お話し

ホストの喋り方ガイド|初回〜ヘルプで失敗しないトーン・相槌・言い回し

初来店のお客様の接客をするときにいつも課題となるのが「話題をどのように選ぶか?」ですよね。

相手の興味や共通の土台を見つけるためにとりあえず話す話題がないと、言葉に詰まってお客様との間に気まずい沈黙が生じてしまうものです。

しかし、気まずい沈黙の間にお客様の楽しい気持ちが冷めてしまったら、雰囲気が台無しになるのはおろか、二度と指名してもらえなくなってしまうかもしれません。

この記事では「気まずい沈黙」が生じないように、話題を作る「たちつてと」を紹介します。

人気ホストがやっている会話術を公開!モテるテクニック3選

最初の話題を自然に切り出すことで、お客様の人間性を知るヒントを得て、心をがっちりつかむ接客ができるようになりましょう!

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喋り方の基礎5原則

ホストにとって会話力は売上を左右する重要な武器です。特別な話術を身につけるよりも、まずは「喋り方の基礎」を整えることが、好印象を得る第一歩になります。

ここでは、自然体でありながらも安心感と信頼感を与えられる会話を実現するためのコツをみていきましょう。

声のトーン

声の高さや音量は、相手に与える印象を大きく左右します。基本は、相手の声域や話すテンポに寄せることがポイントです。大きすぎる声は圧迫感を与え、小さすぎる声は自信がないように映ります。

少し低めで落ち着いたトーンをベースにしつつ、感情を込める場面では柔らかさや明るさを加えると効果的です。お客様に「話しやすい」「落ち着く」「安心する」などポジティブに感じてもらえる声色を意識することが、第一印象を良くする近道となります。

話す速度と間合い

話す速度は、早口を避け、騒がしい店内でも聞き取りやすい速度を心がけることが基本です。特に重要なのは、要所でうなずける間を作ること。相手が話を受け止めたと感じられるよう、文の切れ目や強調したい部分で一拍置くと、安心感と余裕を演出できます。

沈黙を恐れずに使えると、むしろ聞き手の集中を引き出せるのです。テンポと間合いの調整が、会話の印象を大きく変える要素となります。

相槌

相槌は「聞いているよ」というサインであり、信頼関係を築く最もシンプルな方法です。基本はオウム返しと短い肯定語の組み合わせを意識しましょう。

例えば「昨日旅行に行ったんだ」と言われたら「旅行に行ったんだ!いいね」と返すだけで、共感と理解を自然に伝えられます。相槌を打つことで会話がスムーズに流れ、相手にとって「もっと話したい」「フィーリングが合うな」と感じさせる空気が生まれます。

語尾と言い回し

語尾の表現は、会話の雰囲気を左右する繊細なポイントです。否定的な表現は避け、相手の発言をまず共感語で受け止めたうえで質問につなげるのが効果的です。

例えば、「休日はよく映画を観るんだ」と言われれば、「映画好きなんだ!どんなジャンルが一番好き?」といった具合に、ポジティブに展開する言い回しを選ぶことが重要です。語尾を柔らかく整えるだけでも、印象は大きく改善されます。

表情と姿勢

会話は言葉だけでなく、表情や姿勢も大きく影響します。笑顔を声に乗せる「笑声」を意識することで、明るく親しみやすい雰囲気を演出できます。

姿勢は相手に正対しつつも45度ほど角度をつけると、適度に圧を下げてリラックスした空気が生まれます。自然体で開かれた姿勢を維持することで、会話全体が柔らかく安心感のある存在として印象付けられるのです。

【場面別】喋り方の使い分け

ホストは接客の場面によって求められる役割が異なり、その場に合った喋り方を意識することが欠かせません。初回・ヘルプ・自分の姫の接客という3つの状況ごとに、適切な会話スタイルを持つことで信頼を得やすくなり、売上アップが期待できます。

初回の接客

初回は短時間で印象を残さなければならないため、覚えやすい一言やキャラクターを伝えるフック作りが大切です。名前や特徴を絡めた自己紹介をするだけでも、記憶に残りやすくなります。

長々と語るのではなく、相手の興味を引く一言で存在感を示し、その後は相手に話してもらう流れを意識しましょう。まずは良い印象を残すこと、そして他のホストよりも記憶に残る要素を散りばめることが初回突破のポイントです。

ヘルプに付いた時の接客

ヘルプでは主役は自分ではないので、指名ホストを引き立てることが最優先です。そのため、会話は自分の色を出すよりも、相手のトーンや仕草を真似るミラーリングと適度な相槌で土台を整えるのが理想です。

