。

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