どうも( ^_^)/歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。今回はこのコロナ禍でグループが取り組んでいる新規事業について書いてみます!
コロナ禍でもホストの接客を楽しめる環境を
コロナ禍でも歌舞伎町のみんなはメッチャ元気です。「偉い人が言ったから従います」という行動はとらない人たちが集まってる街なので、都庁のお膝元なのに街の灯りも消えないし、ホントにおもしろい街ですよね。だから歌舞伎町はコロナ後まで生き抜けると思います。
とはいえ僕らは、今の時代に対応することが必要だし、「お客様が安心してホストの接客を楽しめる環境」を作ることも必要です。その一環としてはじめたのが「ズムホス!」と「ホスワゴン」といったサービスです。
zoomを使用して自宅でホストの接客を受けられる「ズムホス!」
「ズムホス!」は日本初のオンラインホストクラブとして、昨年4月に開始したサービス。テレビ会議アプリzoomを使用して、自宅からスマホでも一対一のオンライン接客を受けることが可能です。現在は180人以上のホストが登録しています。
このコロナ禍では、アーティストやクリエイターがオンライン配信を行うサービスや、ファンが投げ銭形式で支援をできるサービスが脚光を浴びました。また、2.5次元ミュージカルのように、ライブビューイングやメディアミックスで収益を上げる手法も広まっています。ホストの世界もそうした世の中の動きに対応して、リアルとバーチャルの境目を越えていかなければと思っています。
緊急事態宣言が延長?
コロナ感染リスクは嫌😣
外出しなくても歌舞伎町のホストと楽しめます😳
オンラインホストは#ズムホス!https://t.co/qOVkdfPqzS
— 公式ズムホス📱元祖オンラインホストクラブ💻💃🕺 (@zumuhosu) May 6, 2021
なおホストクラブは、「お店の空間」が非日常を演出する大事な要素の一つです。「歌舞伎町という街までホストに会いに来ること」も非日常体験の一つなので、すべてを今すぐバーチャルに移行するのは難しいと感じています。ただ、「ズムホス!」ですべてのアイデアが終わりというわけではなく、別の方法も常に考えています。
ホストの接客もある送迎サービス「ホスワゴン」
「ホスワゴン」は今年3月にはじめた新宿駅からホストクラブへの送迎サービス。新宿アルタ前付近までホストがお迎えにあがり、店舗への移動中の車内ではホストが会話も盛り上げます。withコロナの時代を考えて、「繁華街を抜けるのは感染のことを考えても怖い」というお客様向けにスタートしたサービスですが、「お店まで歩くのが疲れる」「お店に行く時、スカウトされるのが面倒」「別の店の担当に見つかりたくない」といった方にも利用してほしいと思っています。
また、初回のお客様が新宿駅から歌舞伎町に来るときは、お店を見つけられずに迷ってしまうことも多いです。その点でも「送迎車はあっていいかな」と以前から思っていました。なおサービス開始後は人気YouTuberのRちゃんも取り上げてくれて、ちょっとした話題になりました。
ちなみにホスワゴンは、人気漫画「明日、私は誰かのカノジョ」(をの ひなお/小学館)のラッピングがトレードマーク。そのモデルとなったホストクラブ「Cruise」にお送りして、写真撮影をできる聖地巡礼プランも週末限定で用意しています。”アスカノ”のコースターのプレゼントもあり、マンガの大ファンのお客様の利用も多いです。
本日もアスカノの大ファンと言う姫が初回でご来店頂きました✨!!
コースターを見てとても素敵な笑顔になる姫を見て、各種1枚ずつプレゼントしちゃいました(^^)!!
その姫からも
「とても楽しかったから、また明日来ます」というお言葉を頂きとても有り難く思っております❗️明日が楽しみだー✨!!! pic.twitter.com/4qfKN4WXFi
— Cruise 【アスカノ】で有名なあのお店 (@cruise_ngg) March 17, 2021
「ズムホス!」も「ホスワゴン」も爆発的な広がりを見せているわけではないですが、もともと即効性のある事業とは考えていません。また「ズムホス!」はしっかり利益も出し続けていますし、楽しんでくださっているお客様も一定数います。「お客様に多様な選択肢を用意すること」は業界の使命だと思っています。
歌舞伎町名物の「お酒にも合う大人のチーズケーキ」を作りたい!
※写真は開発中の商品ではなくチーズケーキのイメージ写真です。
まったく別の事業も今は進めています。一つは歌舞伎町名物のチーズケーキを作ること。もう一つはメンズ向けの美容液の開発です。
チーズケーキを作ろうと思ったのは、「歌舞伎町って意外と食べ物の名物がないよな」と思ったから。もちろん新宿には中村屋さんなどの老舗はありますが、歌舞伎町の中にはないですよね。あと、「コロナ禍でみんな疲れてるし、甘いもの食べたいでしょ?」という気持ちもあるし、新しい名物で街を盛り上げたいという思いもあります。
チーズケーキは最初はホストクラブ内で提供しつつ、デリバリーや通販をメインにスタートする予定です。「お酒に合う大人のチーズケーキ」のようなイメージで、キャバクラで働いている女の子たちにも楽しんでもらえるものにしたいですね。
20代までは親からもらった顔、30代からは自分が作った顔
メンズ美容液については、まず「男性美容に取り組みたい」という思いを以前から持っていました。ホストクラブはカッコいい男の子たちを抱えている仕事ですし、ホストはカッコよくいることが仕事ですから。あと、自分が以前から使っていた化粧品が入手がてきなくなり、「なら自分で作っちゃおう」と思ったのも美容液開発の理由です。
男性美容液のターゲットは、20代後半から40代前半のバリバリ働く世代。その人達にキレイに肌を保つ習慣を身につけてもらって、日本にモテる男を増やしたいです。
なおホストクラブのオーナーの僕は、自ら率先して肌をキレイにしていますし、今も自分磨きをしています。人間、20代が終わるまでは親からもらった顔ですが、30代からは「自分が作った顔」。自分磨きをサボってるヤツは、若い頃はイケメンでも、30代になる頃にはブサイクになってるので気をつけるように!