こんばんは~。歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回の記事では、『ウサギとカメ』のカメ側の人間を自認している僕が、どうやってウサギ側の人間に勝とうとしているのかについて書いてみます。
人生のピークは常に「今」
僕はウサギとカメなら間違いなくカメの側の人間です。
実際に走ることでも、子供の頃から短距離走より長距離走のほうが得意だったし、人生のスパンで見ても、「自分のピークは若い頃だった」「昔のほうがよかったな」と思うことはほとんどありません。
年を重ねるごとに「今が一番だ」と思っています。
特にホストになり、経営者になってからは、頭の冴え具合もどんどん増しているし、精神的な成長も重ねている実感があります。
肉体面でも同じですね。
本当は28歳くらいでピークを迎えるサッカー選手になりたかったですが、その目標はもう終わったので、常にピークだと思える身体づくり、精神面での強さを身に着けていたいと思っています。
週給3000万円のサッカー選手に勝つ方法
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僕が勝手にライバル視している人間の一人が、世界的なサッカー選手のウェイン・ルーニーです。
彼は20代後半の頃に、週給3000万円ほどの収入を手にしていました。
普通の人からすると、驚いちゃう数字ですよね。
僕の若い頃は、ホストも今ほど稼げる職業じゃなかったので、「そんなに稼ぐの絶対に無理だわ!」と思っていました。
ただ、じゃあ僕がルーニーに負けたかというと、「まだ勝負は決まっていない」と僕は思いました。
「人生全体の収入ではルーニーに勝ってやろう」と思いました。
ルーニーのようなサッカー選手は、ウサギとカメのウサギです。人生の序盤のダッシュでは絶対に勝てません。
でも僕のような鈍足のカメでも、着実に一歩ずつ前に進んでいけば、最終的にルーニーに勝てる可能性もある。
長い勝負なら負けるつもりはないし、いつか追い越してやる。
そういう気持ちは今も常に持っています。
子供の頃は恵まれない人生でも、大人の「収入勝負」なら勝てる
僕がそういう気持ちを比較的早くから持っていました。
なぜかといと、自分の周囲を見渡すと「あいつら恵まれているよな」と感じる人がたくさんいたからです。
たとえば小学校や中学校では、身体が大きいヤツ、身体的に恵まれたヤツが人生を優位に動かせますよね。
それが高校~大学の頃になると、「学歴」の勝負になります。
そして大人になると「収入」の勝負になります。
僕は学歴までの勝負では「あいつらのほうが恵まれているな」「勝てないな」と思う相手がたくさんいましたが、大学生のころにホストの世界に入って、人生をシフトしました。
ホストの世界で成功すれば、お金を集められますし、信頼も集められます。
そして、「ホストとして成功するだけでなく、ホストの世界、水商売の世界の顔のような存在になろう」と僕は決意しました。
凡人の「地道な積み重ね」が、いつかウサギを追い抜く
若い頃は「俺は周りの人に勝てないな」「自分は負け組だな」と思うこともあるかもしれません。
また、夢見ていた仕事で、才能の無さを痛感することもあるでしょう。
でも、今あなたが戦っている分野では勝てなくても、他の分野なら勝てる可能性があります。
僕がホストになって人生が変わったように、新しく挑戦した分野に自分の適正が眠っている可能性もあります。
そして、その先で「自分が本当にやりたいこと」が見つかることも大いにあります。
子供の頃や思春期の頃にやりたかったこと・なりたかったものが、本当の自分の天職とは限りません。
大人になって、人生の選択肢が増えてきた段階でやっと、「これが自分には向いていたんだな」「この仕事って本当に楽しいな」と見えてくるケースもあります。
僕はホストになり、経営者になって人生が変わりましたが、経営者の世界では今も「この人には絶対に勝てないな」と思う人が沢山います。
僕は凡人なので積み重ねることでしか勝てません。
ウサギとカメのカメだからこそ、「自分よりすごい人が一瞬でも気が緩んだら追い抜いてやる」と考えて、その準備を今も地道に続けてるんです。