ホストは出勤時にメイクをするのが一般的です。
昨今メンズメイクも流行しつつあるとはいえ、これからホストになるという方はメイクの仕方が分からないという人も多いのでは?
そこで今回は、ホスト志望者・ビギナーの方に向けてホストのメイク方法や必要なアイテムについてご紹介していきたいと思います。
ホストメイクの基本とは?
ホストの基本的なメイクについてご紹介していきます。
メイクの前には、スキンケアでお肌を整えておきましょう。
ベースメイク
ナチュラルなスタイルでも、ベースメイクだけはしている人が多いです。
ベースメイクは、
- 肌ムラを整えて均一に仕上げる
- 毛穴やクマ、肌の赤みをカバーする
- テカリを抑えてさらっと仕上げる
といった役割があります。
アイブロウ
アイブロウは眉毛のメイクです。
眉毛を剃ったり、形を整える人は多いと思いますが、ホストはペンシルやパウダーを使ってきれいにメイクしている人が多いです。
アイメイクをあまりしない人でも、アイブロウをきれいに仕上げると垢ぬけた印象になります。
アイメイク
アイメイクをすることで、目の印象が強くなります。
アイシャドウとアイラインをしっかり入れる、アイラインだけ、アイシャドウだけ、など人によってアイメイクの仕方は様々です。
特に、カラコンを入れる場合はアイメイクをすると統一感が出て、雰囲気が作りやすいです。
ホストメイクに必要なコスメアイテム
ホストメイクで使われることの多いコスメについてカテゴリ別にご紹介します。
下地
下地は、ファンデーションやパウダーなど後から使うベースメイクを美しく仕上げるためのアイテムです。
- カバー力があって肌の凹凸をカバーするもの
- パールが入っていてツヤっと仕上がるもの
- 色付きで肌の赤みやくすみをカバーできるもの
- 皮脂を抑えられるもの
- ファンデーションの付きや持ちをよくする機能に特化したもの
などがあります。
乾燥しやすい頬にはしっとり仕上がるもの、皮脂の多いおでこや鼻には皮脂カバー力が高い下地など顔の部位によって使い分けることもあります。
コンシーラー
コンシーラーは、ファンデーションよりもカバー力が高いベースメイクアイテムです。
目の下のクマや小鼻の赤み、ニキビ跡やシミなど、特にカバーしたい場所に部分的に使います。
パウダーファンデーションを使う場合はコンシーラーを先に、リキッド・クリームファンデーションを使う場合はコンシーラーはファンデの後に塗ります。
ファンデーション
ファンデーションは肌色をムラなく均一に、きれいに仕上げるためのアイテムです。
様々な質感の製品が販売されています。
- パウダーファンデ:パウダー状のファンデーション。カバー力はやや低めだが塗りやすく持ち運びやすい
- リキッドファンデ:乳液状のファンデーション。カバー力が高いものからナチュラルな仕上がりまで色々と選べる
- クリームファンデ:クリーム状のファンデーション。油分が多いのでしっとりとツヤのある仕上がりになる。乾燥肌におすすめ。
- クッションファンデ:スポンジにファンデがしみ込んでいて、パフでなじませるファンデーション。カバー力が高く、ツヤっと仕上がるものが多い。
パウダー
パウダーはリキッド、クリームファンデの仕上げに乗せるベースメイクアイテムです。
基本的にはカバー力はあまりありませんが、ファンデーションの代わりに使えるようなハイカバーな製品もあります。
ルースパウダー:小麦粉のようにサラサラとしたパウダー。ナチュラルに仕上げたい時におすすめ。
プレストパウダー:パウダーファンデーションのように押し固められたパウダー。メイク直しやしっかりとカバーしたい時におすすめ。
アイブロウ
眉毛メイクをするためのアイテムです。
- アイブロウパウダー:粉状のアイプロウ。専用の筆に取って眉毛の足りない部分を書き足す。ナチュラルで自然な仕上がり。
- アイブロウペンシル:繰り出し式のアイブロウアイテム。狙ったところに書きやすいので毛が少ない眉尻やまばらな部分の書き足しに。
- リキッドアイブロウ:筆ペン状のアイブロウ。しっかりと発色するので、眉毛を1本1本書き足したいときにも使える。
