ホストは大金を稼げる職業として広く認知されていますが、実際のところ売れているホスト・売れないホストの格差は大きく、売れないホストは一般的な昼職をするより稼げないことも…。しかし、ホストになるからには、大金を稼げるホストになりたいものです。
本記事では、売れないホストの特徴と売れないホストの生活、売れないホストと売れるホストの決定的な違いについて解説します。実は、ホストの売れる・売れないは、容姿やトーク力の差だけではありません。これからホストを目指したい人や、ホストになったばかりの人はぜひ参考にしてください。
ホストとして売れない人の特徴
ホストという職業は、一見華やかで楽な仕事のように見えるでしょう。しかし、実際にはホスト同士の競争が激しく、常に人一倍努力して売上を作らないと生き残ることができない世界です。
完全実力主義で、毎月のランキングや売上が全てを決めるホスト業界では、結果を出せないホストは容赦なく淘汰されてしまいます。まずは、厳しいホスト業界の中で売れないホストに共通する特徴を紹介します。
- 他責思考が強い
- 我流にこだわっている
- 連絡の返信が遅い
- 明確な目標を持っていない
- 知的好奇心や探求心が低い
- テンプレの接客しかできない
- 他人と上手くコミュニケーションが取れない
- ネガティブな発言が多い
- 消極的で受け身な接客をしている
- 遅刻・欠勤・ルール違反が多い
このうち当てはまる項目が多いほど、売れない可能性が高くなります。
他責思考が強い
他責思考が強い人は、自分の失敗や問題を認められず、改善もできません。他責思考が強いと、「指名をもらえないのは、店の教育が不十分だから」「人気のホストがいるから自分にお客様が回ってこない」など、失敗や成果の出ない理由をすべて他人や環境のせいにしてしまいます。自分自身の行動に問題点がないかを見直すことも、改善点を探すこともありません。
いつまでも他人任せ、環境任せでは、自分の力を伸ばすことは困難でしょう。他責思考が強いと、本来成長できたチャンスを自ら潰しているようなものなのです。
我流にこだわっている
まとまった売上が立っていないうちから、我流にこだわりすぎるホストも伸び悩む傾向があります。まだ何が売上に繋がるのか分からないうちに、「俺は俺のやり方でやる」「他のホストとは違う個性を出したい」といった自分流のやり方にこだわる姿勢は、一見ポジティブで格好よく見えますが、実際には基本を無視していることが多く、成果に結びつかないケースがほとんどです。
せっかく「こうすれば成功しやすい」というやり方が分かっているのに、わざわざそれを避けて別の方法を選択すれば、失敗が多くなってしまうのは当たり前でしょう。
連絡の返信が遅い
お客様への返信が遅いのも、ホストとしては致命的といえます。ホストにとって、営業時間外のお客様とのLINEやSNSでのやり取りは、重要な営業活動で、新規指名を獲得するためには最も重要な業務です。にも関わらず、せっかく興味を持ってくれたお客様への連絡が遅くなれば、お客様の気持ちは冷めてしまいます。
特に、初回で来店したばかりのお客様が、最もホストへの熱を持っているのが来店直後です。そこで、迅速かつ丁寧なフォローができれば、指名に繋がる可能性が高まります。対して、連絡が遅くなると、「私に興味がないのかも」「どうせ適当に扱われてるんだろうな」と感じさせてしまい、リピートに繋がりにくくなります。
明確な目標を持っていない
明確な目標を持っていない人も結果を出すのが難しくなります。「お金が欲しいから何となく」「楽に稼げそうだからとりあえず入店してみた」というように、明確な目標がないままホストになった人は、努力の方向性が定まらず、モチベーションを保つこともできません。
一般的に、人は具体的な目標があれば、それに向かって努力ができます。目標があるからこそ目標を達成するために、何が必要で、何が不足しているのかを逆算できます。明確な目標がないことで、なすべきことが分からず、成長することもできないのです。
知的好奇心や探求心が低い
知的好奇心や探求心は、主体的な行動や学びの源です。この知的好奇心や探求心が低いと、ホストに必要なスキルや経験を得ようとする意欲が湧かないため、自ずと売上も増やすことができません。
