どもども。歌舞伎町でホストクラブを経営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、『令和の虎』で僕が宮迫博之さんと接したときに感じたこと、考えたことについて書いてみます。
一つの道を極めた人ならではの強いオーラ
『令和の虎』の収録の宮迫さんには、芸の世界で生きてきた方にしか出せないオーラを感じました。
声の大きさも、表情の作り方もプロフェッショナル。
本当に格好いいなと思いました。
それに感化されて、思わず1,000万円を出しちゃった部分もあります(笑)
全然後悔はしていないんですけどね。
僕は芸人さんでもアーティストでもアスリートでも、「一つの道で頑張ってきた人には勝てないな」という感覚を持っています。
何か一つの仕事に向き合い、そこでプロとして生き続けるのは、本当にしんどいことです。
自分の能力の足りなさにも向き合い続けなければいけないし、心身のコンディションも維持しつづけなければいけない。
本当にクソ疲れると思います。
ぶっちゃけ逃げたいと思います。
それでも逃げずに、一つのことに向きあって生きてきた人は、本当にスゴいと思います。
僕はどんどん気が散っちゃうタイプなので、絶対にできませんね。
僕も一つのことに没頭している時期はありますけど、それがある程度見えたら、また次に移りたいタイプなので。
あと、そこまで僕が宮迫さんのような人に尊敬の念を抱いてしまうのは、僕が中学、高校時代にサッカーに打ち込んでいたのに、大した結果を出せなかった経験があるからだと思います。
一つの道を極めて有名になった人を見ると、そのトラウマや劣等感が蘇ってくるんですよね。
だから「芸人とかアスリートなんて大したことないでしょ」なんて絶対に言えません。
そんなことを言うと、自分のアイデンティティも崩壊しちゃうから。
そして僕が今、経営者として頑張っているのは、「そうやって何かを極めた人たちに勝ちたいから」でもあります。
今を生き生きと生きまくっている大人はカッコいい
これはTwitterにも書いたことですが、僕は宮迫さんにしろ菜々江ママにしろ岩井さんにしろ、今を生き生きと生きまくっている大人が好きです。
「人の過去とかどうでもよくない?」というのは、僕の基本スタンスです。
もちろん過去を思い返すのも、反省するのもいいんですけど、囚われてはいけないとは思っている。
過去は変えることができませんから。
だから僕は、現在進行形で生きている人が好きです。
今を生き生きと生きまくっている人の目は、過去ではなく目の前や未来に向いています。
だから、自分がワクワクする選択をできるし、人生を前に運んでいける。
そして常に現役でいられます。
令和の虎の岩井さんなんかは、今でも常に現役感がありますからね。
たまに「引退します」みたいな宣言をしてますけど、仕事を人に任せたい人じゃないから、絶対に引退なんてできないだろうなと僕は思っています(笑)。
「選択と集中」で本当にやるべきことと向き合う
最後に、宮迫さんの行っている焼肉店の事業について、僕の勝手な予想を書いてみます(笑)。
宮迫さんの「牛宮城」、多分そんなに儲かっていないんじゃないかなと、僕は思っています。
飲食は利益をそこまで出せる業態じゃないし、「牛宮城」は場所も一等地だし、内装もお金をかけてますからね。
あと、本当に儲かっているなら、キッチンカーを出したりする前に、すごいスピードで店舗展開をしているはずなんです。
そうなってない時点で、「あまり利益が出ていないのかな」と想像してしまうわけです。
あと利益が出ていない理由は、価格を頑張って抑えているからでしょう。
『令和の虎』に出てきた回の「交雑牛のサーロイン弁当」も、かなりの量の肉が入ってたし、メチャクチャ美味しかったんですよ。
で、値段は2500円。
「もっと単価を取ってもよかったんじゃないかな?」と思いました。
ホリエモンプロデュースで知られる「ザ ワギュウマフィア」とかは、メチャクチャ価格を上げていて、それでも人気ですからね。
宮迫さんのお弁当も、お肉自体に本当にプレミア感があるし、宮迫さんのお店というだけでレアリティもあるわけですから。
僕の感覚だと3500円は出してもいいし、その値段でも他の焼肉弁当より宮迫さんのお弁当を選びます。
でも、その値段の手頃さと、お客さんのことを真剣に考えてしまうところが、宮迫さんの人柄というかキャラクターなんでしょう。
宮迫さんはお肉の味や料理に対して、お笑いと同じくらい真摯に向き合っている方です。
だからこそ、本人も苦しんでいるんだと思います。
だからこそ、もし宮迫さんが牛宮城の歌舞伎町への出店を考えているなら、僕もフランチャイズで関わってみたいなと思っています。
今週のピックアップホスト
優羽くんはTRIDENTのNo.2で、今回新たに副支配人に昇格しました。
「迷ったら前のめりにチャレンジ」が信念の彼。
どんなに高い壁でも、どんなに嫌なことがあっても妥協せず、本気で向き合う姿を見てきました。
TRIDENTを多くの人に広めるために努力し続ける、彼のさらなる成長に期待です。