新宿歌舞伎町でホストの求人を迷っているそこのあなた。決断できない理由に、歌舞伎町の治安が関係していませんか?新宿歌舞伎町といえば、怖い街といったイメージがすっかり定着。不安を覚えるのも無理ありません。
しかし本当に歌舞伎町でホストをすることに、恐怖を感じる必要があるのでしょうか?今回は冷静な目で、歌舞伎町で働く安全性について解説。また歌舞伎町の求人の実情についても語っていきます。
インバウンドの波は歌舞伎町にも
インバウンド(Inbound)とは、外国人が訪れてくる旅行のこと。日本へのインバウンドを訪日外国人旅行または訪日旅行という。これに対し、自国から外国へ出かける旅行をアウトバウンド(Outbound)または海外旅行という。
引用:
2018年に日本を訪れた外国人旅行者は何と3,000万人以上。インバウンド者の数は毎年伸びており、今後もさらに増加していくことが考えられます。もちろん歌舞伎町も例外ではありません。足を運べば一目瞭然ですが、そこかしこに外国人トラベラーが来ています。
訪日外国人が増えれば、もちろん「お金を落としてもらいたい」と考えるのが商売人。六本木には外国人向けのキャバクラが存在します。完全にグローバル化した現代では、日本人にのみ目を向け続けるのは時代遅れ。これからはさらに外国人を対象にしたビジネスがさらに増えるでしょう。
求人の嘘とペナルティ
歌舞伎町でホストをしたいと思って、新宿で勤務できる求人情報を探したとしても、もし掲載情報がまゆつばものだったら困りますよね?しかしご安心を。求人サイトで偽情報を載せると、きついペナルティが発生。今後、求人情報の掲載自体がNGになるケースもあります。ホストクラブは水商売のため、「いい加減じゃないの!?」といった偏見を抱かれやすいのは確か。だからこそ真剣にビジネスと向き合っているホストクラブほど、抜かりがありません。
一口に労働基準法違反と言っても、違反の重さ、店舗・キャストの対応によって迎える結末は変わってきます。
労働基準法単体で見ると、一番重い刑罰は1~10年の懲役刑になります。
ですが、キャバクラの経営においては懲役刑どころか、
書類送検・起訴されることも基本的にありません。
とはいえ、労働基準法違反は決して軽いものではないです。
「世間の色眼鏡に負けたくない!」と、真摯に誠意を込めた仕事をしているホストクラブも少なくないのです。実績のあるホストクラブほど、求人広告を盛ったり嘘を入れたりしません。もし少しでも怪しいと感じたら、複数の選択肢を持っておくのがおすすめ。その中から信頼できそうな求人情報を掲載しているところを選んで、問い合わせてみましょう。
歌舞伎町に暴力団はまだいるのか?
暴力団(ぼうりょくだん)は、「暴力あるいは暴力的脅迫によって自己の私的な目的を達しようとする反社会的集団」[1]。日本を活動の中心地とし、その構成員は主に「組員、構成員、暴力団員」などと称され、映画などの娯楽作品の影響などで日本国外においても「YAKUZA」(ヤクザ)として知られている。政治団体(いわゆる右翼団体・街宣右翼)や合法的な企業(いわゆる企業舎弟)などを傘下に組織することもある。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%B4%E5%8A%9B%E5%9B%A3
「新宿歌舞伎町でホストを絶賛募集中!」という求人広告を見ても、「経営者はかたぎの人なの…!?」と疑ってしまう男性がいるかも。結論から述べると、ホストの経営母体が暴力団であるケースはありません。
土地柄、暴力団と出くわすことはあるでしょう。しかし必要以上にコミュニケーションを深めなければ、特に危害を加えられる恐れはありません。暴力団新法ができて以来、少しの威嚇でも不当な行為と見なし、逮捕に踏みきれるようになりました。年々、厳しくなる取り締まりに嫌気がさして足を洗う人達もいるほど。
また歌舞伎町の治安も、昔と比べてかなり良くなっています。新宿歌舞伎町で勤務するからといって、恐れおののく必要はないでしょう。
歌舞伎町で危険なエリアはある?
一口に歌舞伎町といっても、治安の善し悪しはエリアによって異なるもの。新宿歌舞伎町でホストをするなら、どこからが危険地帯になるか頭に入れておきましょう。
例え求人広告に掲載されていた条件が良くても、あまりに治安の悪い立地なら勤務自体を考えるべき。歌舞伎町一番街やセントラルロードの周辺はまだ安全。『TOHO CINEMAS』が入っている東宝ビルが境目です。巨大なゴジラが見えたら要注意!それよりも奥へ進むと、危険度が高まります。風林会館のあたりや新宿ゴールデン街は刺激が多いものの、その分リスキー。歌舞伎町に不慣れな人は、まず治安を重視して勤める場所を決めた方がいいでしょう。
辞めたときの違約金は違法です
あなたは「一度、ホストの世界に飛び込んだら、辞めることができないにきまっている」なんて、思ってやしませんか?全くそんなことはありません。無断欠勤などは言語道断ですが、辞めたいと思ったら誰にでも辞める権利があることを忘れないでくださいね。
まれに「辞めたいなら違約金を払ってね?」と、伝えてくるお店があります。実はこの言動自体が違法。何も知らずにホストの世界へ飛び込んだ人からすれば、「そういうルールならしかたないか…」と、渋々要求された金額を払うかもしれません。
法的に考えても、そんなお金を払う必要は小指の先ほどもないので安心を。もし「辞めさせてください」と言われて、お金を要求されたら、労働基準法の第16条の存在をしっかり伝えましょう。
労働契約不履行に関して、違約金や損害賠償額を予定する契約は禁じられています。国が定めていることですから、どこよりも効力があります。法律はあなたの味方なので、心配はいりません。
まとめ
ホストの世界は弱肉強食。しかしそれはどの世界でも共通する摂理でもあります。
新宿歌舞伎町で勤めるホストはレベルが高く、求人広告を見た野心家たちが全国各地から集います。だからこそやりがいがあるのです。ライバルが多いということは、それだけ成長しやすい環境であるともいえますよね。「俺の方が売上で勝ってやる!」「俺の方が魅力あるホストに絶対なる!!」といった、火花飛び散るライバル対決があります。しかしこれは上を目指すホストからすれば、歓迎すべきもの。秩序が安定している中での競争こそが、ホストにとって最高の条件ではありませんか。
さあこちらの記事を読んで、テンションが高くなっているうちに、動き出しましょう。ROLANDの次は、あなたが時代を作る番ですよ!