ホストには、トーク力やコミュニケーションスキル、営業力、SNS運用の知識など、さまざまな能力が求められます。売れないホストは、売れるために必要なスキルや経験を学ぼうとせず、今あるスキルだけでなんとかしようとする傾向があります。特に、成功しているホストのやり方に興味を持たない人は、目の前にある成功に繋がる鍵を取りこぼしているといえるでしょう。
テンプレの接客しかできない
我流にこだわらず、成功者のスキルや経験から学ぶことは成功への近道ですが、テンプレートの接客しかできない人も伸び悩みます。
お客様にとって大切なのは、「自分だけの特別感」です。「この男、どの客にも同じこと言ってるな」「こいつ私に興味ないな」と感じられた瞬間、お客様の心は離れていきます。無理に個性的なことを言う必要はありませんが、マニュアル通りの接客で定型的な会話しかできないのであれば、高いお金を払ってわざわざホストクラブに行く意味がありません。
他人と上手くコミュニケーションが取れない
売れないホストは他人と上手くコミュニケーションが取れず、孤立しがちで、協調性に欠ける傾向があります。ホストクラブは、お客様がホストとの会話を楽しむ場です。そのホストが他人と上手くコミュニケーションが取れないとなると、やはり売上には繋がりません。
さらに、ホストは個人プレイだと思われがちですが、実際には店舗内でのチームワークも重要な仕事です。内勤スタッフや他のキャストと円滑にコミュニケーションが取れないと、情報共有ができなかったり、ヘルプに入ってもらえなかったりと、より売上を立てにくくなります。
ネガティブな発言が多い
売れないホストは、ネガティブな発言が多く、周囲の空気を悪くし、他キャストやお客様から敬遠されてしまいます。「言霊」という言葉があるように、ネガティブな発言ばかりしている人は、鬱々とした暗い雰囲気をまとっています。
ホストという職業は、どんなに自分が落ち込むことがあっても、お客様を幸せにする接客ができなければなりません。お客様は癒しやドキドキ感を求めてホストクラブに来店しているのに、何の話題でも否定され、愚痴ばかり聞かされるのは気持ちがいいものではありません。ネガティブすぎる人は、自分で自分の可能性を閉ざしてしまっているのです。
消極的で受け身な接客をしている
「自分からは話しかけない」「お客様が話を振ってくれるまで待つ」などの受け身な接客スタイルのホストは、お客様の記憶に残ることも楽しませることもできず、伸び悩みがちです。
特に初回のお客様は、推せるホストを探しに来ています。席についているにも関わらず、話しかけてもらえないだけで「つまらない店だった」「ろくなホストがいない」「やる気がない」と判断されかねません。お客様に満足してもらえるようホスト側からの積極的な姿勢が重要です。
遅刻・欠勤・ルール違反が多い
遅刻・欠勤・ルール違反が多いホストは、当たり前ではありますが、社会人として論外です。どれだけ見た目が良く、トーク力があっても、常識的なルールを守れない人は信用されません。
ホストは信頼が何よりも大切な職業です。遅刻や欠勤を繰り返すホストは、お店からもお客様からも他のスタッフからも信頼されず、新たな指名の獲得や、昇給・昇進のチャンスを逃してしまいます。
また、金銭トラブルや飲酒トラブル、暴行事件、各種ハラスメントなどの問題を起こす、いわゆるトラブルメーカーも最終的に業界から姿を消していくことになります。多種多様な人材がいるホスト業界ですが、やはり周囲に害を与える人間は敬遠されてしまいます。
売れないホストの生活
売れないホストの日常は、想像以上に厳しい現実に満ちています。キラキラしたイメージとは裏腹に、最低限の生活すらままならない人も少なくありません。続いては、売れないホストのリアルな日常生活について掘り下げていきましょう。
給料はどれくらい?
売れないホストの給料は、月に10〜15万円程度が相場です。かつて、完全歩合制の店舗では、自分の売上がなければ給料がゼロという時代もありましたが、現在は最低限の生活ができるよう救済措置として一定の給料を保証するシステムを採用しているホストクラブが大半です。そのため、売れないホストでも最低限の生活ができる収入は確保されています。
ただし、その十数万円という金額の中から、寮費やヘアメイク代、衣装代、交通費などが差し引かれるため、実質の手取りがほとんどなくなることもあります。
食事はできる?
