ホストとして業界入りすることを決意したものの、やはり採用する権利はホストクラブ側にあることを忘れてはいけません。「新人歓迎!キャスト大募集中!」と謳っているホストクラブはたくさんありますが、応募してきた全員を採用するわけではないのです。
面接を終えて「ぜひうちで働いてよ!」と歓迎される人は、もちろん大勢います。ホストへの適性が高い人は、むしろスカウトされるなど、「一緒にやらない?」という感じで、業界入りを勧められるでしょう。
しかし残念ながら「君は不採用だね」と断られてしまう人だっているんです。何が基準で採用、不採用が決まるのかについても解説しています。
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昼職と夜職とでは求められる価値観が違う
ホストの世界は、いかに自分の個性を発揮できるかが問われます。一般職では「我の強すぎる人は和を乱すので入れたくない」などと言われることがあるかも…?
しかしホストクラブでは、いくら人柄が良くて温厚でもお店にやってきたお客さんから魅力的に映らなければ成り立ちません。ホストクラブで顧客が使う金額は、桁違い。一晩で100万円以上のお金を使う女性がざらにいる業界。
売れるホストは必ず魅力を提供できています。
どういったタイプの人間がホストクラブのキャストとして需要があるのか解説していきましょう。
①ポジティブな人
後ろ向きで、うじうじしたタイプはホストの適性が低いでしょう。ホストは常に競争に晒されて、お客様から選ばれる世界。女性が初めてホストクラブを来訪することを、業界では「初回」と呼んでいます。「初回」では、入れ代わり立ち代わり複数のホストが来店した女性の前へ来て、自分をアピール。
ホストクラブにはどのお店にも永久指名制度が設けられているため、姫と呼ばれる女性客はひとりのホストを選び、今後ついてもらう担当を決めます。反対にいえば顔見せにやってきた、ほとんどのホストは選ばれないわけです。
選ばれなかったからといっていちいち落ち込んでいては、身が持ちません。「切り替えて、次の姫にアピールしよう!」と前向きになれる人ほど、どんどん行動できますし成果を上げるもの。
前向きさと行動力と売上は比例します。ポジティブなホストは陽のオーラを出し続け、周囲を元気づけます。
②共感能力が高い
売れるホストほど聞き上手。反対に売れないホストほど、聞かれてもいない話をペラペラと一方的に話す傾向が強いといえます。ホストクラブに足を運ぶ女性は、現実で癒されない悩みをたくさん抱えているケースも少なくありません。
ホストクラブは、女性を癒したり元気を与える場所。「今、彼女は何で悩んでいるのだろう?」「どういったことを求めているのかな?」など、相手がまだ言葉にしていないことを率先してキャッチできるホストほど、指名をもらえます。
初回や早い段階で女性をヒアリングして、共感を示せるホストは業界でも確かな地位を築いていけるでしょう。
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③地頭が良い
手塚マキさんや信長さんといった、高学歴のホストも過去にいたものの、ホストは10代から業界する人が少なくないため高い学歴を持つ人は少数です。しかし頭が良くないとホストとして成功できない可能性があるのも確か。
ホストとプロ野球選手はよく似ています。一流のプロ野球選手は身体能力だけではなく、咄嗟の判断能力に優れているなど機転が利く人ばかり。ホストも当意即妙な返しでその場を盛り上げたり、自分が得をして相手も得をするというWinWinな発言をしたりと、実はかなり頭を使います。
学歴はそれほど必要ないものの、能動的に頭をふる回転させて自分の力で正解を導き出すことが求められる世界と認識しておきましょう。
④空気が読める
空気を読めた上で、あえて壊すのであれば問題ありません。しかしそもそも場の雰囲気を感じることができなければ、ホストとして成り立つことは難しいでしょう。
ホストクラブを夢の国、ディズニーランドに例える人は結構いますが、ホストクラブへ来るお客さんがエンタメ要素を求めている面は確かにあります。
楽しい話で女性客を笑わせたり、あるいは日常で出会えないほど格好いいルックスでうっとりさせるなど、感情が大きく動く働きかけをするのがホストというお仕事。
女性が退屈しているようであれば率先して盛り上げなければなりませんし、話を聞いてほしいモードだったら親身になって聞き役に徹するなど、状況判断をした上でしっかりと対応できるホストは業界で求められるでしょう。
⑤マネージメント能力が高い
マネージメントは、ホストとして働く上で大切な要素。売れっ子になるほど、複数の女性を担当することになります。現在、女性がどういった心理状態なのか、または経済状態なのかまで把握しておかなくてはなりません。
ホストクラブにやってくる女性の職種は様々ですが、最も多く業界を支えているのは風俗嬢だといわれています。風俗業務はストレス過多になりやすいもの。短期的に地方へ行って、出稼ぎをする風俗嬢なども存在。
くたくたになっている状態で、オラオラした感じでいっても顰蹙を買うだけ。「今は疲労困憊だな…」と感じたら、優しくケアしたり、「無理してお酒をオーダーしなくていいよ」と優しくするなど、駆け引きもできなくてはいけません。
