どうも~( ^_^)/歌舞伎町でホストクラブを運営するNEW GENERATION GROUP(ニュージェネレーショングループ)オーナーの桑田龍征です。
今回は「飲み会」を一つのテーマに、「誰と・何のために飲むべきなのか」「ホストと一緒に飲むのはなぜ楽しいのか」について書いてみます。
30代は「なぜ、何のためにこの人と飲むのか」を考えるべき
忙しそうに仕事はしていても、「自分は一体何がしたいのか」ということを考えず、ただ漫然と働いている人は多いです。
「この仕事って何のためにしてるんだっけ?」「何でこの仕事をしなきゃいけないんだっけ?」。
そうした本質を突き詰めて考える習慣を持たない人は、いつまで経っても大きな仕事はできません。
飲み会も同じで、「自分は何をしたいのか」が明確な人にはその時間も有意義なものになりますし、自分や事業を成長させる機会にもなります。
飲み会は楽しむものですが、ただ楽しむだけでは勿体ないものです。
たとえば僕は20代前半の女の子たちと飲むときは、その場を楽しみながらも、「F1層のあいだでは何に注目が集まっていて、どんな遊びが流行っているのか」というマーケティング的な目線でも話を聞くようにしています。
同世代の人と飲むときも、年上の人と飲むときも、「人脈を広げる機会になる」とか「前から面白い人だと思っていたこの人のことを深く知れる」とか、何かしら得られることや学べることはあるはずです。
なので僕は「何で今、この人と飲んでるんだっけ?」ということをよく考えます。
こうやって活字にすると「飲み会にまで仕事の目的を持ち込むなよ」と思われるかもしれませんが、人は30代を過ぎる頃になると「ただの楽しい飲み会」よりも「目的のある楽しい飲み会」を求めるようになるんです。
自分ばかり得しようとせず、「恩を売る」場所としても使う
美味しいご飯をご馳走するのもいいし、自分が持っていて相手が持っていない知識を伝えるのもいい。
それを出し惜しみをしてはいけないし、特に自分に余裕のある時期は、相手に与えられるものをどんどん与えるべきです。
飲み会は仕事の種を蒔く場所でもあり、露骨な言い方をすれば「恩を売る」場所でもあります。
実際、そうやって人に何かを与え続けていると、自分が困ったときに「助けてあげるよ」と言ってくれる人が現れやすくなります。
一緒に飲むと楽しいのは「何かを成し遂げたい人」
では、どんな人と飲むと楽しいのか。
「一緒にいて面白いヤツ」と言ったらそれまでですが、僕の場合はより具体的に言うと「何かを成し遂げたい人」と飲むのが楽しいです。
特に今は、「上昇志向のない人とは一緒にいても意味がない」と感じています。
それは従業員と飲むときも一緒です。
何かを成し遂げたくて頑張っているホストとなら、彼が少し疲れてたり落ち込んでたりしても、必ず楽しい飲み会をすることができます。
仲間内の飲み会でもヨイショできるのが「いいホスト」
ホストはお互いに気を使えるし、相手が誰でもヨイショができます。だから絶対に飲んでいて楽しくなるんです。
「仲間内で褒め合う必要なんてあるのか」と思うかも知れませんが、仲間のいいところも見つけられないホストは、独りよがりな仕事しかできません。
一時的に売れることはあっても、その売れ方には限界があるし、何かトラブルがあっても仲間に助けてもらえません。
結果、安定した人気を得られるホストになれないわけです。
仲間のいいところを見つけられる人間はリーダーになれる
そういう人間には人も付いてくるし、情報も集まります。結果としてその人は、店や組織のリーダーになることができます。
また、そうした人間関係の築き方の上手さは、やはりお客様が相手でも生かされます。
だから仲間のいいところを見つけられるホストは、やはり人気のホストになるわけです。
お客さんだけに優しいホストなんて、僕はホストだと思いません。
仲間同士の飲み会でこそ、お互いに持ち上げあって、楽しむべきだと思います。
だから売れっ子のホストと飲むと、やっぱりメチャクチャ楽しいですし、彼が売れている理由が絶対にわかるはずです。