どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回はNGGの成長のなかで、「お金のため」以外の目標を持つホストが増えている……という話について書いてみます。
最初は「お金のため」でもいい
NGGがグループ最高の月商を達成した現在は、稼げるホストが増えただけでなく、楽しく仕事をしているホストが増えた実感があります。
それは、「お金のため」以外の頑張る目標を見つけたホストが多いからです。
やはりホストは「お金のために働いてるんでしょ?」と言われがちな職業です。
それはオーナー業も同じです。
開業した当初は、「ホストクラブを経営しているのはお金のためでしょ?」とよく言われましたし、実際にお金のために始めた部分もありました。
そして、若かったり、お金がなかったりすれば、働くのが「お金のため」になるのは普通のことです。
周囲の友達よりお金がない。
家が貧乏だった。
ものすごい稼いでいる人と知り合いになった。
そうやって周囲の人と自分を比較したときに、人は「お金が欲しい」と思うようになります。
その点で、「お金を稼ぎたい」という目標は、他人との比較や、周囲の状況に依存したものといえます。
自分は何をしたいか。どんな人間になりたいか
「俺はこれをしたい」
「俺はこんな人間になりたい」
という欲求が生まれてくる瞬間があります。
自分はどんな人間になりたいのか。
どういう人生を歩みたいのか。
何にこだわって、何を突き詰めたいのか。
そうやって自分としっかり向き合うことで、その人は自分だけの目標にむけて努力し、自分だけのブランドを築くことができるようになります。
僕が率いるNGGでは、その考え方を個々人に身に着けさせることを徹底してきました。
まずは幹部の育成から行い、幹部がその姿勢を身につけました。
そして幹部たちは、自主的にそのような振る舞いをできるようになりました。
そして今では、幹部たちの影響で、若いホストたちも同じ姿勢を身につけはじめています。
オーナーから幹部へ、幹部から現場へとレイヤーが降りてきている感じですね。
そして、実力を持つメンバーの裾野も広がってきています。
こうした変化は、一朝一夕では起こりません。
個人を大事にするNGGのブランドとスタイルは、長い年月をかけて今の形まで発展してきましたし、その結果として最高月商の達成があったわけです。
ブランドやスタイルというのは、そうやって時間をかけて、大事に育てることが非常に大切だと僕は思っています。