ホストクラブで働き出して、「ホストクラブのテーブルに飾られている可愛いボトルは何だろう？」「飾られているテーブルと飾られていないテーブルがあるけれど何故だろう？」なんてことが気になったことがある新人ホストの方もおられるのでは無いでしょうか？
あの可愛いボトルは、『飾りボトル』と呼ばれています。
『飾り』なんて略されることもありますね。
ホスト業界では知ってて当然の知識なので、是非覚えておいてくださいね♪
今回の記事は、知っておきたい飾りボトルについて見ていきましょう！
飾りボトルって何？
まずは、「飾りボトルとは何か？」ということから見ていきましょう。
飾りボトルとは、ガラスの靴をかたどった「シンデレラ」やイルカの形をした「ドルフィン」を代表とする、見ているだけでも楽しいお酒のボトルのことです。
中身はリキュールで普通のお酒を変わりませんが、飾りボトルはテーブルに飾ることを目的としています。「このテーブルに座るお客様は飾りボトルを入れてくれるほどの太客」ということを他のお客様にアピールして、担当ホストを独占するために注文することが多いです。
覚えておきたい飾りボトルと相場価格
ここからは、ホストとして押さえておきたい飾りボトルとその相場価格を見ていきましょう！
シンデレラ
こちらのシンデレラが飾りボトルの中で一番単価が安価と言われております。見かけることも多いのでは無いでしょうか？。
相場価格は3万～5万円です。
こちらのシンデレラにデコレーションが施された、デコシンデレラという種類もあります♪
デコシンデレラの相場価格は5万～30万円となります。
色と味は9種類です。
- カシス（赤）
- メロン（白）
- キウイ（緑）
- マンゴー（黄）
- アプリコット（薄茶）
- ブルーキュラソー（青）
- ブラッドオレンジ（濃ピンク）
- ピンクグレープフルーツ（ピンク）
- フォレストフルーツ（黒）
たくさんの色の中から好きなものを選びましょう。
ラーセン
船のデザインをしたコチラがラーセンですね。
北欧ノルウェー出身のイェンス・レインダール・ラーセンの創立したブランドで、この船のデザインはラーセン氏がフランスのボルドーに初めて入港した時の船と言われています♪
相場価格は15万～40万円です。
カミュブック
ファンタジーの様な本のデザインをしたコチラがカミュブックです。
飾っているだけで、知的でスタイリッシュな印象を与えることが出来ますね！
中身はブランデーなのですが、柔らかくまろやかな味わいなので比較的飲みやすいですよ♪
相場価格は15万～40万円です。
ドルフィン
夏にテーブルに飾りたい涼しげなデザインのドルフィンです。
ボトルがとても可愛く女性のお客さんに大人気となって、品切れ続出となった時期もあったお酒です♪
1つだけでなく、群れで置きたくなっちゃいますね(笑)
相場価格は15万～40万円です。
テディデキャンタ
純日本製の陶器で作られた可愛らしいクマの形をしたテディデキャンタ。
飾りボトルとしても人気で中身は高級感漂うフレンチブランデーXOを使用した、やわらかい味わいの女性でも飲みやすいタイプのブランデーとなっております。
相場価格は40万～50万円です。
フォーチューンハート
ハートをイメージした外観のフォーチュンハートボトルは、中央の繊細なカッティングが高級感を演出しています。
ボトルの中身はアルマニャックブランデー、様々なフルーツの香味が特徴的で、これまた女性でも飲みやすいタイプのブランデーです。相場価格は100万～150万円です。
ルイ13 世
引用元：wonder-price.net
皆さんご存知の通り、中々お目にかかれない超高級ブランデーです。
豪華な観音開きの箱から出てくるルイ13世には極めて細かい装飾が施され、煌めくボトルとしてとても映えます。これが卓に置かれるとすざまじい存在感を放ちますよ。
相場価格は500万〜750万円です。
リシャール
いわずも知れた高級クリスタルブランデー。
バースデーイベントや周年記念など、特別な日に見かけられます。
相場価格は600万〜850万円です。
飾りボトルを頼んでもらうメリットは？
飾りボトルのオーダーはホストにとって、良いこと尽くしです。ここからは、飾りボトルをオーダーしてもらうメリットを2つ紹介します。
お酒を飲まなくていい
飾りボトルは、その名の通り飾ることを目的としているお酒です。そのため、オーダーされた飾りボトルは、必ずしも飲む必要はありません。売上のために毎日多量のお酒を飲まなければいけないホストにとって、お酒を飲まなくても売上に加算される飾りボトルはありがたい存在なのです。お酒が苦手なホストにとっては尚更でしょう。
もちろん、飾りボトルのお酒は飲んでも構いません。ホストと一緒にボトルを空け、空いたボトルを持ち帰るお客さんも少なくありません。
効率よく売上をアップできる
飾りボトルのなかには、数百万円するものもあり、オーダーが入ればかなりの売上アップが期待できます。たとえば、リシャールやルイ13世はいずれも100万円超え。飾りボトルはお酒を飲まなくても売上に加算されるため、かなり効率的に売上アップが期待できます。
もちろん高額な飾りボトルは、そう簡単にオーダーが入りません。普段から丁寧な接客と小まめな連絡、アフター・店外デートなどでお客様のケアが必要です。姫として十分に楽しませ、信頼関係が築けるよう努めましょう。
飾りボトルのよくある質問
最後は、飾りボトルについてよくある質問についてお答えします。
飾りボトルが入ったらシャンパンコールをする？
シャンパンコールの有無は、金額によります。そのため、安い飾りボトルがオーダーされてもシャンパンコールをするとは限りません。シャンパンコールをする条件やパフォーマンスの内容はお店によっても違うので、働いているお店に確認しておきましょう。
飾りボトルは家に持ち帰ることができる？
飾りボトルを持ち帰るのは基本的にお客さんです。ただし、お店によってはボトルの持ち帰りを断っているところもあります。
なかには、「飲まなかった飾りボトルは、担当ホストが辞めない限り持ち帰り禁止」という特殊なルールの店も。高額ボトルならトラブルになりかねないため、持ち帰りの有無や持ち帰りの条件については、お客さんによく伝えておきましょう。
飾りボトル以外の高額ボトルは？
飾りボトル以外にも、ホストクラブには多くの高額ボトルが存在します。
・シャンパン
シャンパンは高額ボトルの大定番です。たとえば、高価なことで有名なアルマンドシリーズのアルマンド・ブラックはホストクラブでは1,000万以上します。
・ワイン
ワインの金額はピンキリですが、高額なボトルは数百万円の価値があります。高額なワインとして有名な ロマネ・コンティは、ホストクラブでは1,000万以上します。
・ブランデー
ブランデーも高額ボトルが多くあります。ルイ13世・リシャールと並んでブランデー御三家の1つトラディションは、120万～150万円ほどの高額ボトルです。
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回は、味だけでなく、目でも楽しめる『飾りボトル』について紹介してきました。
- 飾りボトルとは何か？
- テディデキャンタ
- フォーチュンハート
- リーシャル
- ルイ13世
- シンデレラ
- ラーセン
- カミュブック
- ドルフィン
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