稼ぎが少ないため、食事も贅沢はできません。仕事に必要な費用は削りにくいため、自ずと食費も切り詰めざるを得ません。毎日、安価なカップラーメンやコンビニのパンなど、栄養バランスの偏った食生活を送っている人も多いのが現状です。お客様や先輩ホストに食事をご馳走してもらうことで、まともな食事ができているというホストもいます。
なお、食堂や提携レストランで安価に美味しい食事ができる環境を整えているホストクラブもあるようです。
どこに住んでるの?
多くの売れないホストは、お店が用意した寮やシェアハウスで生活しています。相部屋がほとんどで、家賃は安価ですが、プライバシーがなく、騒音や人間関係にストレスを感じる人も少なくありません。
快適とは言いがたいものの、ホストクラブがある歓楽街周辺は家賃相場が高いエリアです。お金に余裕がない売れないホストにとっては、立地が良いエリアに住む場所が確保されているのはありがたいポイントでしょう。
衣装の準備は?
ホストの仕事で使用するスーツや靴、アクセサリー、時計など、ホストとして必要な衣装は、基本的にホスト個人で用意します。
しかし、売れないホストは費用を捻出するのが難しく、先輩ホストからお下がりをもらったり、リサイクルショップで買った安価なアイテムを着回したりしている人もいるようです。見た目の印象が大切な職業なので、お店側が貸し衣装を用意しているところもあります。
ヘアメイクはどうするの?
売れていないホストのヘアメイクは、セルフでセットする、または安価にセットできる格安サロンを利用する人が多いようです。ヘアメイクは、プロに頼めば、毎回数千円の費用がかかります。そのため、売れていないホストにとって、ヘアメイク代は大きな負担です。
しかし、ちゃんとしたプロによるヘアメイクをしていないと、見た目の印象から不利になることも。そのため、ホストクラブの中には、提携するヘアサロンでの無料セットを福利厚生として取り入れているところもあります。
プライベートでは何をして過ごす?
売れないホストの多くは、それほど時間的な余裕があるわけではなく、スマホをいじったりゲームに興じたりして、寮で過ごします。そもそもホストは、営業時間中にお客様が来店してもらえるよう、営業時間外にお客様への連絡や営業活動をしています。完全にプライベートな時間はないといっても過言ではありません。
なお、このプライベートな時間に、きっちり営業ができるかで、ホストとして売れるか売れないかが変わるともいえます。
売れないホストの末路
生活がかかっている以上、売れないまま何年もホストを続けることはできません。経済的な面だけでなく、精神的にも何年も成果が出ないまま努力を続けるのは困難です。大きな負担がかかり続けると、誰しもがやがて限界を迎えてしまいます。
売れないホストの末路は人それぞれ。お金がないからと借金地獄に陥ってしまう人や、精神的に病んでしまう人、お店を転々として地に足がついた生活ができない人などさまざまです。もちろん、諦めてホスト業界を去る人も多く存在します。なかには、金銭的に追い詰められて、違法な仕事や犯罪に手を染めるケースも残念ながらあるようです。
ホストとして売れないからといって、悪い道に進む必要はありません。金銭的・精神的に八方ふさがりになる前に、誰かに相談したり違う道を探したりと、広い視野で自分の人生を見直してみましょう。
ホストとして売れる人の特徴
ここまで売れないホストの特徴や生活についてみてきましたが、それでは売れるホストはどのような特徴があるのでしょうか。
売れっ子ホストたちは、恵まれた容姿だけで成功しているわけではありません。ホストの世界で成功するためには、多方面での地道な努力が必須です。
ここでは、実際に売れているホストたちに共通する特徴を解説します。
- お客様ファーストを忘れない
- お客様にマメに連絡している
- 真面目にヘルプに取り組む
- キャストやスタッフと仲が良い
- 常に自分磨きを怠らない
- 素直にアドバイスを受け入れられる
- 普段から時間を無駄にしない
- ホストで稼ぐことを諦めない
売れている人の真似をすれば、それだけ効率的に成功しやすくなります。「売れないホストになりたくない!」という人は、まずは上記のポイントを実践してみましょう。
