こんばんは。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、「自分だけ儲かればいい」と思っている人間に未来はない……という話について書いてみます。
ギブ&テイクの関係を結ぶには、まずはギバーになること
大人になってみて、しみじみと感じるのは、「他人にしてあげたことは返ってくるな」ということです。
だから自分が成功したノウハウや、仕事でうまくいったマネジメントのやり方は、隠さず・惜しまず提供しようと思っています。
そうやって自分が何かを提供できる立場にいると、人から提供してもらうものも自然と増えていくからです。
いわゆるギブ&テイクの関係ですね。
成功のノウハウについても、人に話せば話すほど、周囲の人から別のノウハウを教わる機会が増えてくる……というのが僕の実感です。
つまり、「何か新しいものを手に入れたいなら、まずはギバー(与える人)になる」というのが大切なわけです。
一緒に頑張っている仲間には出し惜しみをしないこと
そして僕は「仕事を頑張りたい人間」なので、同じように何かを頑張っている人と長く一緒にいたいし、そうした人とギブ&テイクの関係を結びたいと思っています。
一緒に頑張っている人たちには、決して出し惜しみをしないこと。
そう意識しておくと、自分がピンチのときにも周囲が助けてくれます。
逆に、付き合っていて「この人ちょっとどうなの?」と思う人に対しては、頑張ってギバーであり続けなくてもいいでしょう。
どちらか片方だけが「与える人」であり続けて、受け取る側がそれに甘えている関係は、やっぱり不健全だからです。
人とは一石五鳥くらいの関係で付き合おう
僕は「人とは一石二鳥ではなく、三鳥、四鳥、五鳥ぐらいで付き合う」ということも意識しています。
もちろん僕からも一石五鳥くらいのものを与えられることを前提に、です。
ギブ&テイクの関係を結ぶなら、「与えるもの」も「受け取るもの」もお互いに多い人と付き合う人ほうがいい。
ラフな言い方をすれば、「お互いに刺激しあえる人と一緒にいたい」ということです。
人として成長したいなら、やはり「刺激を受ける人」「新しい気づきを与えてくれる人」「新しい時代のトレンドを教えてくれる人」と一緒にいることが大事です。
ただ「居心地がいい人」と一緒にいると、ただ無駄に時間を浪費してしまいます。
逆に、互いに刺激を受けられる人と一緒にいると、できること・やりたいことが増えていきます。
そして時間の使い方の効率も良くなっていくので、時間を浪費するどころか「時間が増えていく」実感があるでしょう。
どんな人間にとっても、1日は24時間で、1年は365日です。
その限られた時間を、いかに有効に使うか。
どれだけ無駄を省いて、自分の頭で考えて、主体的に行動できる時間を持てるか。
そうしたことを意識すると、「どんな人と一緒にいるべきか」も自然と吟味するようになるでしょう。
「成長したがり野郎」は、受け取る側になりすぎてないか要注意
なぜ僕が、こうしたギブ&テイクの関係を常に意識しているかというと、僕自身が「とにかく成長したい野郎」で、気づくと周りから吸収してばかりになっているからです(笑)。
「与える側になろう」と意識しないと、受け取ってばかりの人間になりがちなんですよね。
ギブ&テイクのバランスが崩れてくると、やはり人間関係が崩れてきます。
周囲の人との人間関係を考えるときは、「自分は受け取る側になりすぎてないか?」ということを、常に意識することが大事だと思います。