【2023年最新】ホストの服装・人気ブランド情報

ホストの服装は華やかで目立つスタイルが人気です。

世間的には派手で細身のスーツに尖った革靴・・・という、ひと昔前のイメージを持たれることも未だにありますが、

実はバリエーション豊かで、ファッションのテイストで個性を出すホストも多くいます。

今回は、ホストに人気の服装やブランドをカテゴリに分けてご紹介します！

ホストの服装＝スーツというわけではない

ホスト＝スーツというイメージも未だに根強いかもしれませんが、実際にホストクラブで働いている人のファッションは多種多様です。

80年代後半～90年代のホストはスーツにオールバックが基本だったそうで、時代によってホストファッションのトレンドも大きく変化してきました。

世間的には、ホストがメディアで取り上げられるようになった時代の「盛りヘアとスーツ」の印象を持たれがちですが、同じホストクラブの中でも自分のキャラクターや好みに合わせた独自のファッションを各々身に着けています。

全体のトレンドとしては、2～3年ほど前まではカジュアルなスタイルが多く見られましたが、ここ最近では現代的にアップデートされた王道スタイルも人気です。

ですが昔のように「ホストと言えば〇〇！」という決まりがあるわけではなく、大まかな傾向や好みはあっても日によって違うファッションに身を包むホストがほとんど。

ひとつ言えるのは、イベント以外では衣装感の強い服装はしない人が多いということ。

スーツでもカジュアル系でも、そのまま同伴やアフターに出れるような恰好で出勤することが多いです。

今はスーツが古い？昔の定番「スーツ」

ホストという職業が生まれてから2000年代半ばまでは、ホストはスーツやきれいめなセットアップを着るのが一般的でした。

しかし、現在ではスーツ＝ホストのユニフォームというイメージは薄れ、私服で接客するホストの方が多くなっています。

 私服で接客するようになった背景

なぜ長らくホストが着用してきたスーツが2000年代後半あたりから急速に廃れていったのでしょうか？

その理由として、以下の3つが考えられます。

カジュアル/ストリートファッションの流行

服装の流行の変化は少なからず、ホストのファッションにも影響を与えました。

それまではホストの私服はメンズナックルに代表されるようなお兄系と呼ばれる、カジュアルでありつつもジレや革靴といったフォーマルなアイテムを使ったファッションが多かったのです。

しかし、2010年前後から世界的にストリートファッションが流行し、SupremeやStussyなどのハイストリートブランドの人気も急激に拡大。

その動きに追随するかのように、ハイブランドもスポーティだったり、スケーターカルチャーの影響を受けたアイテムが増えてきました。

つまり、スニーカーやブランドロゴの入ったフーディーなどが「リッチでイケてる」アイテムとなったのです。

ホスト業界の変化とアイドル化

2番目のホスト業界の変化とアイドル化ですが、2000年代に入ってホストやキャバクラなど夜の世界がテレビを通じて世間からの注目を集めました。

そして業界でも有名な人はモデルになったりテレビ出演したりと、芸能人的な活動をするようになりました。

今までより広く注目を集めるようになると、ホスト業界のネガティブな部分にも世間の目が向けられるようになったのです。

ホストクラブのドキュメンタリーでは、年功序列の厳しい独特の縦社会や競争の激しい夜の世界も取り上げられるようになり、業界の内外から「悪しき風習を改めよう」という動きが出始めました。

大手グループのシステムの整備により、従来の力が物を言う風潮から店舗やグループに対してポジティブに帰属意識を持たせる仕組みへと変化していきました。

時同じくして、かつての常識に囚われない自由なスタイルを持つ有名ホストが次々と名を上げるようになります。

ＳＮＳの普及後は、ホストクラブやホスト個人がアカウントを持ちお客様やファンと交流するという流れが始まりました。今では配信の投げ銭で何百万～何千万という大金を集めるホストも出てきており、今後もホストのアイドル化はある程度拡大していくと予想されます。

クローズドで特殊な世界だったホストが世間に対して受容されるに従って、ファッションも多様化していき、私服で接客するホストが増えていきました。

そうして、スーツは色々な意味で「古いホストの象徴」となり衰退していったと考えられます。

ホストクラブ利用者の低年齢化と市場の拡大

ホストクラブはかつて、大人の女性の遊び場でした。

しかし、ここ10年ほどで客層の低年齢化が進んでいると言われています。

その理由としては、以下の3点があります。

• メディアで取り上げられることでこれまでホストと縁が遠かった層も来店するようになった
• ナイトワークに就く若い女性が増え、ホストクラブで遊ぶようになった
• コロナ禍を経て市場が広がった

若い女性がメインの客層となると、よりカジュアルで親近感のある接客の方が人気になります。

そうした客層とニーズの変化もホストのファッションを変えた要因のひとつと言えるでしょう。

私服に自信がない場合はスーツを今風に！

スーツを着るホストが格段に減ったとはいえ、完全にいなくなったわけではありませんし、ここ最近でスーツやセットアップといったきれいめなファッションも再流行しつつあります。