お客様ファーストを忘れない
売れるホストの第一の特徴は、いつも「お客様ファースト」の精神を持っていることです。自己満足な接客ではなく、「お客様が何を求めているか」「どのような気持ちで来店しているか」を理解する努力をして、お客様を満足させるための接客を提供できるよう取り組んでいます。
姫のニーズに合わせた柔軟な接客ができることが売れる秘訣。気分が沈んでいるお客様には寄り添い、ワイワイ楽しみたいお客様には全力で盛り上げる。体調不良や気分の浮き沈み、ネイル・髪型の変化など、お客様をよく観察して、「この人は自分のことをちゃんと見てくれている」と思わせる接客ができる人は、自然と指名が増えていきます。
お客様にマメに連絡している
売れっ子ホストは、漏れなくお客様にマメな連絡をしています。今の時代、LINEやX、Instagramなどのコミュニケーションツールを利用すれば、いつでも気軽にお客様と連絡を取れます。
人は単純な接触でも、繰り返し接するものに好感を持つものです。この心理現象を「ザイオンス効果」と呼びます。「今日はありがとう」「次の予定はいつがいい?」「今日の仕事はどうだった?」といった短いメッセージでも、お客様は「気にかけてくれている」と感じ、好意を持たれやすくなるのです。連絡をマメにするということは、単なる営業テクニックではなく、お客様と信頼を築く大切な習慣であり、売れっ子ホストに共通する特徴といえます。
真面目にヘルプに取り組む
売れるホストは、たとえヘルプや雑用であっても、いつも真面目に取り組みます。自分が主役でない場面でも手を抜かないことで、周囲からの信頼や評価にプラスになるだけでなく、新しい学びも得られます。
例えば、先輩キャストのヘルプに付けば、先輩の接客スキルを間近で見ることができます。また、全力でその場を盛り上げようとする姿勢は、他キャストや内勤スタッフ、お客様からの印象を向上させます。先輩キャストの姫が、ヘルプの場で自分に興味を持ってくれれば、後々友達をお客様として連れてきてくれることもあるでしょう。どのような立場でも真剣に取り組む姿勢は、周囲の信頼を得るための鍵といえます。
キャストやスタッフと仲が良い
店舗内での人間関係も、売れる・売れないに大きく影響します。売れているホストは、他のキャストや内勤スタッフと良好な関係を築いており、誰かが困ったときに助け合える存在がいます。情報共有もスムーズなので、お客様にとって居心地の良い空間づくりも容易になります。
また、他のキャストと良いライバルとして切磋琢磨することで、自分自身のモチベーションも上がるため、より高いレベルの接客を提供できるのです。
常に自分磨きを怠らない
お客様にとって魅力的であり続けるためには、変化と成長が欠かせません。そのため、売れっ子ホストは、常に外見・内面の自分磨きを続けています。美容室やジムに通って魅力的な見た目を維持することはもちろん、トークスキルの向上、流行のチェック、経営や心理学などの勉強など、自己投資を惜しまない姿勢を持っています。
「明日はより良い自分でいたい」という向上心が、ホストとしての成功を引き寄せるのです。
素直にアドバイスを受け入れられる
素直さも、ホストの成功の鍵といえます。ホストにとって結果を出している先輩からのアドバイスや、内勤スタッフからの情報共有は非常に貴重です。売れるホストは、他者の意見やアドバイスを素直に聞き入れ、すぐに行動に移します。これはホスト業界に限らず、どの業界であっても、どの仕事であっても変わりません。
成長のチャンスを逃さないためにも。「成功している人の真似から始める」という意識は成功の法則といえるでしょう。
普段から時間を無駄にしない
売れるホストは、営業時間外のプライベートな時間も有効に使います。ダラダラと寝て過ごすのではなく、SNSの発信や読書、勉強、お客様への連絡、内勤スタッフや他キャストとのコミュニケーションなどに時間を充てています。
常に今できることを考えて行動しているため、無駄な時間がありません。売れるホストも売れないホストも、1日24時間と与えられた時間は同じです。限られた時間をどう使うかで、将来の差が大きく開くといえるでしょう。
ホストで稼ぐことを諦めない
