どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNGG(NEW GENERATION GROUP=ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
近年のNGGでは幹部の養成に力を入れているので、今回のブログでは「役職についた人間の成長がより加速する理由」について書いてみたいと思います。
お店のビジョンや自分の目標が明確になる
それはなぜか。理由を3つ説明します。
まず1つ目。
幹部になると、お店のプレゼンや自分のプレゼンをする機会が増えるので、「店をどうしたいか」「自分がどうなりたいか」をより深く考えるようになることが大きいです。
つまり、お店に対しても自分に対しても、明確なビジョンや目標を持てるようになるわけです。
そして、自分の経験や成功事例を人に話す機会が増えることは、自分自身にもプラスになります。
「こんな面白いことがあったんだよね」
「こんなことやらかしちゃったわ」
「お客さんとこんな面白いことできたんだよ」
そうした話を仲間やお客様に話すことで、スキルやノウハウが一段と身につくようになります。
なお、幹部ではなくてもここに書いたことを自然に実践できているホストもNGGにはいます。
そうしたホストたちは幹部の資質があると思うし、ぜひ幹部を目指してほしいと思っています。
自分にブランドイメージが付き、意識が高くなる
幹部になった人間にはブランドイメージがつきます。
役職にはもちろん責任が伴いますが、周囲から見ると「役職=カッコいいもの」でもあるからです。
そのため憧れの視線や尊敬の視線で見られることは増えるでしょうし、自分もその役職に恥じない当事者意識を持つようになります。
お店の代表として、グループの他店と戦う意識や、歌舞伎町と戦う意識が身についてくるわけです。
自分はどこで戦っていて、何に勝ちたいのか。
その意識が高ければ高いほど、その人は成長ができます。
人の戦うステージの大きさは、その人の器の大きさに直結するからです。
だからこそ幹部になった人間は、グループ内での戦いだけを意識せず、もっと広い視野で戦ってほしいです。
誰かのために行動することで、自分もより成長できる
幹部になった人間は、自分のためではなく、誰かのために行動するようになります。
そして、誰かのために行動することは、結果的に自分のプラスになります。
幹部の立場になると、仕事の多くは「自分1人ではできないこと」になります。
ではどうするか。今は「これ、やっとけよ!」と部下に命令する時代ではないと僕は思っています
自分から率先して見本を見せていく。
背中を見せていく。
それにより若手たちが「俺もこうしよう」「自分も頑張ろう」と奮起する。
そういうプラスの循環をNGGでは生み出していきたいです。
実際に今のNGGの幹部たちは、そのプラスのサイクルを起こそうと頑張ってくれていると思います。
そしてプラスの循環を生み出すために必要なのが、「感謝のキャッチボール」です。
「今日はヘルプで沢山飲んでくれてありがとう」
「場を盛り上げてくれてありがとう。今度は俺が楽しませるわ」
感謝すべきことは、そういう些細なことでもいいんです。
そうした感謝のキャッチボールを続ければ、1人の力が2人の力になり、それが5人、10人と増えていく。
ホストという仕事は1人で頑張っただけで上がる売上には限界があります。
でも感謝しあえるパートナーが増えていけば、一人ひとりの売上が「自分1人で頑張ったとき」とは比べ物にならないレベルの大きさまで増えていきます。
これはどんな仕事にも言えることだと思いますし、「自分がいくら頑張っても成功できない」と思っている人は、今一度「誰かのために行動すること」を意識してみてはどうでしょうか。