普段私服で接客している人も、イベントではスーツ着用という方も多いですよ。

また、組み合わせがある程度決まっているスーツは、ファッションに疎い人やセンスに自信がない人にとっては強い味方でもありますよね。

• 細いストレートシルエット
• カラーはダーク系
• 柄で遊ぶ時はスーツではなくシャツにする
• ベルトなどの小物やアクセサリー、靴はシンプルに

といったポイントを意識すると、今時っぽい着こなしができますよ。

昔のホストのスーツの着こなしは、ホワイトやベージュなど明るいカラーもよく着られていましたが、今風にスーツを着るならダークカラーが◎

ボタンは開けても2～3個くらい。あまり胸元を見せすぎずシックに着こなしましょう。

王道のホストファッション、お兄系ファッションとは？

お兄系…この単語を耳にしたこともある方も多いのでは無いでしょうか？

ホストにとって王道のファッションであるお兄系ファッションについて見ていきましょう！

お兄系ファッションの特徴

お兄系ファッションは渋谷と新宿の文化が合わさって出来た日本発祥のファッションと言われています。

ゴージャス、セクシー、男らしさの要素を兼ね備えた「モテを意識したスタイル」が特徴的ですね！

男らしいファッションスタイルなので、カジュアル系のアイテムとの相性が良いこともポイントです。

最近、ホストファッションがカジュアル系に寄ってきているのですが、その背景にはお兄系とカジュアル系の相性が良さがあります。

お兄系ファッションの地域性

実はこのお兄系ファッション、関東と関西で少し毛並みが異なります。

関東は黒で細見のシルエットが多い、関西は色使いが豊富といった違いがあります。

せっかくなので、頭の隅にでも置いておいてくださいね(笑)

お兄系ファッションの重要アイテム

上記の特徴を抑えるためのマストアイテムを見ておきましょう！

インナー

引用：amazon.co.jp

インナーは、細身のVネックやカットソーや鎖骨が見えるようなTシャツがお兄系にピッタリ！

カットソーはシルエットが肝です。

サイジングに気を付けてセクシーさを強調しちゃいましょう♪

パンツ

引用：amazon.co.jp

パンツは、黒スキニーやデニム（特にダメージデニム）が多用されます！

重要なのは細めのパンツを選ぶことです。

なぜかって？

スタイルを良く見せ、かつセクシーさを出すためですよ♪

その他

アクセサリは、やっぱりシルバー系！

靴は、革靴がスタイリッシュでオススメですよ♪

ホストに人気の服装

ホストに人気の服装は、時代によって変わりつつあります。

2023年になってから、ホストのファッションの流行も変化が訪れているようです。

きれいめドレッシー

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スーツや華やかなジャケットなどを着用した王道ホストファッションも近年増えてきています。

2000年代のホストファッションとの違いは、髪型・眉毛・靴が比較的自然なことでしょう。

また、合わせるアクセサリーもティファニーやカルティエなど上品なデザインのものが好まれることも昔とは違う点と言えそうです。

ドレッシーなスタイルにする際は、髪型を自然にして、靴は極力シンプルにしてシックにまとめるのが古く見せないコツです。

シャツ

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シャツは安定して人気があるファッションです。

ジャストサイズを選んできれいめに仕上げても良いですし、オーバーサイズのものを選ぶとカジュアルな雰囲気になりますよ。

また、色や柄のチョイスによっても印象が大きく変えられるのもシャツ系ファッションの特徴。

きれいめやドレッシーに仕上げたい人は、

• 白や黒
• タイトシルエット
• サテンやシルクなど光沢のある素材

などを選ぶのがおすすめです。

カジュアルっぽさやヤンチャな感じを出したい時は、

• オーバーサイズ
• 柄付き

のシャツがぴったりです。

ストリート系

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ニムやセットアップなど、ストリート感の強いアイテムを多様するファッションも人気があります。

ホストとしてのカジュアルファッションは、かわいい感じや親しみやすい雰囲気に仕上げることが多いですが、ストリート系はどちらかというと男らしさや強さを感じるものが多いです。

デニムやシャツなどのサイズはオーバーめに、スポーツやミリタリーアイテムを混ぜることも。

スニーカーもストリートファッションには欠かせないアイテムですが、ホストクラブに出勤する際はきれいな状態にしておきましょう。

カジュアル

• MAJESTY-SECOND　代表　神楽木 晴のページはこちら

2010年代以降に流行ったのがカジュアルなファッションスタイルです。

ホスト的カジュアルスタイルにも色々な分野がありました。

・お兄系

→メンズナックルのような細身のカジュアルファッション。ジレや革靴など綺麗めアイテムも合わせた。

・オラオラ系

→LDH的な、焼けた肌とハイトーンの髪にタンクトップやスキニーにサングラスなどを合わせるワイルドなスタイル。

・サロン系

→美容師のような長いカーディガンやサルエルなどを使ったファッション。

2010年代後半には、VETMENTSやSupremeなどのハイストリートが人気になったり、ハイブランドもスケーターファッションのアイテムを多く販売するようになりました。

