ホストといえばシャンパンコール、というくらいホストはシャンパンが好きなイメージがありますよね。しかし「なぜシャンパン?」と思ったことはありませんか?ワインでもいいですし、焼酎でも、日本酒でも、ビールだっていいですよね。
なぜホストクラブではシャンパンが特別視されるのか?
それは、実はホスト自体がシャンパンが好きだったからというよりも、女性が飲みやすく、高級感もあるお酒がシャンパンだったからと考えられています。確かに結婚式の乾杯は大体シャンパンですし、クリスマスのお祝いなんか特別な日はワインよりもシャンパンが売られていることが多いですよね。
女性が好きなお酒調査でもスパークリングワイン(シャンパン)が上位になることが多いです。ホストクラブでシャンパンが選ばれていたのは、非日常の演出と女性が飲みやすい、そんなことを考えたからだったのでしょう。
もちろん、シャンパン自体を愛しているホストも大勢います。シャンパンが嫌いなホストは小数派です。
では、今回はそんなホスト・女性両方に人気のあるシャンパンについてご紹介します。
スパークリングワインとシャンパンの違い
シャンパンとスパークリングワインは基本的には同じです。ただ、フランスのシャンパーヌ地方で作らたものをシャンパン、それ以外をスパークリングワインと呼びます。要するにブランドですね。
モエ・エ・シャンドン
シャンパンの代名詞ともいえるのが、このシャンパンです。略し方としてはモエシャン・モエピン・ブラックという言い方をします。値段としてはホストクラブで頼むと5万~9万円ほどです。
お祝い用に送られることの多いシャンパンの一つで、女性への贈り物としても喜ばれる方が多いようです。ホストクラブでもバースデーなどの祝いの時やシャンパンコールを聞きたいときはモエシャンを頼む方が多いですね。ちなみにアルコール度数は12%です。
ペル・エポック
200年の老舗「ペリエ・ジュエ」が作り出したシャンパンの傑作。フランスでは、女王をはじめセレブに愛された伝統のあるシャンパンです。
市場価格も3万円ほどと一般人にはなかなか手が出ないシャンパンの高級品で、ロゼ・ブラック・白など様々な色があります。ホストクラブで頼むと12万円以上はするため、シャンドンと比べてもワンランク上のお酒ですね。
ドン・ペリニヨン
ホストと言えば、ドンペリというイメージを持つ方もいますよね。
実はこれもモエ・エ・シャンドンと同じ会社により製造されています。シャンパンの中でもブドウの出来が良い年のみに仕込みを行うため、製造年数がないドンペリもあります。
ドンペリには白(無印)・エノテーク・ピンク(ロゼ)・ゴールド(レゼルヴ・ドゥ・ラベイ)・プラチナとかなり種類があります。一番高いのは約80万円のドンペリプラチナでしょう。ただ、プラチナに関してはそういう種類があるわけではありません。ワインでいうならヴィンテージワインですね。
どのシャンパンを頼んでも味は最高級
ホストクラブにとってシャンパンは特別なものです。女性も飲みやすく、ホストも味と売り上げ両方の意味で嬉しいのがシャンパンです。
もちろん、シャンパンが嫌いな女性やホストもいますので、そこは相手と理解を深めないといけませんね。