どうも~( ^_^)/
歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、僕が質の高い仕事を続けるために意識している心身の健康維持法について書いてみます。
「ハメを外さない」のではなく「計画的にハメを外す」
前々回の記事では、「売れているホストはスケジューリングが上手」という話を書きました。
それはホスト以外のビジネスパーソンでも一緒でしょうし、僕のような社長業でも一緒です。
僕も2年ほど前から秘書を付けるようになって、スケジューリングの大切さが身に沁みて分かってきました。
スケジュールをきちんと組んで、翌日の一日の流れをしっかり決められていたら、仕事の内容に合わせて体調を管理し、気分を乗せていけます。
単純な例で言うと、「次の日が早かったら遅くまで飲まない」「次の日が遅かったら前日も遅くまで飲んじゃう」といった調整が計画的にできるわけです。
スケジューリングを計画的にすること=ハメを外さないことではありません。
計画的にハメを外せるようになることです。
遅くまで飲むのはOK。でも起きる時間は固定する
あと、僕はどんなに飲んだとしても、朝に起きる時間は11時前に設定しています。
寝る時間や起きる時間を固定することは、1日のリズムを作って、健康な生活を送るうえで大切です。
僕の場合は会食の予定が多く、寝る時間は日によってズレてしまうので、起きる時間のほうだけ固定しています。
起きるをしっかり固定してリズムができると、その時間になると身体がバチッと目覚めてくれるようになります。
そして、早い時間に目覚めるためにこそ、「1日のスケジュールを決めておくこと」が大事です。
僕の場合は朝にバイオリンの練習やジムの予定を入れておくと、「よし、やるか」とベッドから出やすくなります。
何も予定がないから、人はダラダラしてしちゃうんです。
午前中の早めの時間に予定を入れてしまえば、強制的に早く起きられるようになります。
だから僕は予定のない休日も、「今日はここに出かけようかな」と前日には決めておいて、自然に身体が動くようにしておきます。
スケジュールはガチガチに組んで、休むときは休む
社長業では「人と会うこと」が大事な仕事ですが、会う場所・会う時間を上手くコントロールして、不要な空き時間を減らせば、高いコストパフォーマンスで仕事をできるようになります。
そしてパズルのように1日のスケジュールを組めるようになると、「ここの1時間空いているところで、あの社員とこの話ができるな」といった形で、新しい仕事も合間に組み込めます。
スケジュールをガチガチに組んでいったほうが、新しい仕事にも着手しやすくなるし、全体の仕事効率もアップする。
そして、仕事の効率化によって浮いた時間を、まるまる休養に回すことができます。
ここまで書いてきた内容から何となく分かると思いますが、僕は多動症っぽいところがあるので、放っておくと本当にずーっと何かをしています。
それで勝手に疲れて、休んではまた何かをして……の繰り返しです。
その自覚は以前からあったので、最近は秘書に「週に2、3日は何の予定も入れない日を作ってほしい」と頼むようになりました。
それでも自分で勝手に予定を入れちゃうので、「こりゃもうダメだな」と諦めている部分もあります(笑)。
頭と身体は同じレベルで疲れさせるべき
最近の僕の仕事は、取り組む事業のスケールが大きくなったぶん、その強度も上がっています。
店舗を拡大オープンしたときも、経験値が上がっているぶん、お客様の導線だったり、一つ一つのソファの位置だったり、考えることが増えていることを実感しました。
『令和の虎』への出演をはじめ、You Tubeに出演する機会も増えていますが、動画の撮影では頭をフルに回転させるし、「ご一緒している人に失礼がないように」と気も使い続けるので、かなりの疲れが溜ります。
考えるべきことや作業量が増えているだけでなく、そのレベルや質が高くなっているので、以前と働いている時間が同じだとしても、疲れは段違いなんです。
そして仕事ばかりしていると、身体より頭のほうばかりが疲れていくし、身体はどんどん凝り固まっていきます。
だから僕は頭と身体をバランス良く疲れさせるために、筋トレやサッカーをしていますし、バイオリンもしています。
仕事の強度に合わせてリフレッシュの強度も上げる
バイオリンは身体も動かしますが、「楽譜を読む」「身体の左右で違う動きをする」「耳を働かせる」という動作は日常生活ではしないもの。
五感をフル活用することで身体がリフレッシュしますし、朝に練習をするとパッと目が覚めるんです。
バイオリンは趣味の一つであり、一日の準備運動の一つとしても大切にしています。
そうやって身体も頭もまんべんなく使って、両方を疲れさせたうえで眠りについて、6~7時間の睡眠で目が覚めるのが僕のベストの状態です。
ハードな仕事をしている人は、その仕事の強度に見合うだけの、質の高いリフレッシュの時間が必要だと僕は思います。
朝のバイオリンも質の高いリフレッシュの一つですし、仕事の時間が空いときに美術館に足を運ぶことも、僕にとっては重要なリフレッシュです。
そうやって出かけた後は、メシを食いに行ったり飲みに行ったりします。
……と、やっぱりメチャクチャ動いちゃうんですが、結局はそれが僕のライフスタイル。その生き方が楽しいんですよね。
僕は動きまくっている時期のほうが、ただ休んでいる時期よりも身体の調子が確実にいいですから。
休んでも休んでも疲れがとれないという人は、僕と同じタイプの人間で、ずっと疲れてるのは「休みすぎ」が原因かもしれません。
いくら休んでも疲れているときは、あえて動きまくってみるのもいいでしょう。