夜とお酒の世界。
たとえホストでなくても 夜の街に入ればトラブルはつきものです。ホスト同士は連携が命なので、仲良くやっていることがほとんどですが、それはお互いにホストの業界ルールをしっかりと守っているからです。その他にも店とのトラブル、お客とのトラブルなどの火種はゴロゴロ転がっています。
そんなホストになるなら抑えておきたい業界ルールをご紹介します。
一度指名をしたら永久に指名は変えられない
ホストクラブは基本的に永久指名制度を採用しています。なので、他のホストのお客の電話番号を聞いたり、一緒に遊んだりする行為はNGです。
他のホストの個人情報の暴露
女性客の多くは、担当のホストのことを何でも知りたいと思っています。しかし、本人が教えていない個人情報を教えてしまったらトラブルになることは少なくありません。特に住所や秘密、他の指名客との関係などを聞かれることもありますが、それを教えればほぼ必ずトラブルになります。
ホスト同士は仲間でありライバルですが、こういう足の引っ張りはいずれ誰かにし返されるのでやめておきましょう。
お客への勘違いした接し方
お客さんの住所・年齢・職業といった個人情報を詮索するのはホストクラブではNGです。女性は日常を忘れてホストクラブに来ているので、現実を思い出させるようなことは絶対に言ってはいけません。
また、「ホストクラブに来る=男日照り」のような勝手なイメージを持つのも要注意です。彼女がいても、妻がいても男性がキャバクラを楽しむのと同じで、ホストクラブに行っているからといってモテないわけでも、男性に慣れていないわけでも、男に飢えているわけでもないと考えましょう。
また、男性が女性にされてうれしいと感じることの多いボディタッチもホストクラブではNGです。女性は男性のように異性に気軽に触れられてうれしいものではありません。もちろん、恋愛関係になれば別のようですが、初対面でそれをやればすごく失礼な行為に変わります。
もちろん、お客さんによって違うため絶対とは言えません。オラオラ系やちょっとチャラい人が好みという場合もあります。
いずれにせよ適切な距離感がつかめるまでは様子をみるほうがトラブルに発展しにくいですね。
席内で浮気行為はトラブルになる
女性客は友達をよく連れてきます。当然同じ席になるのですが、その連れてきてくれた女性客の担当ホストがもう一人の友達ばかりに話かけたり、名刺を交換しているのを見たらひどく気分を害させることになります。
男性でいうなら、恋人に自分の友達を紹介したら、嬉々として他の男友達の電話番号を聞いていたのを目撃したようなものです。
実際、夜の世界ではありがちなトラブルなので、例え同じ店内で別の指名客がいたとしても、その席でだけは指名客に一途でいなければなりません。
信用できないお客への売掛(ツケ)
ホストクラブによってはやっていないところもあるようですが、その日の会計がお客さんの手持ちを超えてしまった場合、担当ホストの信用の元、女性客の支払いを締め日まで伸ばす方法です。信用できるお客さんであれば問題ありませんが、全く連絡が取れなくなってしまったらその補填は担当ホストが行わなければなりません。
ルールを守ればトラブルになりにくい
ホストはトラブルが多そうなイメージがありますが、一流ホストになればなるほどトラブルとは無縁になってきます。トラブルの原因は大体こうしたルール無視によって起こります。
ホストを目指す際は、こうしたルールをまずは知っておくのも大事かもしれませんね。