「また聞き返されてしまった…」とか「また噛んでしまった…」などと後悔することはありませんか?
実はそれ、アナタの滑舌が悪いせいかもしれません。
超絶イケメンでない限り、トークなしに売れるようになるホストは存在しません。
滑舌が悪いとトークのテンポが悪くなったり、アナタの言葉をお客様が聞き取れなかったりするようになるので、滑舌の悪さはホスト生命にかかわる問題です。
もし、自分の滑舌に疑問を少しでも抱いているなら今すぐ改善に取り組みましょう。
この記事では、滑舌をよくするためにすぐに始められるいくつかのトレーニング方法を紹介します。
滑舌よく話して、お客様とのトークを盛り上がるのが上手なカリスマホストを目指しましょう!
滑舌を改善する方法
滑舌を改善するためには、なぜ滑舌が悪くなってしまうのかを見極める必要があります。
一般的に滑舌が悪い原因として以下の三つの要因があげられます。
- 話し方が悪い
- 筋肉の使い方
- 心理的な要因
これらをトレーニングで改善していくことが必要です。
では、以下にトレーニング方法を詳しく取り上げていきます。
滑舌改善法①:はっきり発音「母音法」トレーニング
早口になってしまったり、抑揚のない話し方になってしまっているゆえに聞き取りずらいという方は「話し方」が問題になっています。
『話す』というのは、いくつかの単語のつながりを発声することです。
また、単語は一つ一つの音節がつながってできたものです。
つまり、会話の中でどこかの音節や単語の発音がしっかり響いていないので、相手に聞き取りにくく、滑舌が悪くなってしまっているということになります。
この改善のために「母音法」でトレーニングしましょう。
いくつかの言葉を母音だけにして、あくびをするときのように口を開き大きく発声することで、各音節の発声が改善されます。
例えば「おはようございます」なら「おあおうおあいあう」という母音に変換して発声するという方法です。
劇団四季も取り入れているという効果の高い方法ですので、カラオケなどの個室で練習しましょう。
滑舌改善法②:全身を使って発音「呼吸法」トレーニング
呼吸がうまくできていないと、声帯を震わす空気の出し入れが上手にできないので、発音の明瞭さにかかわってきます。
また「話している途中で息切れにならないように」とついつい早口になってしまうかもしれません。
それらを改善するのは「呼吸法」トレーニングです。
吐くのが2、吸うのが1の2:1のバランスで呼吸をすることで正しい呼吸法を手に入れることができます。
4回吐いて2回吸うというトレーニングをすき間の時間などにおこないましょう。
いつもより発声が楽になるので、滑舌の改善にもつながりますよ。
滑舌改善法③:話す不安を打ち消す「深呼吸」トレーニング
失敗を恐れる気持ちや不安が体や舌をこわばらせて、明瞭な発音の邪魔をしているかもしれません。
そのようなときは「深呼吸」して身体と気持ちをリラックスさせる習慣を付けましょう。
8・4・8のリズムで、息を吸う・止める・吐くというのを3回繰り返しましょう。
この時呼吸だけに集中して、腹式呼吸を意識することがポイントです。
この呼吸をすると緊張が解けて身体と心が軽くなるので、仕事が始まる前やお客様の席に行く前におこなうようにしましょう。
まとめ
ホストの命ともいえるトークをうまくいかせるために滑舌の良さは必須です。
そのために以下のトレーニングをおこないましょう。
- はっきり発音「母音法」トレーニング
- 全身を使って発音「呼吸法」トレーニング
- 話す不安を打ち消す「深呼吸」トレーニング
上記のトレーニングをおこなうと、滑舌の悪くなる原因を一つずつ改善していくことができます。
毎日続けることによって少しずつ効果が実感できるようになりますので、慌てず取り組むようにしましょう。