どもども、歌舞伎町でホストクラブを展開するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は「ホストが売れるためには『スケジューリング』の能力が大切」という話を書いてみます。
自分がコントロールできることに集中すべし
僕が考える「伸びるホストの特徴」の一つは、自分をコントロールできる能力を持っていることです。
感情をコントロールできることは当然必要ですが、スケジュールをコントロールできることも大切です。
うちのグループのMajestyで代表代行を務めている勝利は、ホストとして大きく売れたとき、「スケジューリングがズバ抜けて上手くなった」と評判を呼んでいました。
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ホストの仕事においてスケジューリングは非常に大切です。
何時に起きるか。お客様にはいつ連絡をするか。
会う時間はいつにして、どのくらいで帰るのか。
すべてが自分次第です。
勝利が伸びたのは、そうしたルールを自分に課して、そのとおりに動いた結果だったと聞いています。
要するに、「自分がコントロールできる範囲を自分でコントロールできるホスト」が伸びるということですね。
すごく当たり前のことですが、自分が売れないことを人のせいにしたり、誰かに助けてもらおうとばかりする人は案外多いです。
自分がコントロールできない他人に頼ろうとする人は、自分で成功を掴むことはできません。
「その日の気分」も「明日の自分」も大切にしよう
「毎日決まった時間に起きる」というのは、ホストとして売れたい人に身につけてほしい習慣の一つです。
ホストは仕事柄、寝る時間はバラバラになりがちたと思いますが、起きる時間は統一すべきです。
そのほうが毎日のリズムを作れますから。
売れているホストは起床時間から就寝時間まで、自分のルーティーンを持っている人が多いです。
逆に売れてないホストは、その日の気分だけで毎日を過ごしがちです。
「その日の気分を大切にする」というのは大事なことですが、その日の気分だけを優先してハメを外しまくったら、次の日の気分が最悪になります。
そういうホストは接客にもムラが出てくるでしょうし、売上にもムラがでてくるでしょう。
そして接客のクオリティが安定しないホストからはお客様が離れていきます。
味が安定しない飲食店からお客さんが離れるのと同じです。
その日の気分だけを大事にすると、未来の自分がどんどんダメになっていくわけです。
その日の気分だけでなく、明日の自分も大事にすること。
それができるホストは継続して売上を立てることができます。
スケジュールというのは合理的なもので。気分というのは非合理的なものです。
僕は合理的なものも非合理的なものも大事だと思っていますし、その両者をバランス良く組み合わせることが必要だと思います。
売上の半分は「営業時間外にどう生きているか」で決まる
ホストは必要以上に早起きをする必要はないですが、昼間に動ける程度の時間には毎日起きるようにして、そこから「自分のやりたいこと」をやってほしいです。
その時間を趣味に費やして気分転換をしてもいいし、もちろん仕事に向けてお客様に連絡をするのもいいし、お客様と会ってもいいです。
時間の使い方はひとそれぞれですが、そうやって「昼間の時間をどれだけ有意義に使えるか」で、夜の集客や売上は変わってきます。
というのも、ホストという仕事は、お客様がお店に来てしまえば、あとは「せいいっぱい頑張って目の前のお客様に楽しんでもらうこと」しかできることがないからです。
「営業時間外にどう生きているか」がホストの売上や将来を左右するし、その過ごし方で勝負の半分は決まってるともいえます。
「昼間はお客様と絶対に会わない」という戦略も
僕が現役ホストのときは、昼間からお客さんとメールをしていましたが、「昼間の自分の顔はあえて見せない」という戦略をとっていました。
あえて昼間には会わずに、「明るい時間は会えないんだよ」「夜に会える時間は貴重なものなんだよ」というイメージ作りをしていたわけです。
だから、お客様と会うなら同伴じゃなくてアフターでした。
もちろん、昼間から積極的に食事をしたりお茶をしたりするのもアリ。
それはその人の売り方次第です。
あと僕は、大学に通いながらホストをしていたので、「昼間は大学に行っていたので会う時間がない」という時間の問題もありました。
昼間は時間を作るのも難しいし、電話をしちゃうのは時間の効率が悪いので、連絡手段はメールに限定していました。
電話をしないのも、「話したいならお店に来てね」という営業戦略の一つですね。
学業とホストの両立は楽しいうえに学びも多い
ウチのグループには今も大学生のホストがいますし、学生をしながらホストをするのは面白いと思います。
コロナ禍では授業もリモートが増えていて、雑談する相手がいないのがストレスの人もいるでしょう。
ホストクラブはそのストレスを発散しながら働けて、新しい価値観を学べる場所でもあります。
なので大学生からも積極的に応募を待ってますよ!