群雄割拠の様相を呈し続けるホスト業界。特に国内で最もホストクラブが多く存在する歌舞伎町は、個性豊かなお店がひしめき合っています。その中でも異彩を放つ「エンブレム(EMBLEM)」とはどのようなお店なのでしょう?歌舞伎町で固定ファンを獲得できるお店は、決まって強いオリジナリティーを持つもの。「エンブレム(EMBLEM)」が、なぜシビアな土地である歌舞伎町で生き残り続けられるのか、その謎に迫ります!
キャストの実に九割が地方出身
歌舞伎町にあるホストクラブと聞けば、東京出身の男性が多いと思うかもしれないですね。
しかし「EMBLEM(エンブレム)」の珍しいところは、お店で働くホストの9割が九州出身という点。九州男児ばかりをそろえたホストクラブなのです。社長を務める優介氏は、「ネットオタク」「プロゴルファー」「スノーボーダー」などを例に挙げて「うちで働いてくれると嬉しい人材」と口にします。
また地方から出てくるホスト志望者に対してもかなりウェルカムなスタンス。彼自身も岩手県出身ということもあり、地方から出てきているからこそ東京出身以外の人の気持ちがわかるのでしょう。たった一人で上京した際の心細さをリアルに覚えている優介氏だからできる手厚いケアがあります。タイミングによっては入店後の三ヵ月間、寮費が無料になることも。
興味のある方は、東京都新宿区歌舞伎町1-3-11梅村ビルの6階にある「EMBLEM(エンブレム)」に一度足を運んでみてくださいね。
ホストなのにスーツを着ないスタイル
「ホストのイメージは?」と尋ねられると、ビシッとベルボトムでスーツで決めてホスト独特のヘアスタイルを連想する人多いかもしれないですね。
しかし最近のホストは、既成概念に縛られない人が増えてきました。ロシアン帽をスッポリと被ったまま接客するホストがいるほど。ここ数年の流れでは、確実にフォーマルからカジュアルへシフトチェンジしつつあるホスト業界のファッション。
特に歌舞伎町は、ホストのオシャレ感覚が最先端のため、柔らかめのファッションが多め。「いずれまたスーツ中心のファッションに戻るはず」と、今後の流れを見据えているホストも、チラホラいます。
ホストのファッションに限った話ではありませんが、流行は数年周期で移り変わっていくのは間違いありません。また「ホストは硬めのファッションが渋い」とされる時が訪れる可能性は高いでしょう。今は私服ベースのオシャレ服で普段は接客し、周年やバースデーイベントなどでは高級スーツを着こむホストがマジョリティー。ホストに必要なのは柔軟性です。
自分のこだわりばかりを追求していると、時代から取り残される確率がアップ。「自分がどうしたいか?」は一旦置いておいて、ノリで動ける軽やかさも売れっ子ホストに必要な要素でしょう。「EMBLEM(エンブレム)」で働くホストの多くが、カジュアルな服装で接客しています。
面接と体験入店に必要なもの
「EMBLEM(エンブレム)」で体験入店の際に必要となるのが、年齢確認の為の身分証明書です。運転免許証、パスポート、写真付きの住基カードかマイナンバーカード、保険証+住民票、保険証+戸籍謄本などを持参する必要があります。これらが必須であることは、人員募集しているホームページでしっかり記載しているため信頼が高いといえるでしょう。
一応、ホストではなく「メンキャバ」
歌舞伎町の「エンブレム(EMBLEM)」で働くホスト優氏によると、「うち(エンブレム)は、一応メンキャバですけど、ホストクラブとほとんど同じ」とのこと。
メンキャバとホストは、料金がメンキャバの方がリーズナブルで、ホストクラブのみに永久指名制度があるなど、少しの違いがあります。しかし大枠でいえばメンキャバもホストクラブみたいないもの。優氏曰く「メンキャバの方が騒ぎやすい」らしいので、にぎやかなのはホストクラブよりもメンキャバとなります。「エンブレム(EMBLEM)」へ行こうと考えている人は、メンキャバであることを頭に入れておくといいでしょう。
エンブレム公式ツイッターもあります
2018年で更新が止まっているものの、「club EMBLEM(エンブレム)」の公式Twitterがあります。新年の挨拶ツイートで「あらたたたたた…噛みました…改めまして!あけましておめでとうございます」と書くなど、ノリの良さやポップさが自然と伝わる楽しいつぶやきです。是非また更新してほしいものですね!下記が「club EMBLEM(エンブレム)」の公式TwitterのURLとなります。
https://twitter.com/club_EMBLEM/status/949602146890248192
まとめ
歌舞伎町には200前後ものホストクラブがあります。似たりよったりではお店のカラーがわかりづらく、お客さんも足を運びづらくなるもの。人気店はいずれもフックとなりうる強烈なインパクトを持っています。ホストクラブ「エンブレム」(EMBLEM)もその一つでしょう。どんなホストクラブが営業をしているのかは、実際に足を運んでみるのが一番。体感することで「ホストってすごい!」と、そのプロフェッショナルさに感動を覚えるはず。是非あなたも興味を持ったお店を訪ねてみてくださいね。