その影響もあって、ホストのカジュアルファッションも現在に繋がる形に変化していきました。

• ブランドロゴ入りのビッグサイズシャツやフーディー
• 細身のダメージデニム
• ハイテクスニーカー

などのアイテムを使うファッションは、今でも目にしますよね。

ヴィジュアル系

ヴィジュアル系ファッションは、ロックやゴシックなテイストの服装を組み合わせてヘアメイクをばっちり決める！といったものです。

あまり数は多くないですが一定の層のファンがいるスタイルで、TiKToKでも「V系ホスト」のタグで多くの動画が投稿されています。

普通のホストクラブでも、Ｖ系ホスト風のファッションをするイベントを開催することもありますよ。

ファッションや見た目の特徴としては、

• 黒多め
• ピアス多め（ボディピアス含む）
• 派手な発色のカラコン着用
• メイクしっかりめ
• ヘアカラーはハイトーン
• クロスモチーフ多め
• スーツでもカジュアルでもシルエットは細め
• ナポレオンジャケットやブーツのように華美なアイテムを取り入れることも

などが挙げられます。

実際、ヴィジュアル系バンドからホストに転身した人もいます。

間違いなく個性的で印象にのこるスタイルなので、ロックやヴィジュアル系音楽が好きな方は試してみてもいいかもしれません。

ホストに人気のファッションブランド

ホストに人気の高いファッションブランドを、カテゴリ別にご紹介していきます。

ハイブランド

ホストのファッションとしてまず人気があるのが、ハイブランドです。

ホストの世界では、ロゴが大きくプリントされているなど一目見てハイブランドだ！と分かるアイテムが人気のようです。

アパレルでホストから人気のあるハイブランドは、

• Louis Vuitton(ルイヴィトン)
• GUCCI(グッチ)
• CELINE(セリーヌ)
• SAINT LAURANT(サンローラン）
• BURBERRY(バーバリー)
• FENDI（フェンディ）

などです。

フーディーやシャツといったカジュアルなアイテムでも、ハイブランドのロゴが入っているだけでクラスアップして見えるため、ホスト全般に人気があります。

アクセサリー部門では、

• エルメス
• カルティエ
• ティファニー
• クロムハーツ
• ディオール
• ダミアーニ
• ゴローズ

などが人気です。

宝石の質というよりは、デザインの分かりやすさやブランドのキャッチーさを重視する人が多いようです。

ハイストリート

ストリート系ブランドの中でも、ラグジュアリーなハイストリートブランドがホストから人気です。

• BALENCIAGA（バレンシアガ）
• Off-White（オフホワイト）
• Supreme(シュプリーム)
• MAISON MARGIELA（メゾンマルジェラ）
• BALMAIN（バルマン） 

といったブランドであれば、スニーカーやナイロンジャケットといった、ともすれば子供っぽく見えるアイテムもハイセンスに仕上がりますよ。

ファストファッション

以外ですが、ホストもファストファッションを利用することも少なくありません。

ベーシックなアイテムを揃えやすいユニクロやH＆M、トレンドアイテムをリーズナブルに買えるZARAなどが人気です。

ハイブランドのアイテムとかけ合わせて使用することが多いです。

レギュラー出勤するホストは毎日きれいな恰好をしなければならないので、全てハイブランドだと出費が大変ですよね。

ファストファッションを上手く取り入れて賢くファッションを楽しみましょう。

BALENCIAGA(バレンシアガ)

BALENCIAGA(バレンシアガ)は、1900年代初頭に生まれたスペインのブランドです。

元々はモード系のラグジュアリーブランドでしたが、2015年にデムナ・ヴァザリアがデザイナーになると大きくブランドの傾向が変わりポップな色使いのストリート的アイテムを多く販売するようになりました。

MWJESTY-SECOND　代表　神楽木　晴の紹介ページはこちら

GUCCI(グッチ)

GUCCIはイタリアらしい上品なカラフルさが特徴のブランドです。

長らくクリエイティブディレクターを務めたアレッサンドロ・ミケーレが退き、サバト・デ・サルノが抜擢されたことでも話題となりましたね。

TOP DANDY 鳳条 歩さんのGUCCIコーデです。

DIOR(ディオール)

クリスチャン・ディオールのメンズラインは、それ以前よりストリート性が格段に高く、色使いもカラフルに進化しました。

2024年の春夏コレクションではクロップド丈のボトムスが注目され、今後のメンズ服のトレンドも変化していくことが予想されます。