一緒にいるのに退屈な顔をされてしまったり、話すことがなくて沈黙が続いてしまったりすると、気まずい気持ちになりますよね。
気まずい雰囲気が続くとお客様が居心地の悪い思いをして、二度と指名を入れてくれなくなってしまうかもしれません。
『お客様に嫌な気持ちを抱かせずに笑いを生み出すユーモアの技術』があれば、そのような気まずい空気感を感じることはなくなります。
そこで今回は、ユーモアの技術を磨くためにどのような努力をすればよいのかについて紹介していきます。
ユーモアの技術を身に着けて、お客様に心地よい空間を提供できるホストを目指しましょう!
ユーモアとは?
ユーモアとは『その場の雰囲気をよくするために』滑稽なことを言って笑いをとることです。
ただ奇抜なことをすればよいというわけではなく、お互いがそれを楽しいと感じられるような『その場の空気に合った』動作や言葉を選ぶ必要があります。
そのため、その場の空気を読む事が求められるわけですね!
ユーモアとジョークの違い
ユーモアとよく並べて扱われる言葉に『ジョーク』がありますが、ユーモアはジョークよりも高尚で上品な笑いです。
『ジョーク』には、人を『いじる発言』や『けなす発言』『下ネタ』など、相手の欠点や失敗・下品な言葉などを話題にあげて笑いをとることも含まれます。
そういった笑いは、接客の場では気持ちの良いものではありませんよね。
それに対して、ユーモアには『場の空気を温かく』したり、『和ませたり』するという特徴があるので、相手の気分や好みに配慮したものであることが求められます。
嫌われてしまう危険性のある下品なジョークを使うのはやめて、誰からも好かれるようなユーモアのセンスを磨きましょう。
ユーモアのセンスを磨くには?
ユーモアのセンスを磨くには、観察力を磨く必要があります。
前述したように、ユーモアを感じさせる笑いは周りの空気に合っている必要があるからです。
観察力を働かせてお互いの共通点を見出すことができれば、その場を温めるユーモアのヒントを見つけることができるでしょう。
それでは、どのようなポイントを意識すれば良いのか見ていきましょう!
相手の良いところに注目
相手の良いところに注目することがユーモアを感じさせる笑いをおこすために重要です。
相手の良いところを見つけることができれば、褒め言葉を交えながらも思わず笑顔がこぼれてしまうような仕方で物事を表現することができるようになるからです。
相手の持ち物や仕草などからわかる人間性を見つけることができたら、それをどんな褒め言葉で表現することができるかを考える癖を付けましょう。
少し大げさに表現する
相手の良いところを見つけることができたら、それを少し大げさに表現してみましょう。
例えば「笑顔が素敵で輝いている」という人には、「笑顔がまぶしすぎて”もう朝が来ちゃった”のかと思った」などと、その人の笑顔の魅力を大げさに表現して笑いを取りましょう。
褒め言葉を少し大げさに表現することによって場の雰囲気が和みますし、相手も悪い気持ちにはならないので、このような表現を用いてユーモアのヒントにしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、上品なユーモアのセンスを磨くためのヒントをご紹介しました。
・お客様の気持ちや場の雰囲気を考えること
・お客様の良いところに注目して、褒め言葉を大げさな表現でつたえること
慣れるまではなかなか難しいかもしれませんが、誰からも嫌な気持ちを抱かれないユーモアの技術を身に着けることは人気ホストになるために必須の技術といえるでしょう。
ぜひ上記の2点を意識した接客を実践してみてくださいね!