どもども。歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、自社の表彰式でホストたちに向けて話した「成功すること=ラクして稼げる状態になること」までの道のりの話を、あらためて書いてみます。
「下りのエスカレーターを駆け上がること」から仕事は始まる
僕はその状況を、「下りのエスカレーターを駆け上がるようなもの」とよく例えます。
下りのエスカレーターは、立ち止まっていたら元いた場所に戻されてしまいますよね。
いわば猛烈な逆風が吹いている状態です。
なので、エスカレーターの動きに逆らって、「エスカレーターが下る速さを上回る速さ」を目指して駆け上がらなければいけません。
そうやって無我夢中で走り続けると、「あれ、立ち止まっても同じ場所にずっといられるぞ」と感じられるときが来るはずです。
それは、エレベーターが下る速さに、あなたが昇る速さが追いついたということ。
それが、あなたが一定の実力を身に着けた証拠です。
まずはそこまで頑張ってみましょう。
必死に駆け上がった先に「上りのエスカレーター」が現れる
成長を実感したのはつかの間。
あなたの仕事は停滞するようになり、間もなく成長は止まってしまうでしょう。
だからこそ、下りのエスカレーターを大きく上回る速度で駆け上がることを目指しましょう。
次のステージはその上にあるからです。
おそらく最初に下りのエスカレーターを駆け上がった頃よりも、下りの速度は遅く感じるようになっていて、昇るのはラクになっているはずです。
頑張り続ければ、きっと次のステージに上がれるはずです。
仕事というのは、そうやって一段一段、戦うステージを上げていくことの繰り返しです。
そして上へ上へと駆け上がっていくうちに、ある変化が訪れます。
最初の頃は目の前に現れたのが下りのエスカレーターだったのに、次は「ただの階段」が現れるようになります。
つまり、普通のスピードでラクして登れるようになるわけです。
そうやって戦うステージを上げ続けて、成長と成功を積み重ねたら、一体どうなるか。
次に目の前に現れるのは、上りのエスカレーターです。
「有名になった人」というのは、この上りのエスカレーターに乗っている状態です。
立っているだけで次のステージに進める=ラクして稼げる状態へ
ただ立っているだけで、支持者や支援者が現れます。みんなが愛してくれます。
いわば上昇気流に乗った状態で、「ラクして稼ぐ」ことができるようになります。
その段階を目指しましょう。
そして成功した人は、その成功体験を仲間に話しましょう。
「何を頑張りつづけることで成功したのか」「今も何を頑張っているのか」をシェアしましょう。
成功を目指している人は、同じ方法で頑張ってみましょう。
なお、「ラクして稼ぎたいから」というのは、仕事を頑張る動機として僕は全然アリだと思います。
ただ、ラクして稼ぐためには、まずは最初の下りのエスカレーターを昇りきらなければいけません。
楽園を目指して、まずは必死に駆け上がりましょう。