どもども、歌舞伎町でホストクラブを展開するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は、ホストクラブオーナーの僕が考える「ホストで成功する人の7つの特徴」について解説してみます。
① 声がでかい ②リアクションが大きい
お客様は「話を聞いてほしい」という気持ちでお店にいらっしゃるので、ホストは共感力を持っていることが大切です。
そして、共感の姿勢を声や身体で表すのが「リアクション」です。
そのためホストのリアクションが大きいほうが、お客さんは喜んでくれやすくなる……と言えるわけです。
そして、声が大きい人は自信があるように見えますし、相手の印象に残りやすくもなります。
なお、声の大きさもリアクションの大きさも、「頑張って大きくしよう」と心がけているうちはまだまだです。
その意識付けを1年ほど継続すると、大きい声や大きいリアクションが「普段の自分」になるはず。
その癖がつくまで頑張ってみましょう。
③ 普通の経験談3倍増しで話せる ④ 笑い声が特徴的
お客様の心に自分の存在を刻むことはホストにとって非常に大切なので、「どうしたらお客様の印象に残るか」ということは常に考えてほしいです。
そして、「あの人って面白い人だな」と思ってもらえれば、やはりお客様の印象に強く残るので、話の面白さは非常に重要です。
楽しませるための会話なら、どんどん脚色もしちゃいましょう。
今まで自分が経験してきたこと、人から聞いたことなどを、工夫して面白く話せるテクニックを早く身につければ、ホストとしての成功に確実に近づけるでしょう。
⑤ 沈黙に慌てない
自信がない人ほど、喋らなくていい場面でも必死に喋ったりしてしまいます。
これは女性に慣れていない人にありがちですよね。
でも、「沈黙に慌てないように自分に自信を持てる人間になろう!」と言われて、自信を持てる人なんていません。
なので沈黙に慌てないためには、若いうちにたくさん失敗して、たくさん説教されたほうが早いです。
特に18や19でホストになった人は、まだ社会経験もないし、女心も分かっていない人が大半。
最初の100人のお客様との接客は、もう失敗しないほうが難しいわけです。
女性に年齢を聞いちゃったり、体重の話をしちゃったり、「友達少なそう」みたいに相手を傷つける発言をしちゃったりと、初歩中の初歩のミスもするでしょう。
そうした失敗をしても、「何で自分はお客様に嫌われたのか・怒られたのか」を考えて、それを繰り返さないようになれば、その人は成長できます。
だから自分なりの攻めた接客をして、失敗と反省を重ねた人のほうが早く成長できるし、自分に自信を持って沈黙に慌てない人間になれるはずです。
⑥ お金を投資・浪費・消費で使い分けられる
いい服を買うこと。美容や健康に気を使うこと。いい家に引っ越すこと。
それが自己投資になると思うなら、どんどんお金を使いましょう。
もちろん大事なお客様にプレゼントを送るのも一種の「投資」なので、そのお金も絶対にケチったらダメですね。
そして浪費。
浪費というのは「一切してはダメなもの」ではありません。
ストレス発散のためにパーッとお金を使うことも、ときには必要だからです。
ただ、浪費したときは「これは浪費だな」と自分で認識できていることが大切ですし、ギャンブル等の浪費の割合はやはり増やしすぎてはいけません。
そして消費というのは残りの日常生活に使うお金ですね。これも投資と浪費と分けて考えられるようにしておきましょう。
なお高級時計やハイブランドの服を買う場合も、それが「浪費」になる人もいれば「投資」になる人もいます。
まず単純な話、リセールバリュー(売ったときに何円になるか)がある高級時計は資産にもなるので、一種の投資になります。
僕は貧乏くさい人間なので、そうしたことはキッチリ考えてます(笑)。
また、その時計や服が「身につけているだけで自分に自信が持てるもの」「自分がアクティブに動くモチベーションになるもの」なのであれば、それは浪費ではなく投資になります。
洋服は時計と比べるとリセールバリューは低いですが、僕は自分が気に入った服が手元にないと外に出たくなくなっちゃうタイプなので、服にはたっぷりお金を使います。
そうしないと外に出なくなり、自分の経済活動が止まってしまい、「自分GDP」が下がってしまうからです。
「自分GDP」を上げることに役に立つものには、どんどんお金を使いましょう。
⑦「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」がしっかり言える
でも、ホストになる人間は全員が体育会系の出身者ではないので、意外とこの基本が人ができていない人が多いです。
声やリアクションのデカさと同じく、とにかく早い段階で意識付けをして、自分の癖にしちゃいましょう。
そして、売れてきた途端に挨拶や謝罪ができなくなってしまう人もいます。
人間、天狗になったらおしまいです。
この基本は売れた後も忘れずにいてほしいですね。