お客様に安心感を与えつつ場を乱さないことで、「このヘルプは安心できる」と信頼を得られます。出しゃばりすぎず、あくまで補助役に徹する姿勢が評価につながります。

自分の姫の接客

担当の姫との接客では、会話を深める「縦展開」と、話題を広げる「横展開」を組み合わせるのが効果的です。過去の出来事や価値観を掘り下げることで深度を増し、同時に趣味や夢といった新しいテーマに広げることで会話の厚みを作れます。つまり、姫と過去に何を話したのか、覚えていることが大前提です。

縦と横のバランスを意識することで、表面的なやり取りではなく、信頼や絆を築ける関係性へと発展します。姫が「自分を理解してくれている」「この人ならなんでも話せる」と感じられるほど、リピートにつながりやすくなります。

要注意!NGな喋り方・地雷ワード

お客様は、非日常やリラックスできる空間を求めてホストクラブに遊びに来るため、ちょっとした言葉選びや喋り方に敏感です。

特に初対面や信頼関係が築けていない段階では、避けるべき地雷ワードや喋り方があります。ここでは、代表的なNG例をチェックしておきましょう。

初対面での不躾な質問

初めてのお客様に年齢や職業、彼氏の有無といったプライベートを直球で聞くのは不躾に受け取られやすいので要注意。相手との距離感を無視した質問は「詮索されている」と感じさせ、警戒心を強めてしまいます。

会話の初期段階では、趣味や最近の出来事といった軽いテーマから始め、相手が自らのことを話しやすい雰囲気を作ることが重要です。プライベートに踏み込むのは、信頼が積み重なってからにすべきでしょう。

反論・否定の連発

「でも」「違うよ」といった反論や否定のワードは、たとえ正しい内容であっても相手を不快にさせます。ホストクラブでの会話は意見を競う場ではなく、楽しさや安心感を提供する場です。否定を重ねると「この人とは話しづらい」と思われ、指名にもつながりません。

意見が異なる時は「そういう考え方もあるんだね」と一度受け止め、その上で別の視点を提示するなど、柔らかい言い回しを意識することが大切です。

一方的な自慢・下ネタ・内輪ネタ

自己アピールのつもりで延々と自慢話をしたり、場を盛り上げるつもりで下ネタや内輪ネタを話すのは逆効果です。自慢は鼻につき、下ネタは軽薄な印象を与え、内輪ネタは「自分は疎外されている」と感じさせます。

ホストの接客の目的はお客様を楽しませることにあるため、自分本位な発言は避けるべきです。お客様の発言を拾い、そこから話題を膨らませる姿勢こそが信頼を得るポイントとなります。

相手の話やテンポの無視

会話はキャッチボールです。相手の話を遮る、早口で被せるといった行為は「自分の話しを聞いてもらえていない」と感じさせます。特に、女性は共感を求めて話すことが多く、テンポを無視した返しは致命的です。

相手の喋り方にテンポを合わせ、頷きや相槌を交えて聞き役に回ることで、安心感を与えられます。自分が話すよりも「相手が話しやすい空気を作る」ことを意識しましょう。

「とりあえず」のトークテーマを作る意義

初来店のお客様を相手にすると、お客様の人間性がわからないので、どんな話題を振ればいいのか困惑するものです。

そこで必要になるのが「とりあえず」のトークテーマなんです。

「とりあえず」のトークテーマとは、当たり障りのない、誰でも答えることのできる簡単な会話テーマのことを指します。

「とりあえず」間をつないで、会話を1、2分することで、お客様の人間性や共通点を見つけ出すことが可能になります。

そうすると、「盛り上がる」トークテーマへと切り替えていくことができるので、ホストにとって本当に必要なワンステップといえるでしょう。

そんな「とりあえず」のトークテーマの頭文字が「たちつてと」なのです。

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「たちつてと」とは?