- アイブロウワックス:ワックス状のアイブロウ。ぼかしやすく持ちが良いのが特徴。
- アイブロウマスカラ:眉毛の色を変えるためのアイテム。髪色に合わせて色を決めるのが基本。
アイシャドウ
アイシャドウはまぶたをメイクするためのアイテムです。
昔は濃い色をがっつり入れるホストもいましたが、最近はナチュラルな色味を自然に入れる人が多いです。
上まぶただけでなく、涙袋をぷっくり見せるために下まぶたにラメ・パール入りのアイシャドウを乗せることも。
- パウダーアイシャドウ:粉状のアイシャドウ。チップや筆を使って瞼に乗せる。艶・パール・ラメ・マットなど様々なテクスチャーのものが選べる。
- リキッドアイシャドウ:液体状のアイシャドウでラメ感の強い製品が多い。初心者は量の調節が難しい。
- クリームアイシャドウ:クリーム状のアイシャドウ、パウダーとリキッドの中間くらいのテクスチャーで量の調節がしやすい。パールの入ったタイプが多くつやっと仕上がる。
- スティックアイシャドウ:繰り出し式のアイシャドウ。直接塗れて狭い範囲にも使いやすい。締め色をアイラインのように入れたり、明るいカラーを涙袋に入れたりします。
アイライナー
まぶたの際に線を引いて目をくっきりと見せるためのアイテムです。
メンズメイクの場合は、目の形に沿って短めに入れたり、目頭メイクに使うことが多いようです。
リキッドアイライナー:液体状のアイライナー。筆ペンタイプのものやインクタイプのものがある。ハッキリと発色して崩れにくいアイテムが多い。
ペンシルアイライナー:繰り出し式のアイライナー。初心者でも使いやすいが、ややキープ力に劣る製品も多い。
ジェルアイライナー:ワックス状のアイライナーではっきりと描くこともでき、ぼかしてナチュラルに仕上げることもできる。キープ力は高め。
リップ
リップメイクはあまり派手にしないホストが多いです。
グラスに口を付けたり、お客様とお話することが多いのでリップが取れやすく直しにくいためです。
保湿だけするか、色付きリップなどでナチュラルに仕上げる人が多いです。
色味をしっかり付けたい場合は落ちにくいティントなどが使われます。
シェーディング・ハイライト
シェーディングは鼻筋をくっきり見せたり、エラなどに入れて顔をシャープに入れる役割があります。
やりすぎると不自然なので、顔色から1~2トーン程度暗い色を使うのがおすすめです。
ハイライトは明るいカラーで、鼻の中央は頬など高く明るく見せたい部分にいれます。
パールが入ったものを使うと艶が出て肌がきれいに見えます。
ホストのメイクのポイント
ホストメイクの大事なポイントを3つご紹介します。
最初はナチュラルに
メイクを始めたばかりの人がやりがちな失敗が「濃く塗りすぎる」ことです。
ホストクラブの店内は薄暗いので、映えるためにしっかりとメイクしたくなるかもしれませんが、近年のメイクトレンドはナチュラルなのでやりすぎないよう注意しましょう。
自分の元の顔立ちをよくするよう意識したり、パーツを少し強調するくらいを意識すると失敗を防げますよ。
迷ったらプチプラやメンズ用を
メイクアイテムはたくさんあるので迷ってしまうこともあるかもしれません。
最初はリーズナブルに変えるプチプラコスメでも十分です。
また、メンズメイク用のラインはアイテム数がそれほど多くなく、用途がはっきりしているのでアイテムを選びやすいです。
クレンジングは忘れずに
酔っぱらったらそのまま寝てしまいたくなりますが、メイクをしている場合は絶対にクレンジングをしてください。
肌の上に残ったメイク材と皮脂が酸化して大きなダメージを残してしまいます。
メイクをした日はクレンジングとスキンケアを忘れずに行いましょう。
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まとめ
今回はホストメイクに必要なアイテムについてご紹介しました。
メイクに使われるアイテムとその機能や特徴について解説しましたが、もちろん全てを使ってもいいですし、一部だけ使っても大丈夫です。
肌質や顔立ちによって合うメイク方法は異なるので、まずはプチプラから色々と試してみましょう。