またホストは女性のジェラシーをあえて刺激することも多く、「彼女は独占欲が強いから、このタイミングで煽ると、より太い客になってくれるだろう」などといったアプローチも必要になることも。ホストクラブに通う女性のタイプは多種多様。性格に応じて接し方を変えるなど、きめ細かなコミュニケーションが必要になります。
マネージメント能力は、自身が出世した際にも役立ちます。お店から部下を育てることが求められたときに「この後輩は、こういう感じの声掛けでモチベが上がるはず」など、的確なアプローチで後進を育てることができるでしょう。
売れっ子ホストとなった後、キャストを引退しホストクラブの経営側に回った時にも、培ったマネージメント能力は確実に活きます。
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ホストクラブの面接で落とされるケース5つ
ホストクラブで面接を受けても、全て採用されるわけではありません。どういったものが不採用になりやすいのか、具体例を挙げながら見ていきましょう。
ホストクラブの面接で落ちるケース①「常識の欠如」
世間ではホストに対する誤解が多く、非常識であっても成功すると思われることもあります。売れるホストほど、人の気持ちをよく理解していますし、礼儀作法もしっかりしています。
初回来店の際に、距離感を間違えたり失礼なことを頻繁に言ってしまうホストはまず売れません。「常識なんていらねー」「ただ俺の好きなようにやるだけ」などと常識を違えている人間は、ホストになる以前に面接で落とされてしまうのです。
挨拶がしっかりできなかったり、時間に遅れるなど、遅刻しても謝れないなど、人としての問題点が面接の段階で露見すればまず採用されることないでしょう。
ホストクラブの面接で落ちるケース②「若すぎる」
ホストとして勤務できるのは18歳以上。確かに若い人がたくさん活躍している段階ですが、未成年の人はいくらホストとしての適性が高くても働くことができません。未成年を働かせてしまった場合、ホストクラブ側が営業停止など大変なことになるため、未成年の採用は絶対にないと心得ておきましょう。
ホストクラブの面接で落ちるケース③「年長すぎる」
40歳を超えて活躍しているホストは数名存在します。彼らはいずれも早くからホストとしてのキャリアを積んできた人ですし、一度業界を離れて再デビューなど色々な経緯があってそうなっているだけに過ぎません。
アラフォーになると、業界的にもかなり年長者という扱いを受けるのは確か。お客さんも「若い男の子に接客されたい」と考えているため、キャストとして働いたことのない40代以上の未経験者がビギナーホストとして勤務するのは、そもそも困難でしょう。
ホストクラブの面接で落ちるパターン④「お店のカラーと合わない」
イケメンで揃えようとしているホストクラブに三枚目キャラの人が面接に訪れても「君、うちとはちょっと違うね…」と落とされかねません。
ホストクラブはお店ごとにカラーがあります。王子様系のホストを揃えているところもあれば、笑わせることを得意にしているホストが多数在籍するところもあります。
お店のカラーと合わなくて落とされても凹む必要はありません。たまたまそこの系列や店舗とフィットしなかっただけに過ぎないからです。もし面接で落とされても、他のお店へ行けば活躍できる可能性があるのも事実。
あまりにも自分の持つ個性とかけ離れている場合は、面接をしてくれる人の時間を奪うことに繋がりますので、しっかりと下調べをして、お店と自分との相性を分かった上で面接を受けた方が採用される可能性は高いとえいます。
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面接で質問力をアピールできる人は採用されやすい!
面接担当者がホスト志望者のどこを一番見ているかといえば、やる気です。どの業界でも覚悟が固まっていれば、ハードなことであっても音を上げることはありません。どれだけ美麗なルックスの持ち主であっても、本気度が低ければ成功できないでしょう。
どうすればやる気を伝えられるかといえば、ずばり質問力。面接では担当者がする質問に対して答えを返すところから始まりますが、ホスト志望者側からもたくさん質問があった方が好印象を持たれやすいもの。
そのためには、まずお店のことをたくさん下調べしておかなくてはなりません。「今月ナンバー入りしている〇〇さんは、普段どんな努力をされているんですか?」「厳しいコロナ禍の時代に、どういったやり方で収益化しているんですか?」などと、突っ込んだ質問をしてもいいのです。
前傾姿勢で面接に臨む人間は高い確率で印象に残ります。「これまでこんな角度の質問をする奴はいなかったな」「もし稼げるようになったら、役職を与えてみようか」などと思わすことができれば、確実に面接で採用されるでしょう。
ホストは強い個性を発揮しなければなりませんが、競合から選んでもらう面が多分にある業種。独りよがりでは成立しないため、客観的に見た自分の魅力はどこかを突き詰めておきましょう。
面接で「僕の武器は〇〇です」と即答できるレベルにしておけば、早い段階で高い評価を受けることでしょう。
今はLINEから気軽に応募できる時代となりました。まずは行動を起こすところから、あなたのキャリアはスタートします。わからないことをまとめて、お店のことを調べたらLINEで応募してみることで、あなたの人生が大きく前に進みますよ。