会話のヒントとなる「たちつてと」とは何を意味するのか、紹介します。

話題の「「たちつてと」:「た」食べ物

「た」は「食べ物」を意味します。

初対面の人がよく投げかける「好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?」という質問や、「最近食べた珍しい料理」など、食に関する全般的な話題のことです。

ただ「好きな食べ物は?」と聞くだけでは話題が盛り上がらない可能性があるので、自分の好き嫌いの答えに少し変わったものを含めましょう。

例えば「ラーメンが嫌い」や「イナゴの佃煮が大好き」など意外性のあるものを話題に含めると、会話を長く続けることができます。

話題の「たちつてと」:「ち」地域

「ち」は「地域」を意味します。

生まれた場所や住んでいる場所、最近話題になっている観光スポットなどの話題が含まれます。

最近行った場所の良さを伝える話や、そこで起きたエピソードを準備しておくなら話題を盛り上げることができるでしょう。

「そこに行ったことある?」という自然な質問から、相手の人間性を知るチャンスにもできるおすすめの話題です。

話題の「たちつてと」:「つ」通勤・通学

日本人の多くが関心を持っている「通勤・通学」の話題が「つ」です。

これも「通勤・通学」にかかわるエピソードを用意しておくことで効果が高まります。

相手の通勤・通学手段を聞くのは、住んでいる場所や勤務地・所属校などを間接的に聞かれているような印象を受けるので、ホストにはあまり好ましくありません。

場所ではなく、起きた事柄などに注目して話題を振るようにしましょう。

話題の「たちつてと」:「て」天気

「て」は「天気」です。

これも、ただ質問するだけだと単調でつまらない会話になりがちなので注意しましょう。

自分の感情や好みを天気の話題に含めることで、グッと相手を引き付けるテーマになるので、工夫することが必要です。

話題の「たちつてと」:「と」富

「と」は「富」を指していますが、これには「景気」なども含まれるでしょう。

このテーマを使う時には、相手の懐事情を探るように思わせる言葉や、自慢話にならないように気を付けながら話すようにしましょう。

「お金」は生きていくうえで欠かせないものなので、うまく使えばすべての人と会話を盛り上げることが可能です。

すぐに実践できる会話の”型・パターン”

会話はセンスではなく、トレーニングによってスキルを磨けます。まずは相槌・リズム・話題展開という基本の型を意識するだけで、誰でも今日から接客や日常会話、営業に活かせます。最後はすぐに試せる会話の型サンプルをみてみましょう。

相槌の王道・オウム返しのサンプル

相槌は「聞いています」というサインであり、工夫次第で相手に心地よさを与えられます。

代表的なのが「要約オウム返し→肯定→一問」の三拍子型です。例えば、お客様が「昨日、友達と○○まで旅行に行ったんだ」と言ったとき、「旅行に行ったんだ(要約)!いいね(肯定)。どんなところだった?(一問)」と返すだけで会話は自然に広がります。他にも、「最近すっごく仕事が忙しくて大変なの」と言われたら「忙しいんだ(要約)、頑張ってるんだね(肯定)。どんな仕事が多いの?(一問)」と展開できます。

これにより共感・理解・興味の3つを同時に伝えられるため、会話が途切れにくくなり、相手に「この人は話しやすい」と思ってもらいやすくなります。

相手に合わせたリズム・トーンのサンプル

会話では、相手の声の高さや話す速さに自然に寄せることが信頼感を生むコツです。完全に真似する必要はなく、7〜8割程度寄せるのが目安です。

例えば、相手がおっとりした人なら、「へぇそうなんだよね!あ、それでさ…」と被せるのではなく、「へぇ、そうなんだね」で一拍置きます。

相手が明るく元気な人なら、「へえ、そうなんだ」と暗いトーンで興味なさげに返すのではなく、「そうなんだ!いいね!」と声を明るくポジティブなリアクションのほうが好印象です。反対に、相手が落ち着いた人なら、「マジ!?すごいじゃん!」とテンションを上げると自分だけ浮いてしまうので、声を低めに抑えて「そうなんだね、尊敬するな」と丁寧に返すとよいでしょう。

会話を広げる縦展開×横展開のサンプル

縦展開は発言を深掘りする方法で、例えば「映画が好き」と言われたら「どんなジャンルが好き?」「最近観た作品は?」「好きなシリーズはある?」と同じ話題の中でより詳細な情報を質問します。対して、横展開は関連テーマを広げる方法で、「映画が好き」から「じゃあドラマも観る?」「映画館と配信、どっち派?」と隣接する話題につなげます。

別の例では、「カフェ巡りが趣味」と言われた場合、縦展開なら「お気に入りの店はどこ?」「どんなスイーツが好き?」、横展開なら「紅茶派?コーヒー派?」「一緒に行きたいカフェある?」「ここ気になるんだけど行ったことある?」と広げられます。

まとめ

「たちつてと」は「食べ物・地域・通勤(通学)・天気・富」を表す頭文字でした。

どのテーマにも、事前の準備が求められますが、うまく使うとグッと心を引き付ける効果がありますので、積極的に使って試してみてくださいね!

 

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