最後に、最も重要な特徴は、「絶対に諦めない」強い意志です。売れない時期がないホストはいないといっても過言ではありません。それでも、「自分はホストで結果を出すんだ」という信念を持ち続けて努力を続けた人が、成長し、人気ホストになっていくのです。
諦めなければ、失敗も経験として積み重なり、やがて成功に繋がります。もちろん諦めなければ絶対に成功するとはいえません。しかし、努力する前に諦めてしまえば、絶対に成功しません。
売れるホストたちは、才能よりも習慣と意識の差で結果を出しています。日ごろから自分自身を見つめ直し、改善を続けていれば、いつかはチャンスがやってきます。このチャンスをつかみ取れるかはその人次第です。努力が続けられることが、売れるホストの最大の資質なのです。
ホストとして売れる・売れないに直結しない条件
ホスト業界において、「売れるためには○○が必要」というイメージが先行しがちですが、実は直接的には売上に結びつかない要素も多くあります。
ここでは、ホストとして売れる・売れないに直結しない条件を紹介します。
- イケメンであること
- お酒が強いこと
- トークが面白いこと
これらは、売れるために有利になる要素ではありますが、持っているからといって売れるために必須の要素ではありません。
イケメンであること
ホストといえばイケメンであることが第一条件だと思われがちです。確かに第一印象では、見た目は非常に重要で、ホストにとって1番の武器といえます。イケメンであることで女性からの注目を最初に集める機会を獲得できるのも事実です。
しかし、見た目だけでは長期的な指名には繋がりません。見た目が良い人であれば、芸能人にもたくさんいます。お客様が求めているのは、自分に向き合ってくれる存在です。容姿だけではなく、一緒にいる時間や空間が魅力的でなければ、大金を使おうとは思いません。イケメンであるがゆえに中身の努力を怠ってしまうと、すぐに飽きられてしまうリスクがあるため注意が必要です。
お酒が強いこと
「ホストはお酒が飲めないと無理」と思われがちですが、お酒が飲めなくても何千万円も売り上げているホストは存在します。あのカリスマホストのROLANDさんが、お酒を飲まずにNo.1を取ったことは有名な話です。
確かに酒豪であれば、シャンパンや高額ボトルを何本も空ける接客ができるため、一時的には大きな売上を作ることができます。しかし、お酒に頼った接客には、やはり限界があるものです。
お酒はあくまでもお客様との会話を円滑にするためのアイテムでしかありません。お酒が飲めても、一緒にいて居心地が良くなければリピートしてもらえないもの。お酒がなくてもお客様を楽しませるトーク力や雰囲気作りができれば、お酒の力がなくても業界トップクラスの人気ホストになれるのです。
トークが面白いこと
他人と上手くコミュニケーションが取れることと、トークが面白いとは、イコールではありません。円滑なコミュニケーションは、笑えなくても興味深い内容でなくても良いのです。
もちろんトークが上手いこと、面白いことは、ホストとしての武器となります。しかし、やはりそれだけでは売れっ子ホストには届きません。
コミュニケーションに必要なのは、相手の話を聞く力、共感する姿勢、安心感を与えるリアクションです。お笑い芸人のようなずば抜けた話術はなくても、お客様が「この人と話していると安心する」「一緒にいるだけで落ち着く」「話が合う」と感じることができれば、たとえ面白くなくても、口下手でもリピートに繋がります。つまり、面白さよりも「心地よさ」が重視されるのがホストに必要なトークです。
まとめ
ホスト業界は華やかな世界ではありますが、ライバルも多く、ホストが成功するためには泥臭い努力が求められます。売れるホストと売れないホストの違いは、生まれ持った容姿や才能や運だけではなく、日々の姿勢や行動の積み重ねにあります。
ホストとしてまだ売れていない人は、今の自分を見つめ直し、小さなことからコツコツと成功体験を積み重ねていきましょう。売れない理由を環境や他人のせいにするのではなく、自分自身に向き合うことで、本当の成長が始まります。
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